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今日の読書 小説 仮面ライダーフォーゼ~天・高・卒・業~/塚田英明

平成仮面ライダーシリーズの小説化、仮面ライダーフォーゼは、メインの塚田プロデューサーの執筆になります。

フォーゼは学園を舞台にした作品でしたが、かつてのように2月でシリーズの交代というのから、秋に改編期が変わったため、作品の最終回と学園物の最終回としておさまりのいい卒業式がリンクしない形になっていました。

そして、最終回終了後の恒例の仮面ライダーMOVIE大戦では後日談として卒業式を描くのではなく、5年後に一気に話が飛んだ舞台になっていたため、弦太朗を始め残りの学園生活は描かれる事なく終わってしまい、しかも何故か5年後には弦太朗は教師になっているというサプライズもありました。

小説版は、テレビ本編の最終回以後で語られなかった弦太朗たちの卒業式の3日前から卒業式までの日、本編中にもあったプロムを軸に話が展開しています。

フォーゼは好きな作品ではありますが、最終回で勿体ないというか、期待していたのに描かれなくて残念だった事に、ダークネビュラ送りにされたという形で、実はM-BUSに送られたホロスコープス達のその後が全くフォローされなかった事が引っかかりまくった作品でもあります。

終盤の怒涛の展開も、基本2話完結で話を進めて行く事がかえって枷になってしまっていて、詰め込み過ぎの部分と拾いきれていない部分を感じてしまった事もあり、どうしても時間が足りなくなったなというのも、仕方が無いと諦めの気持も持ちました。

そういった、残念に思った積み残し部分、これを完全に拾ったのがこの小説ですね。

視聴者としての私が感じていた以上にメインプロデューサーの塚田さんは積み残しを感じていたんじゃないかと思うくらい、細かい所まで設定やら小ネタやら拾って行ってまとめていますね。

小説としても楽しめましたが、これが映像化されていたらばと勿体なく思うくらい、かつてWでスピンオフを作った時のように、この設定でスピンオフも作ってくれたらと本気で思いますが、いかんせん学園ものですから年数がたつと演者の年齢の問題でもう難しいでしょうね。

小ネタとして狙っているのかどうか聞いてみたいのは、美咲撫子がアイドルのグループ研究生をしていたとか、広田玲子がサッカー部と関係してみたり微妙に演者を意識している?というもの。
小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ (講談社キャラクター文庫)小説 仮面ライダーフォーゼ ~天・高・卒・業~ (講談社キャラクター文庫)
(2014/03/01)
塚田 英明

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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

今日の仮面ライダーフォーゼ総括

昨日、最終回を迎えました仮面ライダーフォーゼ。

作品の一年間を振り返るというか、一応毎回やっている事ですし、個人的な感想で総括してみようかなと。

フォーゼの特徴は、やはり学園ものと宇宙もの、そしてあのとんがり頭のインパクトのある姿、この3つは始まる前から絶対に外せないものですね。

仮面ライダーで学園ものまでならば、過去に戦隊でも高校生戦隊が2作ある事ですし、想像できなくはないのですが、そこに宇宙を絡めるとなると、始まるまでどう融合させるのか、さっぱり分からない、始まるまでどういう作品になるのか、皆目見当がつかなかったですね。

仮に、おおよその見当がついていたという人がいるのならば、私はいろいろと教えを乞いたいと思えるくらい。

実際に始まってみると、基本的には学園内の事件の解決という正義のヒーローとしては非常にスケール感が小さい事をやっているのに、宇宙規模の力というスケール感の大きな話という、スケールが小さいのか大きいのか分からないという不思議な世界感に、よく融合させようとしたよなと。

特に終盤は日本が壊滅するかもしれないという急激なスケール感の大きな話になりすぎて、もっと中間点を作っておこうよと思った人も多かったのではないかと。

学園ものと言う事ですが、従来の日本の高校というイメージではなく、序盤で忘れ去られましたが、スクールカーストが分かりやすくはっきりしたアメリカンスクールのような舞台設定。

これも、ある意味ツッコミどころとして、変にリアリティを無くして、同じ高校内でいろいろとバラツキがありすぎるだろうという事を、この学園はこういうもの!とある種の開き直りを作った感がありますかね、もちろん、それ故にこの世界観に入れないと思ってしまった視聴者もいるのでしょうけども、この世界観ではこういうものと受け入れてしまうと、ツッコミどころを含めて楽しんだ方が勝ちかなと思えましたね。

主人公の弦太朗の設定も、1人だけ昭和のヤンキーみたいな学ランにリーゼント、でも行動原理は全ての人とダチになるという、見た目とやっている事のチグハグさがある意味浮世離れした存在として、学園内が非日常の世界へと向かう起爆剤としてぶちこまれた感が強くあり、転校してきたからこそいろいろと動き始める事になるという分かりやすさがあったなと。

転校前から、すでにゾディアーツ絡みの事は起きていましたが、弦太朗無しでは対抗策としての仮面ライダーフォーゼはあり得なかったと。

弦太朗のダチになるという行動は、一般常識から大きく逸脱する事が多く、フォーゼとしてゾディアーツ退治と共に、前半ゾディアーツ絡みの事件の解決は、心に闇を持った生徒に対する、憑き物落としの要素が多く、特にライダー部の面々を揃えて行く過程ではゾディアーツのスイッチを使ってしまった生徒というよりも、関係者としてスイッチを押させてしまった側の生徒だった面々が、弦太朗に触れたことで憑き物が落ちたように、若さゆえの視野狭窄から逃れる事になるというパターンが出来上がり、これによって、力技の解決も、弦太朗だから仕方がないと思えるようになったのではないかと。

ただ、弦太朗のみんなとダチになるという行動原理も、理由そのものが明確にあるわけではなく、ダチになる事が目的のための目的になってしまった感があるのは、大いにもったいないというか、ここの理由づけの弱さゆえに、感情移入しづらい側面があったのはあるかもしれないですが、私なんかは、それでも弦太朗だからなぁという結論になってしまうのですが。

この弦太朗だから仕方がないという構造は、力技の解決を肯定的に評価する物ではあるのですが、正直力技すぎるというか、設定の粗があるからこそ力技になってしまっている部分も多くあり、この粗が気になってしまう人には、力技の解決も否定的にしか捕えられなく、もっと細かい所まできちんと詰めて話を作れと感じても仕方がないレベルかなとは思えますね。

ゾディアーツスイッチに関して、結局スイッチが主なのか本人が主なのか分かりにくい部分というか、矛盾すら感じる部分があり、どの星座になるのか、ホロスコープスに進化するのかどうか、条件が曖昧だったかなと。

後半校長がラプラスの瞳の力を得てからは特にそう感じずにはいられなかったというか、元々本人の資質ならば、最初からホロスコープスに覚醒しなければおかしいし(ユウキのジェミニ、蘭のピスケスのようにいきなりホロスコープスになったとか)逆にラストワンを迎えた後に覚醒して進化する条件はじゃあ何だったのか?と分からないままになったのが、ちょっとどうだろうと思わずにはいられなかったですね。

ホロスコープスになるのは容易いことではないとしたかったからというのもあるのでしょうが、やはり12星座というのは多過ぎたという事ですかね。

とはいえ、星座という物を使う以上12星座の特別感は外せないでしょうが。

世界観や解決法に力技が多かった事は、それはそれで楽しんだ事は確かな中でマイナス点にしなければいけないのですが、とんがり頭のインパクトの強かったフォーゼの姿形、変身ギミック、変身後ギミックに関しては、途中参加のメテオも含めて非常に良かったのではないかと思いますね。

変身するためにカウントが必要で時間がかかるというのも、そのカウントのたびに、いろいろな画面を挿入するという楽しみにというか、見せ場として成り立たせていましたし、変身後も40もあるスイッチをどう使うのか、使いこなせるのかという当初の疑問も、もちろんスイッチによって使用頻度も違いますし、存在そのものがツッコミ待ちなものもありましたが、最強フォームであるコズミックステイツが出た以降でも、見せ場として上手く使って、アクションで活用していましたし、パワーアップしたらば、それまでのものは用無しという事にならずに楽しませてもらえたかなとは思っています。

スイッチの数がありすぎて、きちんと把握しているわけでは無かったですけどもね。

仮面ライダー部という仮面ライダーを部活にしてしまうなど、過去に例がないある種の実験作な部分があった今作ですが、実験的な要素と王道展開な部分と、スケールが大きいのか小さいのか分からないという事などもひっくるめて、実験作なのか王道作なのかわからない、振れ幅のある作品だったかなぁというのがあるでしょうか。

1年間楽しめた事は間違いないんですが、同時に伏線?と気になった事が実はそうではなかったようだったり(弦太朗の両親不在は何か意味があるのだと勝手に思っていた)江本教授がダークネビュラに送ったふりをしてM-BUSにかくまっていた人達が最終回で完全スルーだったりと気になる所も多く存在してしまった作品ですね。

いろいろと詰め込み過ぎたと言えるのかもしれないかなぁと。

ただ、今は最終回後にライダー大戦の映画が定着してきているので、スルーしたかのように見えた物がスルーでは無かったという可能性も残しているのが、評価を難しくはしていますかね。

それを前提にしたとしても、きちんと最終回らしい決着は付いているので問題はないと言えますけども。

何度も繰り返しになりますが、力技だらけで満点の評価をする事はできませんでしたが、1年間私は楽しむ事ができましたと。
   

今日の仮面ライダーフォーゼ 最終話

「青・春・銀・河」

賢吾が消滅させられたのを目の当たりにした弦太朗は泣き叫びます。

そこに、理事長と立神がやってきて親友の形見だとフォーゼ・ドライバーを渡し、今度目障りな事をしたらば、容赦しないと去っていきます。

ラビットハッチから先に脱出していたライダー部の面々を見ると、理事長は始業式のスピーチを楽しみにするように宣言します。

ラビットハッチから弦太朗と流星も脱出してきますが、ラビットハッチは爆発し2度と行く事は出来なくなってしまいました。

理事長の圧倒的な差を見せつけられ絶望しているライダー部の面々でしたが、そこでユウキは賢吾から渡された手紙があった事を思い出し、読み始めました。

そこには、賢吾から部員1人1人への思いと、理事長を恨まないように、理事長を止め、絶望に光を与えるようにと言う願いがつづられていました。

新学期、職員室では理事長がゾディアーツの黒幕だったと力説する大杉先生の姿が。

しかし、佐竹先生や諸田先生はまともに取り合ってはくれません。

弦太朗が戦っていたという事を遥先生は告げますが、戦っていた事は佐竹先生も知っていますが、それでもやっぱり信じらることではない。

そんな中、理事長の校内放送が始まります。

自分がゾディアーツスイッチをばら撒いてきた事、自分の目的達成のためにモルモットになった生徒達に感謝し、自分が宇宙に旅立ち、その時地上は壊滅するというお別れのスピーチ。

校内に動揺しまくっている中、弦太朗は理事長開発の野菜スープをたいらげ、屋上に集まっていたライダー部の面々と合流します。

理事長との最終決戦に向かおうという所で、弦太朗は理事長の所に行くのは自分と流星だけ、他のメンバーにはしてもらいたい事があると告げます。

フォーゼとメテオになり、ダークネビュラに向かってサジタリウス・ノヴァになって浮かんでいる所に乱入。

ダスタード達をバイクに乗ったまま蹴散らし、弦太朗は理事長の全てをひっくるめてダチになると最後のタイマン。

ロケットステイツ、エレキスティツ、ファイヤーステイツ、マグネットステイツと姿を変えながら食らいつきます。

流星は立神とのタイマン、理事長のために命を捨てる覚悟のある立神に対して、天高でできた友のために生き抜くと。

自ら滅びを認めた男に負けないと、渾身のキックで、ついに立神を粉砕。

弦太朗はコズミックステイツとなり、理事長を連れてワープ。

ワープ先は天高の体育館。

そこには、卒業式の準備が。

ユウキ主催のこの支配からの卒業という事で、理事長からの卒業式が開始されます。

美羽とキングと、わざわざ制服を着てきたんですね。

理事長への感謝への言葉、それこそ理事長の信念と真逆の言葉達。

そして、弦太朗の卒業証書授与の、ライダーロケットドリルキック。

ついに理事長を倒し、弦太朗は理事長とダチになろうとします。

ダチのシルシを交わすと、理事長は超進化を続けてきた限界がやってきてしまい、苦しみ出します。

限界が来て自業自得となった事で理事長は弦太朗に、プレゼンターとなり夢をかなえてくれるようにと託し、ボロボロになりながら体育館を去ります。

その夜、公園で子供時代の約束を思いだし、自分は約束を果たせなかったが、生徒たちが果たしてくれるだろうと思いながら消えていきました。

翌朝、賢吾からの手紙を見詰めながら、この手紙を持っていると毎日泣いてしまうと弦太朗は橋から手紙を投げ捨てようとすると、その手が止められてしまいます。

人からもらった手紙はちゃんと読めと止めたのは賢吾でした。

1話と逆の立場になった賢吾でしたが、どうやら理事長のおかげで再生したよう。

コアスイッチは無くなってしまって、頭痛も無くなったので今度は普通の人間として生きていく事になるよう。

校長も理事長もいなくなってしまった天高ですが、佐竹先生を中心になんとかやっていきそうですね、諸田先生が目立ちすぎですが(笑)

流星は交換留学の帰還も終わり、昴星学園に帰る事に。

友子は流星が彼女持ちではないと知って怪しい妖気が(笑)

美羽に指輪をプレゼントするキングですが、美羽の目に留まったのはウィザードの大きなリング(笑)

蘭とハルは体調も戻り、新生ライダー部も活動開始と言う事でおしまい。

江本教授がダークネビュラ行きとしてひそかにM-BUS送りにされていた人達は?と気になって仕方がないんですけど、まさか江本教授がいなくなったからそのまま放置?

と気になる事はありますが、今回で最終回。

細かい事で気になる事はちょこちょこありますし、力技だらけでしたが、1年間楽しむ事はできました。

総括はまた別に書こうかなと。

今日の仮面ライダーフォーゼ 第47話

「親・友・別・離」

1969年アポロ11号が打ち上げ成功した時、宇宙からのメッセージを少年が受け取っていました。

ピスケスになった蘭は体力の消耗が酷く入院、今度はハルが付き添う事に。

賢吾は月面に出て地球を眺めながら、弦太朗とユウキに、自分がフォーゼになれなかった理由、時々起る発作が何であったのか、そして自分が何者であったのか理解したと説明を始めます。

月面で宇宙服のヘルメットを外し、自分はコアスイッチから生まれた、コアチャイルド、コズミックエナジーがマテリアライズされたものだと。

20年前月面でコアスイッチが賢吾の父親と理事長がコアスイッチを発見した事から始まった。

プレゼンターが他の惑星の知性体と接触のためにばら撒かれたのが、コアスイッチ。

その秘密を解ける知性をもった生命体だけが、コンタクトを獲る事が出来る、いわゆる選抜試験のようなものだと。

コアスイッチを研究していた賢吾の父と理事長は研究方針で対立。

フォーゼ・システムによる安全なワープ航法を開発しようとする賢吾父と、人体に危険なゾディアーツ・スイッチによる人類の強制進化を進める理事長。

自分の代でプレゼンターへの接触を成功させたかった理事長と、次の世代に引き継ぐ事を視野にいれた賢吾父。

ゾディアーツスイッチの開発に成功した理事長は江本教授に賢吾父とコアスイッチの排除を命令。

しかし、襲撃の前日コアスイッチからコアチャイルドが誕生、それが賢吾。

改心した江本教授は賢吾を親戚の家へと預ける事に。

一気に説明する賢吾、大杉先生ではありませんが、キャパオーバーになっても仕方がないくらいのものですね。

賢吾は一通り説明すると出発の準備を始めるとラビットハッチを出て行こうとします。

コアチャイルドは知的生命体のサンプルであり、プレゼンターの元に戻るという事。

賢吾は完全に自分の役割と割り切っています。

理事長は再びダークネビュラを召喚しようとしていましたが、コアスイッチの影響で召喚できなくなって御乱心。

立神に八つ当たりをしますが、理事長に完全なる忠誠を誓っている、立神はそのきっかけとなった初対面の頃の話をして、いかに自分が理事長に心酔しているかを語ると、落ちつきを取り戻し、超新星を出してサジタリウス・ノヴァになり、賢吾の排除を誓います。

賢吾は部屋の片づけも終わらせ、お別れの準備が出来た所へ、弦太朗とユウキがやってきます。

賢吾は弦太朗にフォーゼドライバーの返却を求めます。

覚醒したコアチャイルドがフォーゼドライバーを使う事によって、ワープゲートが開くという。

今まで賢吾がフォーゼドライバーを使えなかった理由は、まだ帰還する準備が揃っていなかったから、ストッパーがかかっていたのだと。

ここ最近頻発していた発作も覚醒のためのコズミックエナジー変換の副作用だったと。

賢吾の姿も人間と言うサンプル以上の意味は無いと、淡々と語る賢吾に対し、弦太朗は賢吾はサンプルなどではなく、ダチだと涙を流して迫りますが、それに対しても賢吾は友情というデータ、弦太朗と言う非常識な存在の記憶もプレゼンターが興味を持つだろうと、完全に他人事へ。

ライダー部達との思い出もサンプルでしかなくなったと、コアチャイルドとして覚醒した瞬間に人間の感情を無くしてしまったと。

賢吾の発言に納得いかない弦太朗は、賢吾が月面で地球を見て涙していた事を指摘し連れ出します。

ラビットハッチでは、賢吾の話が本当なのかどうか、別れの時が来てしまった事、賢吾が感情を無くしてしまったようだが、本当に別れならば、その方が辛くないのかもしれないと感傷的になっています。

そこに、賢吾を探して立神登場。

流星が向かいますが、生身同士の戦いでも流星は圧倒され、互いに変身。

美羽が弦太朗に連絡をしようとしますが、邪魔をされてしまいます。

大杉先生は美羽のピンチに勇敢にも?無謀にも向かっていきますが当然簡単に吹っ飛ばされるだけ。

立神はラビットハッチを破壊していきます。

JAXAに行った弦太朗は賢吾に地球の模型を前にしながら、自分が初めてラビットハッチから地球を見た時に涙を流してしまった事を告白。

1人だけ輝いている姿を見て、寂しそうで大切に思えたと。

さっき、賢吾が地球を眺めていた時の顔は同じように見えたと。

感情が無いようには思えないと。

弦太朗は賢吾の全てを受け入れ、全力で応援する、だから無理して芝居はするなと。

賢吾は人間の感情が無くなったと言っていたが、実は芝居だったと認めます。

そうでもしないとつらすぎると。

サンプルでしかない自分はサンプルらしく振舞うしかないだろうと。

自分だって別れたくは無いんだと。

泣きながら言う賢吾に対し弦太朗も泣きながら行って来いと、ただし人間として、全てのダチの代表として、プレゼンターともダチになって来いと、そして自分たちの力で必ず行くから待っていてくれとフォーゼドライバーを渡します。

ユウキも泣きながら歌を歌って賢吾と自分と元気づけようとします。

学校に向かうと、大杉先生がボロボロになりながら、ラビットハッチが襲われた事を告げます。

弦太朗達がラビットハッチに行くと、破壊されたラビットハッチ内に力尽きているライダー部の面々を目にします。

そこに、理事長がやって来ます。

18年前に破壊したはずのラビットハッチがある事が忌々しい事として、賢吾の父親を批判します。

孤高故の絶望を感じている理事長と、全ての者とダチになるという弦太朗の正反対のぶつかり合い、そして賢吾にコアスイッチを渡すように迫りますが、賢吾は拒否。

賢吾は理事長に本当は自分が選ばれた存在ではない事に気が付いているだろうと指摘し、プレゼンターの元に行くのは自分だと宣言。

サジタリウスになり矢を放ちますが、賢吾には通用せず。

弦太朗が賢吾を下がらせてフォーゼに変身。

理事長と立神の2人と戦い始めます。

そして、2人を抱えて月面へと飛び出します。

ラビットハッチから空気が漏れ始めると、ライダー部はなんとか避難しようとします。

月面に放り出されそうなユウキを捕まえた賢吾はユウキに礼を言うと、手紙を渡し避難させます。

賢吾がいなくなればザ・ホールも消滅しダークネビュラが作られる事も無くなり日本壊滅も避ける事が出来ると言い残します。

月面に出た賢吾は理事長と立神を吹き飛ばすと、弦太朗と最後の別れ。

弦太朗はメテオが作りだした光球の中でフォーゼドライバーを渡すと、友情のシルシを交わし、別れます。

賢吾はフォーゼに変身し旅立とうという所に理事長がやって来てサジタリウス・ノヴァに。

賢吾にキックを浴びせると、変身前の賢吾は吹っ飛ばされ、コアスイッチを落としてしまいます。

そして、スイッチを拾い上げるとあっさりとスイッチを破壊。

賢吾は光となって消えてしまい、ラビットハッチで見ているだけしかできなかった弦太朗の叫びが響き渡る中次回最終回へ。

賢吾が消えてしまい、強化された理事長だけではなく、立神もまだ残っている中、果たしてどういう決着になるのでしょう?
   

今日の仮面ライダーフォーゼ 第46話

「孤・高・射・手」

友達を必要としない人がいるという理事長に対し、歌星博士が友達だったのではないかと言う弦太朗。

理事長は科学者として評価はしていたものの友達では無かったと。

理事長は人類の進化の頂点に立つと。

圧倒的な力で弦太朗達を寄せ付けず、ピスケスを連れ去ろうとしましますが、蘭はピスケスの変身を解いて拒否、時間を与えるとして去っていきます。

賢吾はまたもや倒れてしまいますが夢の中でアストロスイッチが自分に向かってやってきて吸収した後に、自分の手に別のスイッチがあることに気付きます。

ピスケススイッチがまだ青く、覚醒していないから蘭を見逃したという事で、理事長も立神も賢吾からただならぬものは感じてはいるようで。

ラビットハッチに校長がやってきます。

校長たちはフォーゼもメテオもゾディアーツスイッチの刺激剤と言うくらいのものとして容認していたと。

大杉先生は、校長先生がリブラの正体と、かなり遅れて反応、園ちゃん先生がスコーピオンであったという事も、他のライダー部よりも遅れて理解したようですね。

というか、園ちゃん先生がスコーピオンの正体だったと知らされた時の弦太朗の反応は知りたかったんですが。

ピスケスのスイッチは他のスイッチと違いまだ覚醒してい無いとはいえ幹部スイッチ、フォーゼになっても破壊できない。

ラビットハッチにいる事が、一番安全とは言え、このままでは埒が開かないということで、校長は理事長の部屋に潜入してホロスコープスのスイッチを奪う事を提案。

弦太朗と流星が一緒に行く事になります。

倒れた賢吾は自宅で寝ていたという事で、そのお世話はユウキ。

目が覚めた所で、ユウキはお粥を作ると。

賢吾はユウキが作るという事で、とんでもない宇宙お粥が出てくる事を想像しましたが、あいにく、幸運にも材料が足りなくて、普通においしいお粥が出てきます。

ハルの病院に行っていたJKからの通信が。

立神が病院にやってきて、ハルを人質にして蘭にピスケスのスイッチを持ってやってくるように言います。

キングと美羽の制止を振り切って蘭はスイッチを持って飛び出してしまいます。

赤い部屋に入るとジェミニ爆弾が。

校長が爆発に巻き込まれた?となる中、追い打ちをかけるようにレオ・ダスタードが現れます。

弦太朗と流星は変身して応戦。

マグネットステイツに変身すると、流星はNのマグネットスイッチを渡すように言います。

そして、受け取ったNマグネットを使い、弦太朗のS極とで引き合い挟み撃ちで撃破。

そこに、美羽から連絡が来て蘭の事を伝えられます。

賢吾はUSBメモリを確認し、江本教授の真意を知る事になります。

ハルを救出に向かった蘭は、立神に向かっていくためにスイッチを再び押す事に、そして襲うとした瞬間にスイッチは青から赤へと変わります。

ピスケスとレオとの一騎打ちの中、フォーゼがやってきます。

助っ人登場と思った所で、友子は勘のよさでフォーゼが偽物と見抜きます。

フォーゼはリブラの変身によるものでした。

オンドゥルルラギッタンディスカー!?ということで、校長はやっぱり裏切り者。

理事長を裏切ったふりをしただけで、蘭にピスケスのスイッチを押させるための三文芝居だったと。

校長ですから、ある意味驚かなくなっているというか、でも、あそこまで理事長崇拝しているとは思わなかったですけどもね。

校長の裏切り、ゾディアーツを作るために存在する天高というもの全てをひっくるめて、弦太朗はブチ切れます。

流星も校長を最低の男とブチ切れて弦太朗、流星と校長、立神との激闘開始。

そこに、理事長サジタリウス登場。

圧倒的な力で弦太朗達を寄せ付けず、誰とでも友達になれるなんて言うのは、子供の夢物語と切って捨て、12個揃えたホロスコープスのスイッチを手にし、ダークネビュラを作り出します。

そこに賢吾が登場。

サジタリウスがワープゲートを開くために12個のスイッチを使う時、攻撃力はゼロになるという江本教授が残したデータから知った事を告げます。

そして、賢吾は弦太朗がこれが最大のチャンスとけしかけます。

弦太朗はリミットブレイクいを狙いに行きますが、それをまさかのリブラが阻止。

自分を犠牲にして理事長を守った校長は命を落とします。

それを見た弦太朗が校長は友達ではないのかと理事長にいいますが、友達ではないとあっさりと。

友達と言う存在全否定に賢吾がブチ切れます。

すると賢吾から光が出るとダークネビュラを消してしまいます。

理事長と立神はその場を去り、賢吾はスイッチを浮かび上がらせ体が半透明に。

クライマックスまであと2話、賢吾はどうなってしまい、物語はどういう収束に向かうのでしょう?
   

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