今日の読書 誰にも探せない/大崎梢

東京の大学に通い、編集のアルバイトをしている伯斗が、地元山梨の大学生の幼なじみである晶良の前に現れた。

現在は疎遠になっているが、小学校時代はお互いの祖母が仲が良かった事から一緒に埋蔵金が眠る幻の村を探しに行く仲だった。

小学校以来疎遠になっていたのにも関わらず、幻の村を探しに行くという伯斗に晶良はわだかまりを持ちながらも行動を共にするが、それは単に幻の村を探す、埋蔵金を探すという夢を追ってのものではなくいろいろと厄介事に巻き込まれてというお話ですね。

山梨県が舞台で埋蔵金ということですから武田信玄の伝説になりそうなのですが、武田信玄が一般的だという事を踏まえた上で、狙っているのは穴山梅雪の隠した埋蔵金というのが変に信憑性があるというかんじですね。

大崎梢の作品は日常の謎系の話が多く、実際の事件性があるものにしても日常感のあるものが多いので、この作品は若干テーストは違うかなと思ったりもしますが、何かの思い出を探しに行くというような話は前例があるのでそれほどイメージから離れているとは言えないですかね。

疎遠になっていた幼なじみと、埋蔵金探しという冒険をするというちょっとした青春小説でもあり、冒険小説でもあり、最後にいろいろな謎が集約するミステリーといろいろとコンパクトに詰め込まれています。

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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「誰にも探せない」大崎梢

東京の半グレ集団、美人ジャーナリスト、消えた幼馴染み、 そして平凡な大学生…… 誰が味方で、誰が敵か。手に汗握る青春ミステリー! 大人になって探す埋蔵金は、冒険ごっこではすまないのかもしれない ケンカ別れした幼馴染みの伯斗が数年ぶりに晶良の前に現れた。 幼い頃に夢中になった「埋蔵金が眠る幻の村を探そう」と言う。 かつて祖母からこっそり手に入れた幻の村の地図。それは晶良と伯斗...

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No title

視点が変わって、最初は読み難かったです。
けど慣れれば大丈夫でした。
後半はテンポアップしたせいか、それなりに楽しく読めました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Re: No title

最初は少し戸惑いますよね。
後半一気に行く感じからも、そこら辺はある程度狙ったものなんでしょうね。
トラックバック返させてもらいます。

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