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今日のドラマCD 仮面ライダーマッハ夢想伝

仮面ライダードライブ本編終了後の後日談詩島剛を主人公とするシリーズ小説、Vシネに続いてドラマCDでの話になります。

本編終了後の剛は基本的に友であるチェイスを復活させる事を目的に動いているわけですが、今回はりんなさんの協力で父親蛮野が残した人工知能フュプノスを使ってチェイスのコア復元を試みるという話。

夢想伝というタイトルにある通りに夢を使って復元を目指すわけですが、夢というものを使った時は定番なのはカオスな展開、ネタ全開の話からシリアスへと向かうのはドライブ本編でもある事ですし、良い意味で定番の流れとなっています。

ドラマCDということで、声だけの芝居になるわけで、口調が必要以上に明瞭にして説明台詞が多めということで、慣れるまではどうだろうという感じでしたが、これはこういうものとして慣れると私にとっては珍しいものなので楽しめましたね。

改めて最近の作品は本編終了後に長々と続きますし、いろいろと試行錯誤しているなぁって。

今日のBlu-ray鑑賞 仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーマッハ/仮面ライダーハート

仮面ライダードライブサーガ第2弾になります。

仮面ライダーの本編が終了してから後日談のVシネが作られるのが当たり前になってきていますが、改めて現在放送中の前々作品が発売されるというのもなかなか感慨深いですよね、撮影そのものはもっと早くにおわっているにせよ。

今回は仮面ライダーマッハ、仮面ライダーハートと2本分ですがタイトルとは逆に順番としてはハート編が先になります。

剛がチェイスを復活させるために帰ってきて、りんなさんと究ちゃんと徹夜続きで作業をしたところ、何故かハートが復活、ついでにブレンとメディックも同じ体の中に復活してちょっとした多重人格になってしまうというところから出発。

ロイミュードに似たバグが出現してその捜査をしているゲンさんとハートが加わるというのが大まかな流れですね。

仮面ライダーハートというタイトルですが実際主人公になっているのはゲンさんで、追田現八郎と沢上りんなの本編後の後日談の意味合いも強いです。

この2人に関しては小説版でも十分に描かれていますが。

仮面ライダーマッハ編の方は、ハート編からの続きでチェイスを蘇らせようとしたのにハートが復活したというのと、バグが出現したという流れが事件の塾の1つであり、西堀令子が釈放されるというところから。

剛と令子とともに父親が化け物じみた犯罪者であり、その子供も化け物ということもあり、互いに本音を隠して生きてきたというのが話しの軸になりますね。

剛は小説版に続いての主役でしたが、ロイミュード事件に片が付いたあとも引きずるものがあるキャラですので後日談に力が入っても違和感が全くないですね。

逆に進ノ介は本編終了が完全に区切りですから、今回も出演していますが軽めの出演で何の違和感もないですね。

巨匠石田監督らしい、いろいろと濃い目の演出がありましたが、今回の話しは濃い演出が合っていたように思います、とりあえずりんなさんの格好がはじけすぎ。

そこら辺をメイキングでもっといじるかと思いましたが、メイキングではスルーでした。

オーディオコメンタリーは稲葉友、蕨野友也、上遠野太洸、井俣太良の4名。

基本わいわいと楽しげに話していますね。

基本小ネタを拾い、かなり濃い目のネタの時は監督からの指示だったのか、役者発信だったかの確認であるとか、ちょっとした撮影裏話が多めですが、アクションシーンになると全員テンション上がりまくりで、いかに作品を楽しんでいるのかが分かり見ている方も嬉しくなりますね。

本編終了から3年後を舞台にしているというのもあり、それを感じさせるシーン、成長であるとか関係性立ち位置の変化というのも、作品を見るだけでは無く、オーディオコメンタリーを聞きながらだと再確認できて面白いですね。

今日の読書 小説 仮面ライダードライブ マッハサーガ/著 大森敬仁・監修 長谷川圭一

平成仮面ライダーシリーズの小説版、仮面ライダードライブは主人公を仮面ライダーマッハの詩島剛を主人公とし、テレビ本編終了の2年後2017年が舞台になっています。

映画『仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス』で結婚が決まった泊進ノ介と詩島霧子の結婚披露パーティーの最中に事件が起きてしまったため中止、霧子の出産があったりで2年間延期してしまったパーティーに剛が帰ってくる事になったものの、またもや事件が発生し、特状課を再結集しないといけない事態になってしまった。

仮面ライダードライブではあるものの、ベルトさんが府委員されてしまっているので仮面ライダードライブは登場できず。

ロイミュード犯罪に関わっていた、犯罪者達が共謀して脱獄して復讐を狙うということになりますが、改めて仁良がゲスいとか犯罪者は犯罪者として処刑ではなく収監するという仮面ライダードライブの設定を上手く使っていますが、そういうことも面白いのですが、主人公の剛の内面描写が多く、何故あそこまで極端にロイミュードを絶対悪であると頑なな態度でいたのか、なぜ初登場時あそこまでハイテンションであったのかなどの理由が明かされてきて楽しめます。

仮面ライダー小説版は、きちんと途切れずに出されていますが、企画当初のように終了から間が開いたものと比べて、終了後に小説をやる事が組み込まれてきてからは、後日談として何が出来るのかとか、あとVシネとの絡みとかかなり計算してやっている感じがして安定感が出てきた感じがしますね。

そして、小説本編のあとに、仮面ライダードライブ全史という時系列の流れをまとめたものがついていて、いろいろと助かりました。

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

今日のBlu-ray鑑賞 仮面ライダードライブサーガ 仮面ライダーチェイサー

仮面ライダーWでスピンオフのVシネマが作られるようになり、000、フォーゼ、ウィザードは作られなかったものの仮面ライダー鎧武で再びVシネが作られて、引き続き仮面ライダードライブでも制作されたという事になりますね。

仮面ライダーは本編終了後に後日談的な仮面ライダーMOVIE大戦と後日談だけに囚われないスピンオフ作品が作られるというような事に今後定着するのか分かりませんが一度定着させるともう良いだろうというくらいまでやる傾向が東映にはありますから定着するんですかね。

今作は仮面ライダーチェイサーということで、主人公はチェイス。

本編の終盤である44話と45話の間あたりのお話で、人間の感情というものを知ろうとしているチェイスが人間の感情を与えるロイミュードに出会い人間の感情が生まれると言うことを軸にしたお話になります。

人間の感情を与えるロイミュードであるエンジェルとチェイスというだけではなく、エンジェルとハートやブレンというテレビ本編の終盤では実はロイミュード側にもいろいろとあったという形ですね。

まずは、チェイスの変貌っぷりが凄いですね、空気を読むとか何かを察するとかそういうものが完全に欠落しているからこそのチェイスだったのが、ここまで別人と化してしまうのかというのは大きな見所。

このチェイスを軸としたロイミュード側の物語以外はネタ要素多めで、そのネタ要素をこれでもかとひとっ走りしてしまうのは、巨匠石田監督らしすぎるので、これはこれで評価は割れそう(苦笑)

日曜朝には流せないような描写が多めになっていて、自由だなぁと思わずにはいられないですね。

ゲストには風都署超常犯罪捜査課の刑事である照井が登場して、風都は警視庁の管轄から外でありしかも接しているということで、東京の隣県に存在すると言うことになりますが、海もあったりするので神奈川県か千葉県なんでしょうかね。

照井は久々に登場しただけではなく、きちんと時間が経過しているのが分かるシーンも小ネタ要素としてありましたので、何かしらのネタバレを目にしないで見た人はどう思ったのかの感想が知りたいですね。

私はインタビューを読んでしまっていて先に知ってしまっていたので。

メディックは小ネタだけの出演扱いになるのですが、超進化体になるための努力がメディックのプロモーションビデオになっていて面白いですし、これを日曜の朝小さなお子様に見せるのは危険というか、いろいろと目覚めてしまいそうですね。

そして、オーディオコメンタリーが上遠野太洸、竹内涼真、稲葉友、松島庄汰、蕨野友也のキャストの5人なんですが、男だけというのもあって、自由過ぎです面白いですね、男の裸祭あたりはいじりまくりですし(笑)

ドライブサーガは次にマッハとハートを主役にしたものが制作決定していますし、それも楽しみにしています。

今日の仮面ライダードライブ総括

本日の特別編をもって正式に最終回になりました仮面ライダードライブ。

一応恒例行事にしているので、総括をしたいと思います。

番組開始前の売り文句としては、バイクに乗らない車で移動する仮面ライダーという扱い、これは仮面ライダーに対して取り立てて詳しくは無い人向けなアピールだったとは思いますが、私としてはそこへの食いつきよりも、刑事が仮面ライダーという事、メイン脚本が三条さんという事で、大好きな作品である仮面ライダーWのような作品(焼き直しという意味ではなく)になるのではないかという期待が大きいものでした。

前作である仮面ライダー鎧武が久々の大人数ライダー入り乱れ型、戦う意味が一体何であるのかすら入り乱れさせられる作品であった分、今回は分かりやすくシンプルなベタな王道路線も期待しました。

開始当初、元の期待値が高かった影響もあるのかもしれないですが、特状課の面々も言いキャラクターが揃っているし、やりとりだけを抜き出してみても面白い事は確かなんだけれども、諸手を上げて称賛出来るかというとそうではなく、悪い意味で仮面ライダーWと比べてしまい、何でWで上手く行っていた事が出来ないのかなと思ってしまっていました。

そのいくつかの要因は、ベルトさんの秘密主義というのも関係ありますが、今一つロイミュードが何であるのかが分かりにくかった、ロイミュードが人間の姿になっているのが単なる成りすましや背乗りなのか、そうする理由は何なのかがどことなくぼんやり、コピー元の人間が必ず死んでいるかというとそうでもないとかありますし、じゃあロイミュードの狙いって何なんだろうというと、初期の頃はハートが約束の数というだけで、何の数であるのかはっきりしていませんし、ロイミュードの進化というのもなかなか理解しきれなかった、もっと細かい所まで気をつけていれば実は提示されていたのかもしれないですが、番組内テクニカルタームが頭に入りきっていないうちでは覚えきれたいないなどもありました。

そして、初期の頃はロイミュード絡みの事件が起きて捜査してという流れの2話完ものでしたが、タイヤコウカーンだけでも何種類も次々に新しいものがあり、まずタイヤコウカーンに見合うシフトカー絡みの話にしなければならないという制約があったり、タイプワイルドやタイプテクニックととにかく事件ごとに何か新しい変身が出てきたりとあわただしく、そのために事件捜査以外に尺を割かなければいけなかったり、また2話完にするためとでも言う感じに、死神チェイスが進ノ介がロイミュードを倒しに向かうと必ず邪魔に来るというのがパターン化してしまったりで、どうにも乗りきれないテンポになっていた感じがして仕方が無かったですね。

ある程度大人の事情だから仕方が無いとは言うものの、仮面ライダーWの頃と比べると、コレクションアイテムを増やすためのコレクションアイテムになってしまって、個々のフォームの魅力や武器の魅力が生かされずに単なる物量作戦になってしまっているのが、私は勿体ないと感じてしまうという事なだけかもしれないですが。

そして、普段ギアが入っていなくてだらけている進ノ介が、ギアが入ると一気に別人のようにやる気が入るというのはキャラとして、探偵ものとしてある種の王道で好きなものなのですが、いかんせん繋がる過程が結構唐突というか、推理の過程が上手く提示出来ていない感が強かったあたり、星の本棚という装置を使ってフィリップに検索させて答えを探していたWと比べてしまって、面白いけれども惜しいという感想を強くさせてしまっていました。

ただ、こういった作品のテーストやら何やら私がいかにも好きそうなものであるにもかかわらず、どこか手放しで楽しめないというのも初期までである程度解消されて行った感が強いですね。

転機は剛が2号ライダーとして加入してきてから。

チェイスがロイミュードの中でも別物というか、特別扱いHPに魔進チェイサーの項目があったりした事から、2号ライダーなのではないかと早くから噂に出て来ていたりしましたが、それを裏切るかのように霧子の弟として登場。

なかなかギアが入らずにもやもやしがちな進ノ介と違い、追跡、撲滅、いずれもマッハとハイテンションにロイミュードと戦う剛の加入は話のテンポを変えて、全体的に上手く回る感じになって言ったと思います。

剛のキャラも一見するとハイテンションなのに、常に何かに追われるかのように焦っているのに、それを悟られないようにするというのも、追加戦士らしい感じがしましたし。

そして、それまで存在が秘密にされていた仮面ライダーを世間的に認知させてロイミュードとの戦いに新たな展開をさせるようになってから、仁良課長とロイミュード001こと真影、警察内部に能見として潜入したブレンらに警察内部からの邪魔との戦い、そして進ノ介の父親の殉死事件の真相へと進む当たりの流れから、それこそいろいろと繋がったとなるものだらけ。

001が記憶を操作できる能力があるという事で、警察がロイミュードに関する対策が出来てない理由に繋がったり、ゲンさんがロイミュードというのを必ず間違えるのはネタではなく意味があったと繋がってみたり。

仮面ライダーチェイサーとして特状課で一緒に戦うようになったチェイスが、001の能力を知っていながらも、聞かれなかったから答えなかったという見事な天然キャラになってみたりと、ギアが一気にはまっていく感じがしましたね。

001との決着、進ノ介の父親の事件の解決あたりは、力技や説明不足は感じるには感じましたが、それすらも気にしてもしょうがないというくらい上手く話を運んで、この時期に最終回だっけ?というくらいにのものでしたし、001が解決したと思ったらば、実は仁良がどうしようもないくらい下衆だったというあたり、実はロイミュードよりも人間のの方が問題じゃないかという流れも上手く作り出していたと思います。

そして、ここら辺りからようやく約束の数であるとか、ロイミュードの狙いというものが明らかにされてきて、いろいろともやもやが晴れていきました。

と同時に001にしろ仁良にしろいかにも倒すべき悪という雰囲気の強かった敵という存在感と比べ、残ってラスボス足り得るのはハートだけになり、それまでの行動原理、仲間思いであるとか、進ノ介とは真っ向勝負をしたがるとか、悪である敵ではなく好敵手であるハート相手にどう着地点を作るのかという楽しみと不安と両方が残される事になりました。

001を破った裏に、蛮野という反則級の存在が出てきて、蛮野が仲間ならばそれだけで勝てそうじゃんとなっていたのも大きかったですね。

しかし、霧子とと剛の父親でありロイミュードの生みの親である蛮野はデータ化されていて、反省し剛を手助けしたりしたのも、自分の野望のためという最高に下衆い人間であったと分かってから最後までが最高に面白い展開になりました。

それまでロイミュードを悪として倒してきたわけですが、チェイスの存在などロイミュードも共存が出来るのではないかなど、ぶれる進ノ介、ロイミュードは絶対悪として殲滅対象にしか見ていなかったのに、チェイスという存在がいるためぶれざるを得なくなった剛。

ロイミュードは倒さなければいけないはずなのに・・・となっている所で、そもそもの元凶はロイミュードを作り出した人間である蛮野という絶対悪の出現。

蛮野の登場と、超進化のために人間の感情をより高めなければいけないというロイミュードはそれが故にどんどん人間らしさが高まっていくハート、ブレン、メディック達。

ロイミュードもある意味では被害者だった(そもそもロイミュードを作り出した裏側に蛮野の野望が強く反映されていた)という形になり、最後は進ノ介達とハート達が手を組む結果になる流れ、ネタキャラ全開だったブレンの死を始め、メディック、ハートと倒れていくロイミュードへの感情移入、チェイスの死からロイミュードとはダチになれないと頑なな態度を守りとおした事を後悔しながら、剛と蛮野との決着など王道過ぎる展開でしたが、その王道だからこその心地よさは最高でした。

父親の事件を解決しているが故に、因縁に一区切りついてしまった感じのある進ノ介が、剛と比べると最期の戦いでの盛り上がりに少し欠ける気はしましたが、ハートとの共闘からハートの最期を見届けるラスト、そして、本編後の特別編扱いの最終回で立ち止まるきっかけになった早瀬刑事を大怪我させてしまった事件のトラウマ払拭と終盤の話の畳み方は本当に素晴らしかったと思います。

仮面ライダーにしろ戦隊にしろ、1年間まるまる面白い作品というのはなかなか難しい物があると思います。

そういう意味では、仮面ライダードライブはスロースターターな作品だったのではないか、終わりよければすべてよしという言葉がありますが、ある程度当てはまる作品だったのではないかと考えます。

私はこの枠は基本的に見続けていて、それほど面白いと思わない作品であっても途中で切る事はしていませんが、人によっては自分に合わない作品であればある程度見切る場合もあると思いますし、時間の節約のためにもそうしても構わないと思います。

ただ、王道展開の仮面ライダーが好きだという人で、序盤で面白くないと見捨ててしまった人がいるのならば、勿体ないから最後まで見た方がいいよと薦めたくなる作品になったと思います。

ただ、もう少し全体的に説明不足や解決方法に強引さというか粗が目立たなければというのはどうしても残ってしまいますけれどもね。

それを横においても、特に終盤は本気で楽しかった作品だと言っておいて大丈夫だと思います。

毎回総括だと言ってやっている割に、総括になっていない気がするなぁ・・・

おまけ

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