今日の読書 小説仮面ライダーウィザード/きだつよし
平成仮面ライダーシリーズの小説化、仮面ライダーウィザードになります。
ウィザード編はテレビ本編が終わり、その後日談扱いなるMOVIE大戦で晴人がコヨミに対する事で一応の決着がついた後の話になります。
基本的に晴人視点で書かれる章とリン子視点で書かれる章で交互に進められていく形になりますが、内面描写が強めに扱われているのが楽しめますね。
仮面ライダーウィザードは主人公の操真晴人が常にひょうひょうと本音を見せずにいたため、行動原理もよくわからないし、何を抱えているのかも分かるのが後半になってからと、なかなか感情移入させないような作りでした。
それが狙いであったという事は理解できるものの、内面を明かさないならばほとんど明かさないままで行ききるというのも手であったし、過去を明かすならばいろいろとタイミングが遅かったよねと感じる部分が多い作品でもありました。
私は楽しんだ作品ではあるもののちょくちょくあった粗も気になりましたし全体のバランスの悪さ、話の展開のタイミングの悪さは感じた作品でもありました。
それを踏まえたうえで、小説版は晴人と凛子の内面描写がふんだんにあり、晴人がドーナツは頑なにプレーンシュガーしか頼まなかった理由なども入っていたりと、小説版のために取っておいたのかと思えるほど。
映像作品と小説では表現方法が全く違うものですが、映像作品にしても本音をあまり表に出さなかった晴人の内面がしっかりと書かれていて、後日談としても上手い形で着地点に持って行ったなと思える作品になっていて、本編を上手く補完したんじゃないかなと思えます。
ウィザード編はテレビ本編が終わり、その後日談扱いなるMOVIE大戦で晴人がコヨミに対する事で一応の決着がついた後の話になります。
基本的に晴人視点で書かれる章とリン子視点で書かれる章で交互に進められていく形になりますが、内面描写が強めに扱われているのが楽しめますね。
仮面ライダーウィザードは主人公の操真晴人が常にひょうひょうと本音を見せずにいたため、行動原理もよくわからないし、何を抱えているのかも分かるのが後半になってからと、なかなか感情移入させないような作りでした。
それが狙いであったという事は理解できるものの、内面を明かさないならばほとんど明かさないままで行ききるというのも手であったし、過去を明かすならばいろいろとタイミングが遅かったよねと感じる部分が多い作品でもありました。
私は楽しんだ作品ではあるもののちょくちょくあった粗も気になりましたし全体のバランスの悪さ、話の展開のタイミングの悪さは感じた作品でもありました。
それを踏まえたうえで、小説版は晴人と凛子の内面描写がふんだんにあり、晴人がドーナツは頑なにプレーンシュガーしか頼まなかった理由なども入っていたりと、小説版のために取っておいたのかと思えるほど。
映像作品と小説では表現方法が全く違うものですが、映像作品にしても本音をあまり表に出さなかった晴人の内面がしっかりと書かれていて、後日談としても上手い形で着地点に持って行ったなと思える作品になっていて、本編を上手く補完したんじゃないかなと思えます。
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今日の仮面ライダーウィザード総括
本日をもって仮面ライダーウィザードが終了という事で、毎回恒例化している総括っぽいものを。
最終回とはいえ、ラスト2話は特別編という事で、本編が終わってからすでに2週間経っているので、その間にある程度考えはまとめられたかなぁと思っています。
最初にウィザード全体の感想というか、評価ですが、一定水準以上楽しめた事は確かながら、細かい所の設定のつめが甘いというか、粗があって勿体ないと感じたり、全体のバランスがもう少しなんとかならなかったかなぁと、主要登場人物の出番や、話の流れ全般の伏線の張り方と回収のタイミング、もっと早くに明かしておいた方が良い謎や過去についてのものは、バランスを変えていればもっと盛り上がったんじゃないかと思えるものがありましたね。
仮面ライダーウィザードは、魔法使いという設定で魔法を使って変身したり攻撃したりというのが最大の特徴になるわけでして、その魔法を使うために指輪というアイテムが必要というのが象徴的に使われているのも大きな特徴でもあったりします。
そのため、アクションでは攻撃でパンチやチョップなど直接手で攻撃するという物が制限され、その代わりに魔法を多用したり武器を常に使用したり、制限されたアクションの中で、それでも動きを印象付けるためにいつに無く回転をするアクションだったりと、アクション面では他の作品との差別化という意味でも面白い試みだったと思いますし、パンチを制限し続けたからこそ、最終回でソラからコヨミでもある賢者の石を取り出すために、パンチ解禁という印象深いシーンにつながったので、成功したのではないかと思います。
ただ、魔法という意味では初期の頃は新しい魔法がどんどんできて、輪島さんから指輪を渡されて、役に立つのかどうなのか分からない、時には単なるネタにしかならない指輪が出てきたりしていたのですが、後半はそういった物は無くなりドラゴン系のものかインフィニティだけという感じになってしまったのが、後半までネタをやり続けるわけにいかないとはいえ、少し残念。
また、魔力切れという要素も後半になるとあまり描かれなくなり、例えばインフィニティを多用しない理由というか、言い訳として魔力切れがあるから、できれば極力インフィニティには変身したくないというようなものを入れておけば良かったのに、特に触れられなかったのを勿体ないと感じたりもしましたね。
そして、戦う理由というか基本的にはゲートが絶望するとファントムを生み出す事になり、ゲートの人は死んでしまうから守らないといけないという設定は、ゲーム的であり、ファントムがやたらめったらと暴れたりしなかったり、すでに沢山いるファントムが一斉に人を襲ったりするわけではないという制約をかける事にも成功していて面白かったのですが、絶望するとファントムが生まれるというのは面白いのですが、そこにファントムが絡む理由が弱かったかなぁと。
もちろん、ファントムが絶望的な状況を意図的に作り出すという事までは分かりやすいのですが、それこそ絶望しやすい人ならば、勝手に絶望する事もあり得るわけで、実際にファントムを倒した事によって絶望するという、酷いオチに使われた話もあったりしたわけで、もう少し設定を詰めておけばなぁと。
例えば、絶望しかけて体にひび割れができたゲートから、ファントムが何がしかの事をする事によって初めてファントムが生み出されるとか、そこまでやっておかないと中途半端な解決にしかならなかったなぁと。
ひび割れができて、アンダーワールドにいってしっかりと退治して、指輪を渡して、もう絶対にファントムは生み出されないという解決にまで持って行った例ならば問題ないのですが、とりあえず襲ってきたファントムを倒して、東京から離れていれば、もう襲われる事は無いと言われても、その根拠となるものが、特に提示されていないというのは、ひっかかりを感じた人が多かったのではないかなぁと。
それこそ、東京を離れて仮にファントムに襲われる事が無くなったとしたところで、勝手に絶望的な状況になって、勝手に絶望してしまったらば、晴人の知らない所でファントムが生み出されるという事になるのではないかと。
ゲートの扱いという事で、いろいろと粗を突っ込みたくはなりましたが、絶望したらば怪物を生みみだしてしまって自分は死んでしまうという設定は、本当に面白かったですし、終盤はやらなければいけない事が多過ぎて、おざなりになってしまいましたが、その人が本当に心のよりどころとしているのは何かというのを、じっくりとやる時間がある話は、希望は人によって様々というのを出せていて面白かったんですよね。
主要登場人物ですが、晴人は最後の希望になるというわりに、やや主体性が薄いというか戦う理由として、自分しかその力がないからという以上の動機が薄く感じられたのは否めないかなとは思いましたね。
前作フォーゼの弦太朗がキャラが濃過ぎたせいで、余計に薄く感じてしまった部分もあるでしょうし、前作との差別化という意味でキャラが被らないようにしたという狙いはあったんでしょうけれどもね。
ただ、小出しにされた過去、早いうちに両親を失い、自分は最後の希望だったという事は最後の希望であろうとする事の説明になっていましたし、悪くは無かったんですが、両親を失ってから魔法使いになるまでの間、サッカー選手を目指していたエピソードはもっと早くにやっておけばよかったのにと、もしくはあのタイミングでやるくらいならば、いっその事完全に伏せておくくらいでよかったんじゃないかなぁと思いましたね。
そして、物語のキーになったコヨミ。
初登場から、普通の人間ではないという事を散々強調していましたし、実際に魔力で生きているという特殊な立ち位置だというのもあり、終盤キーになる扱いになるのも分かるには分かるんですが、とにかく中盤ほとんど出番が無くなったというか存在意義が無くなったのが、勿体ないにもほどがあるというか、中盤もっとしっかりと出番を無理矢理にでも作っておけよと思わずにはいられなかったですね。
初期は、自分が普通じゃないという事で、晴人と輪島さん以外とは接触を避けていたのが、凛子や瞬平との壁を無くしていくあたりまで、この流れは良かったんですが、壁がなくなった事で出番も無くなってしまったなぁと。
外に出かけない代わりに晴人にファントムの状況を知らせるという役目が初期の頃にはあったのが後半はほとんど無し。
晴人とコヨミが特別に結びつきの強い2人であるという事は、初期には強調されながら、終盤になってようやく思いだしたように出てきたのが、もっと早くになんとかできなかったのかと。
凛子と瞬平は、晴人に救われたという所から、晴人の手伝いをするという役回りでしたが、警察官として、勝手に動いている部分があって本職の方は問題があるにせよ、十分に役に立った凛子はともかく、瞬平は良くも悪くもウザイという役回り過ぎたなぁと、瞬平の出番をもう少し削ってコヨミの出番を増やしておけばと思わずにはいられなかったり(笑)
2号ライダーの仁藤は、魔力を食べ続けないと自分の命が危ないという、主役以上に主役な設定、それでいて悲壮感を感じさせず、人の話は最後まで聞かないという大きすぎる欠点があるものの、良くも悪くも感情を前面に出す分かりやすさもあり、晴人と対照的で面白いキャラだったなぁと。
逆に自分からアクションを起こすような性格では無い晴人と比べて、自分からぐいぐい動き過ぎる仁藤が、存在感がありすぎてどっちが主役か分からなくなるくらい、ピンチはチャンスという性格から何から、ラストの戦いまで王道少年マンガの主人公であり、動かしやすいキャラ過ぎたのが、バランスという事を考えると終盤慌ただし展開になってしまった要因になったかもと思わずにはいられないですかね。
そして、ファントムですが、幹部扱いとしてメデューサ、フェニックスがいて、それにワイズマンが指示をだし、基本はファントムを増やすというのから始まり、ファントムを増やしてどういう意味があるのか?までは初期段階では特に明かされず。
ただ、ファントムを増やす、仲間を増やすという事を最初にだしておけば、とりあえずはそういうものとして納得ができるものですので、初期はそれで問題無し。
ただ、初期段階からワイズマンの真意というか、裏が何かありそう、白い魔法使いとの関係は何だろう?というのを小出しにしていながら、終盤まで明かさないで行くにしろ、もう少し何がしかの要素を出せたのではないかなと。
そして、ワイズマンと白い魔法使いの正体である笛木。
大がかりな事をしておきながら、狙いは死んだ自分の娘のコヨミを蘇らせるためにやってきた事だったという、人の迷惑を考えないで、自分の感情に突っ走りまくってサバトから何からやってきたと。
悪事(本人は悪事だという自覚は無いですが)の動機が、自分の大切な人の命のためという、龍騎の神崎パターンであったというオチ、悪くは無いのですが終盤に説明不足がありすぎたかなぁと。
魔法使いはゲートが絶望を自力で抑え込んで誕生する物、そして魔法使いの魔力を使ってサバトをもう一度行って、コヨミを蘇らせるのが本当の狙いだったというのは、それはそれで話として面白くもあるのですが、魔法使いを誕生させなければいけないという事で終盤慌ただしいというか、簡単に魔法使いが生み出され過ぎたというののが、もう少しなんとかできなかったのかなぁと思わずにはいられなかったですね。
笛木は目標のために、手段を選ばないという事を表すのに、絶対服従の存在であったメデューサをあっさりと殺したというのは良かったんですがね。
そして、全てを仕組んだのが笛木であったならば、ラスボスも笛木という流れになりそうな中、そうはならずにラスボスになったソラ。
初登場からインチキ臭く、こういったトリックスターなキャラは、策士策に溺れるという形で消えるのだろうなぁと思っていただけに、ラスボスになったのには驚かされました。
しかも、ソラは人間の頃の記憶が残っている特殊なファントム、ファントムという化け物というだけではなく、人間時代、滝川空の頃からすでにサイコキラーだったという、人間の頃から化け物じゃんというキャラは、なかなかにインパクトがあったというか、朝から随分攻めた設定だなと。
実際に、滝川空がサイコキラーだったとわかる話はなかなかトラウマを与えそうな怖さがありましたからね。
で、ラスボスに昇格したソラでしたが、実際問題笛木とソラと2人残った場合、どちらがラスボスになる方が、見ている方はすっきりするかというとソラだったなぁと。
この判断はウィザードという作品の終盤では一番私は評価したい所ですかね。
笛木は、やっている事はいい迷惑ですし、許されるものではないのですが、動機は分からなくはない、愛する娘を蘇らせたいという気持ちは理解はできる。
気持は分かるけれども、やってはいけない一線を踏み越えたよねという事で、笛木を倒して話は終わるものの、どこかしら切なさは残るという感じでしょうか。
それに比べてソラは、徹頭徹尾自分の事しか考えていない、人間に戻りたいから賢者の石が必要。
自分は、望んで化け物になったのではなく、絶対的な被害者であると。
人間時代から既に大量殺人犯という化け物出あったにもかかわらず、ファントムという化け物になった自分は同情されるべき存在であると。
人間時代も、ファントムになってからも多くの被害者を生み出してきた加害者のくせに、常に被害者面をして平気な顔をしているソラというのは、何の同情も無く、本気で晴人が倒してくれてありがとうと思える存在。
しかも賢者の石を抜きとられた後は、あっさりしすぎるくらいあっさりと負けるという散り様も含めて、大物のラスボスというのではなく、悪らしい悪を倒しておしまいになるというものの気持の良さ、そういう意味ではソラがラスボスで終わったのは、気持がすっきりしたかなぁと。
もう一度改めて、ウィザードは設定から何から、準備したものは悪くは無かった。
ラスボスを倒した後のカタルシスや、晴人とコヨミの切ない別れというのも良かった。
ただ、設定をもう少しきっちりして粗を無くして、中盤から終盤にかけての話のバランスをもっとしっかりと計算して欲しかったと、もし、それができていたらば、単純に称賛するだけの事だけを書けばいいだけの作品だったのになぁと。
とはいえ、関係者の皆さんには1年間楽しませてもらいました、お疲れ様という気持ちの方が大きいですかね。







最終回とはいえ、ラスト2話は特別編という事で、本編が終わってからすでに2週間経っているので、その間にある程度考えはまとめられたかなぁと思っています。
最初にウィザード全体の感想というか、評価ですが、一定水準以上楽しめた事は確かながら、細かい所の設定のつめが甘いというか、粗があって勿体ないと感じたり、全体のバランスがもう少しなんとかならなかったかなぁと、主要登場人物の出番や、話の流れ全般の伏線の張り方と回収のタイミング、もっと早くに明かしておいた方が良い謎や過去についてのものは、バランスを変えていればもっと盛り上がったんじゃないかと思えるものがありましたね。
仮面ライダーウィザードは、魔法使いという設定で魔法を使って変身したり攻撃したりというのが最大の特徴になるわけでして、その魔法を使うために指輪というアイテムが必要というのが象徴的に使われているのも大きな特徴でもあったりします。
そのため、アクションでは攻撃でパンチやチョップなど直接手で攻撃するという物が制限され、その代わりに魔法を多用したり武器を常に使用したり、制限されたアクションの中で、それでも動きを印象付けるためにいつに無く回転をするアクションだったりと、アクション面では他の作品との差別化という意味でも面白い試みだったと思いますし、パンチを制限し続けたからこそ、最終回でソラからコヨミでもある賢者の石を取り出すために、パンチ解禁という印象深いシーンにつながったので、成功したのではないかと思います。
ただ、魔法という意味では初期の頃は新しい魔法がどんどんできて、輪島さんから指輪を渡されて、役に立つのかどうなのか分からない、時には単なるネタにしかならない指輪が出てきたりしていたのですが、後半はそういった物は無くなりドラゴン系のものかインフィニティだけという感じになってしまったのが、後半までネタをやり続けるわけにいかないとはいえ、少し残念。
また、魔力切れという要素も後半になるとあまり描かれなくなり、例えばインフィニティを多用しない理由というか、言い訳として魔力切れがあるから、できれば極力インフィニティには変身したくないというようなものを入れておけば良かったのに、特に触れられなかったのを勿体ないと感じたりもしましたね。
そして、戦う理由というか基本的にはゲートが絶望するとファントムを生み出す事になり、ゲートの人は死んでしまうから守らないといけないという設定は、ゲーム的であり、ファントムがやたらめったらと暴れたりしなかったり、すでに沢山いるファントムが一斉に人を襲ったりするわけではないという制約をかける事にも成功していて面白かったのですが、絶望するとファントムが生まれるというのは面白いのですが、そこにファントムが絡む理由が弱かったかなぁと。
もちろん、ファントムが絶望的な状況を意図的に作り出すという事までは分かりやすいのですが、それこそ絶望しやすい人ならば、勝手に絶望する事もあり得るわけで、実際にファントムを倒した事によって絶望するという、酷いオチに使われた話もあったりしたわけで、もう少し設定を詰めておけばなぁと。
例えば、絶望しかけて体にひび割れができたゲートから、ファントムが何がしかの事をする事によって初めてファントムが生み出されるとか、そこまでやっておかないと中途半端な解決にしかならなかったなぁと。
ひび割れができて、アンダーワールドにいってしっかりと退治して、指輪を渡して、もう絶対にファントムは生み出されないという解決にまで持って行った例ならば問題ないのですが、とりあえず襲ってきたファントムを倒して、東京から離れていれば、もう襲われる事は無いと言われても、その根拠となるものが、特に提示されていないというのは、ひっかかりを感じた人が多かったのではないかなぁと。
それこそ、東京を離れて仮にファントムに襲われる事が無くなったとしたところで、勝手に絶望的な状況になって、勝手に絶望してしまったらば、晴人の知らない所でファントムが生み出されるという事になるのではないかと。
ゲートの扱いという事で、いろいろと粗を突っ込みたくはなりましたが、絶望したらば怪物を生みみだしてしまって自分は死んでしまうという設定は、本当に面白かったですし、終盤はやらなければいけない事が多過ぎて、おざなりになってしまいましたが、その人が本当に心のよりどころとしているのは何かというのを、じっくりとやる時間がある話は、希望は人によって様々というのを出せていて面白かったんですよね。
主要登場人物ですが、晴人は最後の希望になるというわりに、やや主体性が薄いというか戦う理由として、自分しかその力がないからという以上の動機が薄く感じられたのは否めないかなとは思いましたね。
前作フォーゼの弦太朗がキャラが濃過ぎたせいで、余計に薄く感じてしまった部分もあるでしょうし、前作との差別化という意味でキャラが被らないようにしたという狙いはあったんでしょうけれどもね。
ただ、小出しにされた過去、早いうちに両親を失い、自分は最後の希望だったという事は最後の希望であろうとする事の説明になっていましたし、悪くは無かったんですが、両親を失ってから魔法使いになるまでの間、サッカー選手を目指していたエピソードはもっと早くにやっておけばよかったのにと、もしくはあのタイミングでやるくらいならば、いっその事完全に伏せておくくらいでよかったんじゃないかなぁと思いましたね。
そして、物語のキーになったコヨミ。
初登場から、普通の人間ではないという事を散々強調していましたし、実際に魔力で生きているという特殊な立ち位置だというのもあり、終盤キーになる扱いになるのも分かるには分かるんですが、とにかく中盤ほとんど出番が無くなったというか存在意義が無くなったのが、勿体ないにもほどがあるというか、中盤もっとしっかりと出番を無理矢理にでも作っておけよと思わずにはいられなかったですね。
初期は、自分が普通じゃないという事で、晴人と輪島さん以外とは接触を避けていたのが、凛子や瞬平との壁を無くしていくあたりまで、この流れは良かったんですが、壁がなくなった事で出番も無くなってしまったなぁと。
外に出かけない代わりに晴人にファントムの状況を知らせるという役目が初期の頃にはあったのが後半はほとんど無し。
晴人とコヨミが特別に結びつきの強い2人であるという事は、初期には強調されながら、終盤になってようやく思いだしたように出てきたのが、もっと早くになんとかできなかったのかと。
凛子と瞬平は、晴人に救われたという所から、晴人の手伝いをするという役回りでしたが、警察官として、勝手に動いている部分があって本職の方は問題があるにせよ、十分に役に立った凛子はともかく、瞬平は良くも悪くもウザイという役回り過ぎたなぁと、瞬平の出番をもう少し削ってコヨミの出番を増やしておけばと思わずにはいられなかったり(笑)
2号ライダーの仁藤は、魔力を食べ続けないと自分の命が危ないという、主役以上に主役な設定、それでいて悲壮感を感じさせず、人の話は最後まで聞かないという大きすぎる欠点があるものの、良くも悪くも感情を前面に出す分かりやすさもあり、晴人と対照的で面白いキャラだったなぁと。
逆に自分からアクションを起こすような性格では無い晴人と比べて、自分からぐいぐい動き過ぎる仁藤が、存在感がありすぎてどっちが主役か分からなくなるくらい、ピンチはチャンスという性格から何から、ラストの戦いまで王道少年マンガの主人公であり、動かしやすいキャラ過ぎたのが、バランスという事を考えると終盤慌ただし展開になってしまった要因になったかもと思わずにはいられないですかね。
そして、ファントムですが、幹部扱いとしてメデューサ、フェニックスがいて、それにワイズマンが指示をだし、基本はファントムを増やすというのから始まり、ファントムを増やしてどういう意味があるのか?までは初期段階では特に明かされず。
ただ、ファントムを増やす、仲間を増やすという事を最初にだしておけば、とりあえずはそういうものとして納得ができるものですので、初期はそれで問題無し。
ただ、初期段階からワイズマンの真意というか、裏が何かありそう、白い魔法使いとの関係は何だろう?というのを小出しにしていながら、終盤まで明かさないで行くにしろ、もう少し何がしかの要素を出せたのではないかなと。
そして、ワイズマンと白い魔法使いの正体である笛木。
大がかりな事をしておきながら、狙いは死んだ自分の娘のコヨミを蘇らせるためにやってきた事だったという、人の迷惑を考えないで、自分の感情に突っ走りまくってサバトから何からやってきたと。
悪事(本人は悪事だという自覚は無いですが)の動機が、自分の大切な人の命のためという、龍騎の神崎パターンであったというオチ、悪くは無いのですが終盤に説明不足がありすぎたかなぁと。
魔法使いはゲートが絶望を自力で抑え込んで誕生する物、そして魔法使いの魔力を使ってサバトをもう一度行って、コヨミを蘇らせるのが本当の狙いだったというのは、それはそれで話として面白くもあるのですが、魔法使いを誕生させなければいけないという事で終盤慌ただしいというか、簡単に魔法使いが生み出され過ぎたというののが、もう少しなんとかできなかったのかなぁと思わずにはいられなかったですね。
笛木は目標のために、手段を選ばないという事を表すのに、絶対服従の存在であったメデューサをあっさりと殺したというのは良かったんですがね。
そして、全てを仕組んだのが笛木であったならば、ラスボスも笛木という流れになりそうな中、そうはならずにラスボスになったソラ。
初登場からインチキ臭く、こういったトリックスターなキャラは、策士策に溺れるという形で消えるのだろうなぁと思っていただけに、ラスボスになったのには驚かされました。
しかも、ソラは人間の頃の記憶が残っている特殊なファントム、ファントムという化け物というだけではなく、人間時代、滝川空の頃からすでにサイコキラーだったという、人間の頃から化け物じゃんというキャラは、なかなかにインパクトがあったというか、朝から随分攻めた設定だなと。
実際に、滝川空がサイコキラーだったとわかる話はなかなかトラウマを与えそうな怖さがありましたからね。
で、ラスボスに昇格したソラでしたが、実際問題笛木とソラと2人残った場合、どちらがラスボスになる方が、見ている方はすっきりするかというとソラだったなぁと。
この判断はウィザードという作品の終盤では一番私は評価したい所ですかね。
笛木は、やっている事はいい迷惑ですし、許されるものではないのですが、動機は分からなくはない、愛する娘を蘇らせたいという気持ちは理解はできる。
気持は分かるけれども、やってはいけない一線を踏み越えたよねという事で、笛木を倒して話は終わるものの、どこかしら切なさは残るという感じでしょうか。
それに比べてソラは、徹頭徹尾自分の事しか考えていない、人間に戻りたいから賢者の石が必要。
自分は、望んで化け物になったのではなく、絶対的な被害者であると。
人間時代から既に大量殺人犯という化け物出あったにもかかわらず、ファントムという化け物になった自分は同情されるべき存在であると。
人間時代も、ファントムになってからも多くの被害者を生み出してきた加害者のくせに、常に被害者面をして平気な顔をしているソラというのは、何の同情も無く、本気で晴人が倒してくれてありがとうと思える存在。
しかも賢者の石を抜きとられた後は、あっさりしすぎるくらいあっさりと負けるという散り様も含めて、大物のラスボスというのではなく、悪らしい悪を倒しておしまいになるというものの気持の良さ、そういう意味ではソラがラスボスで終わったのは、気持がすっきりしたかなぁと。
もう一度改めて、ウィザードは設定から何から、準備したものは悪くは無かった。
ラスボスを倒した後のカタルシスや、晴人とコヨミの切ない別れというのも良かった。
ただ、設定をもう少しきっちりして粗を無くして、中盤から終盤にかけての話のバランスをもっとしっかりと計算して欲しかったと、もし、それができていたらば、単純に称賛するだけの事だけを書けばいいだけの作品だったのになぁと。
とはいえ、関係者の皆さんには1年間楽しませてもらいました、お疲れ様という気持ちの方が大きいですかね。
今日の仮面ライダーウィザード 最終回
「終わらない物語」
怪人達を一気に片付けた鎧武、取り込み中だったという事でいきなり連れ去られるように消えてしまいます。
その代わりにアマダムがやってきます。
少年とこよみを拘束したアマダムは、まもなくその2人も怪人に変身する事になり、外の世界に出ればライダーの敵となると言います。
晴人は仁藤からファルコとドルフィの指輪を受け取り、バインドの指輪でアマダムと怪人達を拘束すると、コピーで2人になって少年とコヨミを抱え上げると、ビーストの指輪でその場から脱出します。
アマダムはライダーリングの確認をするとフォーゼの指輪が無くなったのを確認、ディケイドの指輪を使って、フォーゼの指輪を奪還するように命じます。
少年とコヨミは変身の兆しが見えてきていて、そこに駆けつけた凛子と瞬平、晴人にも利かせるように、怪人になると良い事も悪い事も分からなくなる、その前に外の世界に出たかったが、今外の世界に行くとなると仮面ライダーに倒されてしまうと。
それならば、変身する前に倒して欲しいと呟くコヨミに晴人は返す言葉がありません。
今を生きるコヨミを救いたいという気持ちがありながら、どうすればいいのか分からない晴人の前に、13個目のライダーリングを取り戻すように命じられたディケイドが現れます。
変身を解いて士の姿になるわけですが、士はライダーの世界を行き来できる存在ですから、指輪とか関係なさそうなんですけれどもね。
晴人は士に向かって、助けてとの声を聞いてこの世界にきたが、正義のためにと思うとどうしたらいいのかが分からなくなる苦悩を打ち明けます。
仁藤はアマダムから、仮面ライダーは怪人になり損なった物に過ぎない、仮面ライダーは悪と同じもの、仮面ライダーの力の源をクロスオブファイヤ、炎の十字架、悪から生まれた罪の証だという話を聞きます。
そして、仮面ライダー達の力を吸い取っているのを見、仁藤の力も奪おうとするアマダムに対して、仁藤は当然拒否し変身して戦い始めますが、多勢に無勢で力尽き、後を晴人に託します。
怪人達が突入してきて、少年とコヨミを連れ去ろうとしているのを、晴人は防ごうとしますが、士が立ちはだかり、13個目のライダーリングを渡すようにと立ちはだかります。
士はアマダムにフォーゼのリングを渡します。
13個のリングが揃ったアマダムは少年の願いを聞き入れ外の世界へ連れ出す事を約束します。
しかし、自身も外に出るとの事。
アマダムの狙いは、この世界を壊し、自分をここに封じ込めた外の世界へ復讐をする事。
アマダムの正体はかつて罪を犯し魔法石に封印された魔法使いだったのかと、晴人はアマダムの正体を見抜いて登場。
アマダムはすべてのライダーリングを使いライダーを出現させます。
アマダムはリングの持ち主に従うと思っていましたが、ライダーが少年に従っていたのはリングの持ち主だからではなく弱い者だったからだと。
そして士はある人は言った、俺達は正義のために戦うんではない、人間の自由のために戦うんだと言うと、ライダーはアマダムに向けて攻撃を開始。
アマダムは怪人を大量に呼びだして、ライダー大戦開始。
次々に怪人達を倒すライダー達を見て、アマダムは少年を連れて逃亡。
そして、巨大な怪人達をワラワラと出現させて巨大戦開始。
クウガとアギトは士にちょっとくすぐったいぞをやられて武器に(笑)
劣勢の中アマダムは少年に外の世界に出るように祈れと強要しますが、ライダー達が防ぎにやってきます。
しかし、アマダムはライダー達の力をどんどん吸収、ウィザードの力以外を手に入れてしまいます。
一騎打ちを余儀なくされた晴人はアマダムと一騎打ちになりますが、ことごとく攻撃は跳ね返され防戦一方へ。
晴人は、例え自分の力が悪と同じであったとしても、絶望を希望に変えたと、全く諦めずに戦います。
例え悪と同じ存在から産まれても、次々と仮面ライダーは現れると。
そして、晴人の言葉を聞いていた少年は自分も仮面ライダーになれるかと、この世界を壊すのではなく、新しい仮面ライダーを呼びます。
そして、仮面ライダー鎧武登場。
そして鎧武の攻撃にアマダムは仮面ライダーの力を放出する事に。
そして、力の戻った仮面ライダー達は最強フォームになって、一気にアマダムに襲いかかり、最後はウィザードと鎧武のダブルライダーキックでアマダム撃破。
そして、仮面ライダー達はライダーリングともども次々に姿を消していきます。
そして晴人も少年にインフィニティの指輪を渡すとバイクに乗って元の世界へと戻って行きました。
少年のもとにコヨミ達がやってきて、少年はやっぱりはるとでしたと。
という事で、仮面ライダーウィザード、本編ではなく番外編扱いでの最終回となりました。
番外編の仮面ライダー勢揃いとしては、変身前の人達勢揃いという事が無理という中ではいい形にまとめたかなと、特殊な存在の士だけ出しておけば、それなりに辻褄はあわせられますしね。
とりあえず、スーパーヒーロー大戦の映画よりはすっきりとした形でまとめていましたし、仮面ライダーが悪と同じ力を持っているというのを、強調したのも、仮面ライダーという存在を考える上では、重要な要素でもあるので、良かったんじゃないかなと。
これで、仮面ライダーウィザード最終回という事で、総括はまた別に。







怪人達を一気に片付けた鎧武、取り込み中だったという事でいきなり連れ去られるように消えてしまいます。
その代わりにアマダムがやってきます。
少年とこよみを拘束したアマダムは、まもなくその2人も怪人に変身する事になり、外の世界に出ればライダーの敵となると言います。
晴人は仁藤からファルコとドルフィの指輪を受け取り、バインドの指輪でアマダムと怪人達を拘束すると、コピーで2人になって少年とコヨミを抱え上げると、ビーストの指輪でその場から脱出します。
アマダムはライダーリングの確認をするとフォーゼの指輪が無くなったのを確認、ディケイドの指輪を使って、フォーゼの指輪を奪還するように命じます。
少年とコヨミは変身の兆しが見えてきていて、そこに駆けつけた凛子と瞬平、晴人にも利かせるように、怪人になると良い事も悪い事も分からなくなる、その前に外の世界に出たかったが、今外の世界に行くとなると仮面ライダーに倒されてしまうと。
それならば、変身する前に倒して欲しいと呟くコヨミに晴人は返す言葉がありません。
今を生きるコヨミを救いたいという気持ちがありながら、どうすればいいのか分からない晴人の前に、13個目のライダーリングを取り戻すように命じられたディケイドが現れます。
変身を解いて士の姿になるわけですが、士はライダーの世界を行き来できる存在ですから、指輪とか関係なさそうなんですけれどもね。
晴人は士に向かって、助けてとの声を聞いてこの世界にきたが、正義のためにと思うとどうしたらいいのかが分からなくなる苦悩を打ち明けます。
仁藤はアマダムから、仮面ライダーは怪人になり損なった物に過ぎない、仮面ライダーは悪と同じもの、仮面ライダーの力の源をクロスオブファイヤ、炎の十字架、悪から生まれた罪の証だという話を聞きます。
そして、仮面ライダー達の力を吸い取っているのを見、仁藤の力も奪おうとするアマダムに対して、仁藤は当然拒否し変身して戦い始めますが、多勢に無勢で力尽き、後を晴人に託します。
怪人達が突入してきて、少年とコヨミを連れ去ろうとしているのを、晴人は防ごうとしますが、士が立ちはだかり、13個目のライダーリングを渡すようにと立ちはだかります。
士はアマダムにフォーゼのリングを渡します。
13個のリングが揃ったアマダムは少年の願いを聞き入れ外の世界へ連れ出す事を約束します。
しかし、自身も外に出るとの事。
アマダムの狙いは、この世界を壊し、自分をここに封じ込めた外の世界へ復讐をする事。
アマダムの正体はかつて罪を犯し魔法石に封印された魔法使いだったのかと、晴人はアマダムの正体を見抜いて登場。
アマダムはすべてのライダーリングを使いライダーを出現させます。
アマダムはリングの持ち主に従うと思っていましたが、ライダーが少年に従っていたのはリングの持ち主だからではなく弱い者だったからだと。
そして士はある人は言った、俺達は正義のために戦うんではない、人間の自由のために戦うんだと言うと、ライダーはアマダムに向けて攻撃を開始。
アマダムは怪人を大量に呼びだして、ライダー大戦開始。
次々に怪人達を倒すライダー達を見て、アマダムは少年を連れて逃亡。
そして、巨大な怪人達をワラワラと出現させて巨大戦開始。
クウガとアギトは士にちょっとくすぐったいぞをやられて武器に(笑)
劣勢の中アマダムは少年に外の世界に出るように祈れと強要しますが、ライダー達が防ぎにやってきます。
しかし、アマダムはライダー達の力をどんどん吸収、ウィザードの力以外を手に入れてしまいます。
一騎打ちを余儀なくされた晴人はアマダムと一騎打ちになりますが、ことごとく攻撃は跳ね返され防戦一方へ。
晴人は、例え自分の力が悪と同じであったとしても、絶望を希望に変えたと、全く諦めずに戦います。
例え悪と同じ存在から産まれても、次々と仮面ライダーは現れると。
そして、晴人の言葉を聞いていた少年は自分も仮面ライダーになれるかと、この世界を壊すのではなく、新しい仮面ライダーを呼びます。
そして、仮面ライダー鎧武登場。
そして鎧武の攻撃にアマダムは仮面ライダーの力を放出する事に。
そして、力の戻った仮面ライダー達は最強フォームになって、一気にアマダムに襲いかかり、最後はウィザードと鎧武のダブルライダーキックでアマダム撃破。
そして、仮面ライダー達はライダーリングともども次々に姿を消していきます。
そして晴人も少年にインフィニティの指輪を渡すとバイクに乗って元の世界へと戻って行きました。
少年のもとにコヨミ達がやってきて、少年はやっぱりはるとでしたと。
という事で、仮面ライダーウィザード、本編ではなく番外編扱いでの最終回となりました。
番外編の仮面ライダー勢揃いとしては、変身前の人達勢揃いという事が無理という中ではいい形にまとめたかなと、特殊な存在の士だけ出しておけば、それなりに辻褄はあわせられますしね。
とりあえず、スーパーヒーロー大戦の映画よりはすっきりとした形でまとめていましたし、仮面ライダーが悪と同じ力を持っているというのを、強調したのも、仮面ライダーという存在を考える上では、重要な要素でもあるので、良かったんじゃないかなと。
これで、仮面ライダーウィザード最終回という事で、総括はまた別に。
今日の仮面ライダーウィザード 第52話
「仮面ライダーの指輪」
本編は前回までで終了、今回と次回は特別編という事で。
旅の途中、ドーナツを食べていると、助けてという声を聞いた晴人。
魔法石が落ちているのを拾うと、魔法石の中にと吸い込まれてしまいます。
目を覚ますと堂夏家、はんぐり~の店長っぽい婆さんと店員さんぽい爺さんに驚いていると、仮面ライダーの指輪を持つ少年と少女の2人連れに遭遇。
仮面ライダーWとフォーゼを出現させるとわらわらと迫りくる敵と戦いだします。
晴人が仮面ライダーの指輪の入ったカバンを持っているとワームが襲ってきてかばんの取り合いに。
ファイズとカブトを呼びだすとスタートアップとクロックアップのハイスピードバトル開始。
4人のライダーのライダーキックで戦いに一区切りがつくと、少年は晴人の持っているカバを持って去ろうとします。
指輪に付いて問う晴人に対して、店長っぽい婆さんはライダーリングだといい、少年に返すように言います。
そこに、アマダムという男がライダーリングが無くなってしまうとこの世界が崩れ去ってしまうと警告。
そこに、懐かしのスケバン姿の凛子と、昭和な高校生っぽい瞬平が登場。
怪人たちが少年達を狙おうとしているのを、凛子達が辞めさせようとしている隙に、少年はディケイドとオーズを呼びだしてバイクに乗って面影堂へ。
晴人もコネクトでバイクを出すと後を追います。
ディケイド達が出てくる時に自転車を壊された凛子は瞬平の自転車に乗って後を追い、瞬平は壊れた自転車を持って後を追う事に。
晴人は、いきなり現れた面影堂に唖然。
凛子と瞬平もやってきて面影堂の中に入ります。
店長たちは歳をとり、凛子達は若返るという時間と空間がめちゃくちゃな状況で、輪島さんはどうなるのかと思いきや、輪島さんの姿は普通。
少年と少女は身寄りがなく、兄弟のように仲が良く輪島さんが預かっているが、そろそろ変身すると。
この世界では、時が来ると人ならぬものに変身すると、種族はたくさんあり何に変身するかは分からないが、凛子達は怪人になりそこなった者たちで、その影響で少年達も怪人になるのを嫌がっていると。
少年は寝言の中でコヨミを絶対に守ると誓っていたりするので、この世界のコヨミが少女であり、一緒にいる少年は普通に考えると晴人という事ですね。
アマダムは14人目の仮面ライダーをコネクトと晴人を呼び寄せます。
そこには、まだキマイラを失う前の仁藤も。
魔法石の中は正義の仮面ライダーに倒され続けてきた怪人たちの楽園の世界であったと。
地球が中点にある時、13個のリングに祈ると封印が解ける、そうなると封印されていた怪人たちの魂が現実世界にあふれ出る事になると。
それを聞いた晴人はリングは自分が取り戻してくるから、少年達に手荒なまねはしないようにと言います。
面影堂に戻った晴人と仁藤は、凛子達が鏡の中に閉じ込められているのを発見。
クリアの指輪でミラーワールドに入ります。
凛子達は少年が出した龍騎の力でミラーワールドに閉じ込められたのだと。
そこに龍騎がやってきて少年達に危機が迫っているから助けてくれと言い、ミラーワールドから脱出。
少年達はこのままでは怪人になってしまうから、この世界から脱出従っているのだと。
そのために怪人の封印を解いてしまってもいいのかという事よりも、怪人になってしまう運命から解き放たれ自由でいられるという、かすかな希望を求めているんだと。
少年とこの世界のコヨミが目的地についたところで、怪人達も現れます。
そこに晴人と仁藤もやってきて、手荒なまねはしないはずだと言いますが、怪人達は問答無用。
という事で、晴人と仁藤も変身し戦い始めます。
少年は響鬼、キバ、電王を呼びだし自分達を守らせようとします。
乱戦になったところで、クウガ、アギト、ブレイドを呼びだします。
そして乱戦の最中に地球が中点になる時になり、必死にこの世界から助けだしてくれるようにと願い始めます。
その願いが届いたのか、助けを求める声と時空の裂け目ができた所に、青年が飛び込みます。
そして、乱戦のさなかに登場したのが、仮面ライダー鎧武。
怪人達を一気に片付ける圧倒的な力を見せて、次回。
という事で、夏の映画に続いて、ウィザードの似て非なる異世界という事で、夏の映画は魔法使いが当たり前の世界でしたが、今回は人間が怪人に変身する事が当たり前の世界で、時間と空間がおかしな事になっている世界。
ウィザードは劇中劇っぽくなるのが好きなんですねぇ、晴人は全く変わりませんが(笑)
取りすがりの仮面ライダーが動いた結果のライダー総出演な展開だと思っていたので、今回本人が出てこなかったのが意外だったりもしました。








本編は前回までで終了、今回と次回は特別編という事で。
旅の途中、ドーナツを食べていると、助けてという声を聞いた晴人。
魔法石が落ちているのを拾うと、魔法石の中にと吸い込まれてしまいます。
目を覚ますと堂夏家、はんぐり~の店長っぽい婆さんと店員さんぽい爺さんに驚いていると、仮面ライダーの指輪を持つ少年と少女の2人連れに遭遇。
仮面ライダーWとフォーゼを出現させるとわらわらと迫りくる敵と戦いだします。
晴人が仮面ライダーの指輪の入ったカバンを持っているとワームが襲ってきてかばんの取り合いに。
ファイズとカブトを呼びだすとスタートアップとクロックアップのハイスピードバトル開始。
4人のライダーのライダーキックで戦いに一区切りがつくと、少年は晴人の持っているカバを持って去ろうとします。
指輪に付いて問う晴人に対して、店長っぽい婆さんはライダーリングだといい、少年に返すように言います。
そこに、アマダムという男がライダーリングが無くなってしまうとこの世界が崩れ去ってしまうと警告。
そこに、懐かしのスケバン姿の凛子と、昭和な高校生っぽい瞬平が登場。
怪人たちが少年達を狙おうとしているのを、凛子達が辞めさせようとしている隙に、少年はディケイドとオーズを呼びだしてバイクに乗って面影堂へ。
晴人もコネクトでバイクを出すと後を追います。
ディケイド達が出てくる時に自転車を壊された凛子は瞬平の自転車に乗って後を追い、瞬平は壊れた自転車を持って後を追う事に。
晴人は、いきなり現れた面影堂に唖然。
凛子と瞬平もやってきて面影堂の中に入ります。
店長たちは歳をとり、凛子達は若返るという時間と空間がめちゃくちゃな状況で、輪島さんはどうなるのかと思いきや、輪島さんの姿は普通。
少年と少女は身寄りがなく、兄弟のように仲が良く輪島さんが預かっているが、そろそろ変身すると。
この世界では、時が来ると人ならぬものに変身すると、種族はたくさんあり何に変身するかは分からないが、凛子達は怪人になりそこなった者たちで、その影響で少年達も怪人になるのを嫌がっていると。
少年は寝言の中でコヨミを絶対に守ると誓っていたりするので、この世界のコヨミが少女であり、一緒にいる少年は普通に考えると晴人という事ですね。
アマダムは14人目の仮面ライダーをコネクトと晴人を呼び寄せます。
そこには、まだキマイラを失う前の仁藤も。
魔法石の中は正義の仮面ライダーに倒され続けてきた怪人たちの楽園の世界であったと。
地球が中点にある時、13個のリングに祈ると封印が解ける、そうなると封印されていた怪人たちの魂が現実世界にあふれ出る事になると。
それを聞いた晴人はリングは自分が取り戻してくるから、少年達に手荒なまねはしないようにと言います。
面影堂に戻った晴人と仁藤は、凛子達が鏡の中に閉じ込められているのを発見。
クリアの指輪でミラーワールドに入ります。
凛子達は少年が出した龍騎の力でミラーワールドに閉じ込められたのだと。
そこに龍騎がやってきて少年達に危機が迫っているから助けてくれと言い、ミラーワールドから脱出。
少年達はこのままでは怪人になってしまうから、この世界から脱出従っているのだと。
そのために怪人の封印を解いてしまってもいいのかという事よりも、怪人になってしまう運命から解き放たれ自由でいられるという、かすかな希望を求めているんだと。
少年とこの世界のコヨミが目的地についたところで、怪人達も現れます。
そこに晴人と仁藤もやってきて、手荒なまねはしないはずだと言いますが、怪人達は問答無用。
という事で、晴人と仁藤も変身し戦い始めます。
少年は響鬼、キバ、電王を呼びだし自分達を守らせようとします。
乱戦になったところで、クウガ、アギト、ブレイドを呼びだします。
そして乱戦の最中に地球が中点になる時になり、必死にこの世界から助けだしてくれるようにと願い始めます。
その願いが届いたのか、助けを求める声と時空の裂け目ができた所に、青年が飛び込みます。
そして、乱戦のさなかに登場したのが、仮面ライダー鎧武。
怪人達を一気に片付ける圧倒的な力を見せて、次回。
という事で、夏の映画に続いて、ウィザードの似て非なる異世界という事で、夏の映画は魔法使いが当たり前の世界でしたが、今回は人間が怪人に変身する事が当たり前の世界で、時間と空間がおかしな事になっている世界。
ウィザードは劇中劇っぽくなるのが好きなんですねぇ、晴人は全く変わりませんが(笑)
取りすがりの仮面ライダーが動いた結果のライダー総出演な展開だと思っていたので、今回本人が出てこなかったのが意外だったりもしました。
今日の仮面ライダーウィザード 第51話
「最後の希望」
コヨミから賢者の石が抜き取られソラに奪われてしまいました。
消える前のコヨミから晴人は最後の希望と賢者の石を託されました。
賢者の石を手に入れたソラは、それを自分に埋め込んでで人間に戻ろうとしますが、いきなり人間には戻らずパワーアップという形に。
晴人からコヨミが賢者の石を奪われて消えてしまったという報告を聞きショックを隠せない面影堂に集まった一同。
しかし、自分たちが受けたショックよりも晴人の方がつらいだろうと。
仁藤は今戦える魔法使いは晴人しかいない状況なだけに何も起こらないといいがとソラの行動を危惧します。
ドーナツ屋はんぐり~では店長も店員さんも最近晴人達みんな来ないと、お客さんが来ても気付かないくらいぼけっとしています。
そこに、ソラがやってきて無差別破壊開始。
ドーナツ屋の車両が木端微塵に。
仁藤達が駆けつけますが、仁藤はもう変身できず。
ソラは仁藤にサバトをぶっ潰した礼を言いますが、仁藤はソラのためにやったわけではないので、面白くありません。
ソラが誰かれ構わずに人々を襲う狙いは、賢者の石のための魔力を集めるため。
死ねば人間ファントムになればゲートという乱暴極まりない理論ですね。
ファントムの事を一応は考えているという事で、無差別攻撃をしてはいても、即死になるような襲い方はしないというくらいの線引きなんでしょうね。
ソラは仁藤達の相手をしているほど暇ではないと言い残して、その場を去り無差別破壊の再開。
ニュースで速報がとりあげられるくらい負傷者多数になっているという事で、そのニュース映像の中でグール達も暴れまくり。
そのニュースを山本さんは奥さんと一緒に目にする事に。
街中が爆発騒ぎになっているのを、譲や真由も目撃しそれぞれ指輪を握りしめます。
輪島さんは街の様子の連絡をうけ、無理しないようにと伝えたところで、晴人がやってきます。
そして、ソラが暴れまくっているという事を晴人に教えると、晴人は賢者の石を取り戻しコヨミを救うと言い残し出かけます。
グールが暴れまくっている中、仁藤、凛子、瞬平は大苦戦しついに追い込まれたというところで、真由がチェインでグールを一気に排除し、誰が子の力を与えたにしても、その力をどう使うかは自分が決める事と戦いに戻ってきました。
そして、譲も今度は勝手にみんなを守る番だと、山本さんも足が震えて逃げ出したいが、自分の後ろにいる家族のためにと戦いの場に集まり、3人の仮面ライダーメイジが変身。
グール達と戦い始め、サンダー、ブリザード、スペシャルで一気に片付けにかかります。
そこに、ソラがやってきて3人を圧倒、変身も解けてしまいます。
そして3人から魔力を奪おうとします。
それを止めようとする仁藤も生身ではどうする事も出来ずに簡単に吹っ飛ばされ、絶体絶命のピンチ。
そこに、晴人が現れます。
コヨミがいなくなったのに何しに出てきたと晴人を挑発するソラに対し、晴人もソラを賢者の石を使って何をするのかグレムリンと挑発。
ソラはグレムリンと呼ばれる事が本気で嫌なようで、自分は人間、滝川空に戻ると。
晴人は、人間に戻るためならば他の人を犠牲にしてもという言葉に、ソラは自分の方が犠牲者だと、コヨミを蘇らせるために笛木がやった事で自分は化け物になってしまったわけだし、晴人も同類だろうと言います。
晴人はソラの気持が分かるからこそ、賢者の石を奪い返しコヨミを救うと、それが晴人の希望だと完全決着へ。
晴人はインフィニティに変身しショータイム。
一進一退の攻防を続けていましたが、賢者の石の力で晴人を吹っ飛ばしてから完全にソラのペースに。
晴人はインフィニティからフレイムになってしまいますが、直にインフィニティに変身したのに、フレイムに戻ったりするの?とかは野暮なツッコミでしょうか。
晴人を圧倒し、ソラはフィナーレとばかりに晴人にハーメルケインでとどめを刺そうとしますが、それを晴人は右手の指輪で受け止め指輪が砕け散り攻撃を防いぎます。
そして、コヨミを安らかに眠らせるために賢者の石を取り戻すと、指輪が砕けたという事でついにパンチが解禁されたので、拳でソラの体を貫き、賢者の石を抜きとろうとします。
誰かのためではなく自分のために初めて力を使い、賢者の石を取り戻す事に成功。
取り出した賢者の石は、晴人の最後の希望とばかりに指輪になりソラをキックで撃破。
人の希望を奪っておいてそれで魔法使いなのかと、避難するソラに対し、晴人は人の心を亡くしたお前は人では無いとばっさり。
ついに、トリックスターのソラも消える事に。
自分の事を棚に上げて、自分は被害者面して、自分の非道な行為を正当化しようとしていたという意味では、ソラもまた分かりやすい悪として最後を迎えたという形ですね。
滝川空の頃からすでにサイコキラーだったわけですが、それがグレムリンという化け物にされてから、被害者面して自己正当化するという、分かりやすすぎる悪を増長もさせていたんだなぁって、本当に自分が被害者であるという事だけ強調している輩って目ざわりですからねぇ・・・
賢者の石を取り戻したという事で、コヨミの心を救ったという事で、晴人は新しい指輪はもう使わずに、誰も知らない遠い所へ持って行くと。
仁藤はキマイラを探す旅に、譲と一緒に土日限定の探検をするという事に。
凛子は国安0課でファントム捜査を継続。
瞬平は輪島さんの弟子になって指輪を作ると言う事ですが、瞬平は結局晴人に関わる前の本業って何だかわからないままだったような(苦笑)
旅に出る晴人は、車を失いながらも店の再建を希望にしているはんぐり~でプレーンシュガーのドーナツと、コヨミのために新作の希望ドーナツを買い旅立ちましたと。
仁藤はマヨ―使いとして俺専用印のマヨネーズを僕専用印のマヨネーズを使うようになった譲と探検。
国安0課では凛子が木崎さんに晴人の代わりとして真由を紹介、何故か署長も国安0課に入りたがっていますが(苦笑)
木崎さんのお茶吹きが最後に見れて良かった(笑)
山本さんの所はお子さんが無事に産まれたようで。
瞬平の指輪作りは前途多難そうで、輪島さんは晴人の部屋はそのままに。
晴人は賢者の石のコヨミと一緒に旅を続けているという事でフィナーレ。
という事で、今回で仮面ライダーウィザードの実質の最終回。
晴人がようやく自分の希望のために戦い勝利し、コヨミを取り戻しコヨミの心を救うと。
ここで、コヨミを救うというのがそのままコヨミを蘇らせるという事にならなくてよかったかなと思いますね。
最終回としては、まとまってはいたかなぁと、細かい所でいろいろとありますが、とりあえずは1年間一定水準は楽しめましたし。
関係者の皆様お疲れさまと。
次回から2回の特別編も一応52話53話いう扱いなんですね。







コヨミから賢者の石が抜き取られソラに奪われてしまいました。
消える前のコヨミから晴人は最後の希望と賢者の石を託されました。
賢者の石を手に入れたソラは、それを自分に埋め込んでで人間に戻ろうとしますが、いきなり人間には戻らずパワーアップという形に。
晴人からコヨミが賢者の石を奪われて消えてしまったという報告を聞きショックを隠せない面影堂に集まった一同。
しかし、自分たちが受けたショックよりも晴人の方がつらいだろうと。
仁藤は今戦える魔法使いは晴人しかいない状況なだけに何も起こらないといいがとソラの行動を危惧します。
ドーナツ屋はんぐり~では店長も店員さんも最近晴人達みんな来ないと、お客さんが来ても気付かないくらいぼけっとしています。
そこに、ソラがやってきて無差別破壊開始。
ドーナツ屋の車両が木端微塵に。
仁藤達が駆けつけますが、仁藤はもう変身できず。
ソラは仁藤にサバトをぶっ潰した礼を言いますが、仁藤はソラのためにやったわけではないので、面白くありません。
ソラが誰かれ構わずに人々を襲う狙いは、賢者の石のための魔力を集めるため。
死ねば人間ファントムになればゲートという乱暴極まりない理論ですね。
ファントムの事を一応は考えているという事で、無差別攻撃をしてはいても、即死になるような襲い方はしないというくらいの線引きなんでしょうね。
ソラは仁藤達の相手をしているほど暇ではないと言い残して、その場を去り無差別破壊の再開。
ニュースで速報がとりあげられるくらい負傷者多数になっているという事で、そのニュース映像の中でグール達も暴れまくり。
そのニュースを山本さんは奥さんと一緒に目にする事に。
街中が爆発騒ぎになっているのを、譲や真由も目撃しそれぞれ指輪を握りしめます。
輪島さんは街の様子の連絡をうけ、無理しないようにと伝えたところで、晴人がやってきます。
そして、ソラが暴れまくっているという事を晴人に教えると、晴人は賢者の石を取り戻しコヨミを救うと言い残し出かけます。
グールが暴れまくっている中、仁藤、凛子、瞬平は大苦戦しついに追い込まれたというところで、真由がチェインでグールを一気に排除し、誰が子の力を与えたにしても、その力をどう使うかは自分が決める事と戦いに戻ってきました。
そして、譲も今度は勝手にみんなを守る番だと、山本さんも足が震えて逃げ出したいが、自分の後ろにいる家族のためにと戦いの場に集まり、3人の仮面ライダーメイジが変身。
グール達と戦い始め、サンダー、ブリザード、スペシャルで一気に片付けにかかります。
そこに、ソラがやってきて3人を圧倒、変身も解けてしまいます。
そして3人から魔力を奪おうとします。
それを止めようとする仁藤も生身ではどうする事も出来ずに簡単に吹っ飛ばされ、絶体絶命のピンチ。
そこに、晴人が現れます。
コヨミがいなくなったのに何しに出てきたと晴人を挑発するソラに対し、晴人もソラを賢者の石を使って何をするのかグレムリンと挑発。
ソラはグレムリンと呼ばれる事が本気で嫌なようで、自分は人間、滝川空に戻ると。
晴人は、人間に戻るためならば他の人を犠牲にしてもという言葉に、ソラは自分の方が犠牲者だと、コヨミを蘇らせるために笛木がやった事で自分は化け物になってしまったわけだし、晴人も同類だろうと言います。
晴人はソラの気持が分かるからこそ、賢者の石を奪い返しコヨミを救うと、それが晴人の希望だと完全決着へ。
晴人はインフィニティに変身しショータイム。
一進一退の攻防を続けていましたが、賢者の石の力で晴人を吹っ飛ばしてから完全にソラのペースに。
晴人はインフィニティからフレイムになってしまいますが、直にインフィニティに変身したのに、フレイムに戻ったりするの?とかは野暮なツッコミでしょうか。
晴人を圧倒し、ソラはフィナーレとばかりに晴人にハーメルケインでとどめを刺そうとしますが、それを晴人は右手の指輪で受け止め指輪が砕け散り攻撃を防いぎます。
そして、コヨミを安らかに眠らせるために賢者の石を取り戻すと、指輪が砕けたという事でついにパンチが解禁されたので、拳でソラの体を貫き、賢者の石を抜きとろうとします。
誰かのためではなく自分のために初めて力を使い、賢者の石を取り戻す事に成功。
取り出した賢者の石は、晴人の最後の希望とばかりに指輪になりソラをキックで撃破。
人の希望を奪っておいてそれで魔法使いなのかと、避難するソラに対し、晴人は人の心を亡くしたお前は人では無いとばっさり。
ついに、トリックスターのソラも消える事に。
自分の事を棚に上げて、自分は被害者面して、自分の非道な行為を正当化しようとしていたという意味では、ソラもまた分かりやすい悪として最後を迎えたという形ですね。
滝川空の頃からすでにサイコキラーだったわけですが、それがグレムリンという化け物にされてから、被害者面して自己正当化するという、分かりやすすぎる悪を増長もさせていたんだなぁって、本当に自分が被害者であるという事だけ強調している輩って目ざわりですからねぇ・・・
賢者の石を取り戻したという事で、コヨミの心を救ったという事で、晴人は新しい指輪はもう使わずに、誰も知らない遠い所へ持って行くと。
仁藤はキマイラを探す旅に、譲と一緒に土日限定の探検をするという事に。
凛子は国安0課でファントム捜査を継続。
瞬平は輪島さんの弟子になって指輪を作ると言う事ですが、瞬平は結局晴人に関わる前の本業って何だかわからないままだったような(苦笑)
旅に出る晴人は、車を失いながらも店の再建を希望にしているはんぐり~でプレーンシュガーのドーナツと、コヨミのために新作の希望ドーナツを買い旅立ちましたと。
仁藤はマヨ―使いとして俺専用印のマヨネーズを僕専用印のマヨネーズを使うようになった譲と探検。
国安0課では凛子が木崎さんに晴人の代わりとして真由を紹介、何故か署長も国安0課に入りたがっていますが(苦笑)
木崎さんのお茶吹きが最後に見れて良かった(笑)
山本さんの所はお子さんが無事に産まれたようで。
瞬平の指輪作りは前途多難そうで、輪島さんは晴人の部屋はそのままに。
晴人は賢者の石のコヨミと一緒に旅を続けているという事でフィナーレ。
という事で、今回で仮面ライダーウィザードの実質の最終回。
晴人がようやく自分の希望のために戦い勝利し、コヨミを取り戻しコヨミの心を救うと。
ここで、コヨミを救うというのがそのままコヨミを蘇らせるという事にならなくてよかったかなと思いますね。
最終回としては、まとまってはいたかなぁと、細かい所でいろいろとありますが、とりあえずは1年間一定水準は楽しめましたし。
関係者の皆様お疲れさまと。
次回から2回の特別編も一応52話53話いう扱いなんですね。