今日のスペシャルアルバム UNION GIVES STRENGTH/GALNERYUS
GALNERYUSの約1年半ぶりのアルバムは曲数が少なくミニアルバムという扱いにするのはちょっと違うと言うことでスペシャルアルバムというあまり聞かない扱いのアルバムになっています。
コロナ禍において音楽業界は通常のライブが出来ないという苦境に立たされわけですが、ライブが出来ないなら楽曲制作をすれば良いじゃないとなっていたり、同時に発表からのライブツアーというお決まりの流れが出来ないからどうしたものかとなっていたり、配信ライブという新たな試みが行なわれたりなどなど、しかしこういった非日常の経験を作品作りに生かさない手はないというのは当然であって、今作もそういた非日常の経験を踏まえたものになっていますが、それでもGALNERYUSはGALNERYUSだなというものになっています。
非日常という意味ではドラマーが交代していて変化もついているのですが、ドラマーの違いをはっきりと意識できるほどのリスナーではなかったりするのですし、楽曲制作に大きく関わってくるようになればまあ変化を感じるかもしれないですね。
1曲目の『THE HOWLING DARKNESS』から9分越えというメロディック・スピード・メタルというよりもプログレバンドだっけという大作ですが、長い曲というよりもいかにもな最初の曲だよねって感じ。
2曲目の『FLAMES OF RAGE』も9分とこのアルバムのスペシャルというのはこういう意味なのかと思わせるもので、このご時世に作られているよねって分かりやすい物ですね。
5曲目の『SEE THE LIGHT OF FREEDOM』は泣きのギターで哀感だしまくりでいかにもな曲、この曲でMVを作っても良いんじゃないかって思うレベル。
6曲目の『WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)』MVが作られているいわゆるリードトラックで、まだまだ日本国内向けのジャンルとしてはメタルはマイナーだから、普及する意味での分かりやすさは強く意識しているのかなっていうバランス感が良いものですね。
そして、メンバーチェンジもあるのでリレコーディングされた曲が2つありますが、個人的に好きな『EVERLASTING』改めて良い曲ですよね、そしてこの頃の曲ならまだカラオケで歌えるんだよなぁ…
配信ライブのDVDも映像として残すものとしては通常ライブよりもカメラの自由さがあって良いのかなというのはありました。
コロナ禍において音楽業界は通常のライブが出来ないという苦境に立たされわけですが、ライブが出来ないなら楽曲制作をすれば良いじゃないとなっていたり、同時に発表からのライブツアーというお決まりの流れが出来ないからどうしたものかとなっていたり、配信ライブという新たな試みが行なわれたりなどなど、しかしこういった非日常の経験を作品作りに生かさない手はないというのは当然であって、今作もそういた非日常の経験を踏まえたものになっていますが、それでもGALNERYUSはGALNERYUSだなというものになっています。
非日常という意味ではドラマーが交代していて変化もついているのですが、ドラマーの違いをはっきりと意識できるほどのリスナーではなかったりするのですし、楽曲制作に大きく関わってくるようになればまあ変化を感じるかもしれないですね。
1曲目の『THE HOWLING DARKNESS』から9分越えというメロディック・スピード・メタルというよりもプログレバンドだっけという大作ですが、長い曲というよりもいかにもな最初の曲だよねって感じ。
2曲目の『FLAMES OF RAGE』も9分とこのアルバムのスペシャルというのはこういう意味なのかと思わせるもので、このご時世に作られているよねって分かりやすい物ですね。
5曲目の『SEE THE LIGHT OF FREEDOM』は泣きのギターで哀感だしまくりでいかにもな曲、この曲でMVを作っても良いんじゃないかって思うレベル。
6曲目の『WHATEVER IT TAKES (Raise Our Hands!)』MVが作られているいわゆるリードトラックで、まだまだ日本国内向けのジャンルとしてはメタルはマイナーだから、普及する意味での分かりやすさは強く意識しているのかなっていうバランス感が良いものですね。
そして、メンバーチェンジもあるのでリレコーディングされた曲が2つありますが、個人的に好きな『EVERLASTING』改めて良い曲ですよね、そしてこの頃の曲ならまだカラオケで歌えるんだよなぁ…
配信ライブのDVDも映像として残すものとしては通常ライブよりもカメラの自由さがあって良いのかなというのはありました。
今日の3枚目 TOKYO JUKEBOX 3 / MARTY FRIEDMAN
日本人以上にJポップを評価しているギタリストマーティ・フリードマンによる日本曲のカバーアルバムTOKYO JUKEBOXの第3弾になります。
TOKYO JUKEBOXの1作目2作目は間隔が2年と立て続けに発表していたり、この時期はセルフカバーを出したりもしていたのでこういう企画物を出す事によって次に繋げる期間で、それを踏まえて次に行くという流れなんだろうと思っていたのですが、9年ぶりにTOKYO JUKEBOX 3を発表という事で、本人はお気に入りの企画だったんだなと再確認しましたし、発表にあたってのインタビューでは相当に満足しているし、このシリーズで日本向けはもちろん、マーティを通じて曲を知って元曲に興味を持つ海外のファンがいて、日本の音楽を普及させる役割を担っていることに誇りを持っている事も公言していて、嬉しくなってしまいますね。
収録曲は 1.負けないで 2.千本桜 3.紅蓮華 4.風が吹いている 5.ECHO 6.The Perfect World (feat.+α/あるふぁきゅん。) 7. U.S.A. 8.宿命 9.行くぜっ!怪盗少女 10.サザンカ 11. Time goes by 12.JAPAN HERITAGE OFFICIAL THEME SONG
日本の楽曲のメロディ至上主義、耳に残りやすい分かりやすさ、そして表面的には分かりやすく、裏側で異様なまでに凝った事をしているけれども、分かる人だけ分かるとか、当たり前過ぎて日本人では気付かないというようなところを強調したいという選曲基準はあるようですね。
3曲目の紅蓮華のように、これは露骨に和を感じさせるものをそれをそのまま汲んでむしろ強調していくのがマーティらしさ全開だなと思いますし
セルフカバー扱いになる 6曲目The Perfect World (feat.+α/あるふぁきゅん。)等を聞くと良い意味で日本向けに寄せているのを感じられて、ビジネス日本好きではない証明となる曲だよなと。
TOKYO JUKEBOXの1作目2作目は間隔が2年と立て続けに発表していたり、この時期はセルフカバーを出したりもしていたのでこういう企画物を出す事によって次に繋げる期間で、それを踏まえて次に行くという流れなんだろうと思っていたのですが、9年ぶりにTOKYO JUKEBOX 3を発表という事で、本人はお気に入りの企画だったんだなと再確認しましたし、発表にあたってのインタビューでは相当に満足しているし、このシリーズで日本向けはもちろん、マーティを通じて曲を知って元曲に興味を持つ海外のファンがいて、日本の音楽を普及させる役割を担っていることに誇りを持っている事も公言していて、嬉しくなってしまいますね。
収録曲は 1.負けないで 2.千本桜 3.紅蓮華 4.風が吹いている 5.ECHO 6.The Perfect World (feat.+α/あるふぁきゅん。) 7. U.S.A. 8.宿命 9.行くぜっ!怪盗少女 10.サザンカ 11. Time goes by 12.JAPAN HERITAGE OFFICIAL THEME SONG
日本の楽曲のメロディ至上主義、耳に残りやすい分かりやすさ、そして表面的には分かりやすく、裏側で異様なまでに凝った事をしているけれども、分かる人だけ分かるとか、当たり前過ぎて日本人では気付かないというようなところを強調したいという選曲基準はあるようですね。
3曲目の紅蓮華のように、これは露骨に和を感じさせるものをそれをそのまま汲んでむしろ強調していくのがマーティらしさ全開だなと思いますし
セルフカバー扱いになる 6曲目The Perfect World (feat.+α/あるふぁきゅん。)等を聞くと良い意味で日本向けに寄せているのを感じられて、ビジネス日本好きではない証明となる曲だよなと。
今日のBlu-ray鑑賞 LEGEND - METAL GALAXY/BABYMETAL
2020年1月25日と1月26日に幕張メッセで行なわれたBABYMETALのライブビデオになります。
今年も本当に始まりの頃は大量の動員がかかったライブでサークルモッシュができる世の中だったんだよなという感慨深いものになりますが、それはそれとしてサードアルバム発売後の世界ツアーの締めくくり、集大成となっているのも感慨深いものになっています。
2日間曲被りは一切無く、初日はアップテンポなダンスナンバー多目、2日目は重めのメタル色強めの曲が多目という感じになっていて、明確に色分けしていますね。
アベンジャーズ体勢3人勢揃い、神バンドも東と西と2組用意し、それぞれ最後の曲は全員登場という締めくくりであったり、元々第何章というように劇場型なライブ展開をしているのが特徴ですが、その中でもこのメンバー構成ではこれで最後と思わせる演出は強く感じさせて、ライブビデオなんて毎回見るほどのことではと考えていると勿体ないかなとは思いますね。
本当はライブに出かける人が勝ちなんでしょうけれども。
今年も本当に始まりの頃は大量の動員がかかったライブでサークルモッシュができる世の中だったんだよなという感慨深いものになりますが、それはそれとしてサードアルバム発売後の世界ツアーの締めくくり、集大成となっているのも感慨深いものになっています。
2日間曲被りは一切無く、初日はアップテンポなダンスナンバー多目、2日目は重めのメタル色強めの曲が多目という感じになっていて、明確に色分けしていますね。
アベンジャーズ体勢3人勢揃い、神バンドも東と西と2組用意し、それぞれ最後の曲は全員登場という締めくくりであったり、元々第何章というように劇場型なライブ展開をしているのが特徴ですが、その中でもこのメンバー構成ではこれで最後と思わせる演出は強く感じさせて、ライブビデオなんて毎回見るほどのことではと考えていると勿体ないかなとは思いますね。
本当はライブに出かける人が勝ちなんでしょうけれども。
今日の2020/BON JOVI
BON JOVIのニューアルバム、元々政治的なメッセージ込みのアルバムを出すことがあるボンジョビですが、アメリカの政治状況というか民主党支持を明確にしているジョンからすると今この時期にアメリカ国民よ何とか真っ当に立ち直ろうというような形のものを発表するというのは分かりやすくもあるわけですが、本当は今年の春には出す予定だったのがコロナ禍の影響で一旦延期し、新たに曲を追加したり歌詞をいじったりして発表するかたちになったと。
1曲目の『Limitless』からアメリカ国内の分裂状態を皮肉に笑い飛ばした『Have A Nice Day』を彷彿とさせていますが、そのイメージもあってか15年前の同タイトルのアルバムの頃の音楽性も感じさせますね。
2曲目『Do What You Can』がパンデミックとなってしまったアメリカの惨状を下敷きに書かれた曲であり、その時にジョンが行なっていた社会活動をMVにしていて、今年でなければ創られることはなかったものですね。
6曲目の『Let It Rain』はアメリカの現状そのものとかではなく、普遍的な困難についての曲になりますが、ハードロック色を抑えるようになったアルバム『Lost Highway』路線ならばMVが創られていそうな曲かなと。
9曲目の『Brothers In Arms』シリアスなネタを軽快な感じにする良さというか、古き良きアメリカンポップス感があって、バラード系が多くなってしまう中でアルバムにはこういうバランスを必要としていると思わずにはいられない曲ですね。
10曲目『Unbroken 』色々とアメリカって…て思うようなMVですし、いかにもボンジョビの曲だよねという色々な意味で象徴的な曲かなぁって。
世界状況としては決してよろしくない事態ですが、ボンジョビの曲作りという意味では、ハードロック色の強い曲数は増えないままとはいえ、一時に比べて言葉数を詰め込み過ぎた感じから離れてきているのは個人的には助かります(何が?)
1曲目の『Limitless』からアメリカ国内の分裂状態を皮肉に笑い飛ばした『Have A Nice Day』を彷彿とさせていますが、そのイメージもあってか15年前の同タイトルのアルバムの頃の音楽性も感じさせますね。
2曲目『Do What You Can』がパンデミックとなってしまったアメリカの惨状を下敷きに書かれた曲であり、その時にジョンが行なっていた社会活動をMVにしていて、今年でなければ創られることはなかったものですね。
6曲目の『Let It Rain』はアメリカの現状そのものとかではなく、普遍的な困難についての曲になりますが、ハードロック色を抑えるようになったアルバム『Lost Highway』路線ならばMVが創られていそうな曲かなと。
9曲目の『Brothers In Arms』シリアスなネタを軽快な感じにする良さというか、古き良きアメリカンポップス感があって、バラード系が多くなってしまう中でアルバムにはこういうバランスを必要としていると思わずにはいられない曲ですね。
10曲目『Unbroken 』色々とアメリカって…て思うようなMVですし、いかにもボンジョビの曲だよねという色々な意味で象徴的な曲かなぁって。
世界状況としては決してよろしくない事態ですが、ボンジョビの曲作りという意味では、ハードロック色の強い曲数は増えないままとはいえ、一時に比べて言葉数を詰め込み過ぎた感じから離れてきているのは個人的には助かります(何が?)
今日の20年ぶり S&M2/METALLICA &SAN FRANCISCO SYMPHONY
メタリカとクラシックとの融合であるS&Mが20年ぶりに進化して帰ってきました。
前回から20年という時が経ち、メタルの中でもクラシック寄りとはあまり思えないメタリカ(企画した当時の指揮者である故マイケル・ケイメンはクラシックの要素が満載だと評価していたらしいですが)も既に壮大な実験を成功させていたという事で、またやってくれたという歓迎する評価は高いのではないかなと個人的には思っていますし、何気にS&Mがメタリカのアルバムの中でも好きなんですよね、企画物なので別枠扱いになるかとは思いますが。
今回はバンドの回りをサンフランシスコ交響楽団が囲う形で演奏されていて、見栄えもかっこよく大人数でのライブ映像がこのご時世物凄く貴重なものに思えてしまうという。
アルバム全体はこんな感じですが
前回の時にはまだ存在しなかった曲であるMoth Into Flameのはまり具合があまりに格好良すぎて、一番のお気に入りになります。
前回から20年という時が経ち、メタルの中でもクラシック寄りとはあまり思えないメタリカ(企画した当時の指揮者である故マイケル・ケイメンはクラシックの要素が満載だと評価していたらしいですが)も既に壮大な実験を成功させていたという事で、またやってくれたという歓迎する評価は高いのではないかなと個人的には思っていますし、何気にS&Mがメタリカのアルバムの中でも好きなんですよね、企画物なので別枠扱いになるかとは思いますが。
今回はバンドの回りをサンフランシスコ交響楽団が囲う形で演奏されていて、見栄えもかっこよく大人数でのライブ映像がこのご時世物凄く貴重なものに思えてしまうという。
アルバム全体はこんな感じですが
前回の時にはまだ存在しなかった曲であるMoth Into Flameのはまり具合があまりに格好良すぎて、一番のお気に入りになります。