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今日の読書 小説 仮面ライダーゴースト~未来への記憶~/福田卓郎

小説版仮面ライダーゴーストは、テレビ本編、映画、Vシネマやスピンオフ作品を全部詰め込んだ上で、グレートアイ視点で全体を補完する物になっています。

第1章がガンマ世界創世で、ガンマの人々が移住し眼魂を使って完璧な世界だと言い張っていたものにたどり着くまでのもので、テレビ本編だけではなく、Vシネマの物語と密接に結びついていたものを、テレビ本編で説明不足を感じたものまでしっかりと埋め合わせる物になっています。

第2章が大天空寺の宿命で、タケルの父である龍がモノリスを研究することになった経緯やゴーストハンターとなった経緯、マコトとカノンが大天空寺にやって来て、タケルと幼馴染みとなった経緯など、テレビ本編、映画、Vシネマとやってきたからこそ、そこで説明しきれない部分をしっかりと説明する形になっています。

第3章タケルとクロエの再会で、テレビ本編後の話であるVシネマのその後という形でまとめ、テレビ本編最終回へと繋がる構成になっています。

仮面ライダーゴーストのテレビ本編は、やらなければいけない事を詰め込みすぎて消化不良を起こしたというか、説明すべき点を上手く説明しきれずにとっちらかってしまった印象を残す作品となってしまい、面白いと思える部分はあるのに勿体ないという個人的な評価をしています。

テレビ本編以外に、Blu-ray特典のアラン英雄伝で描かれた部分が何気に重要度が高かったようだったり(これは見ていないのですが小説内である程度説明されていたので理解出来ましたが)いろいろと補うものを別にやってしまったりというのが合ったのかもしれないですが、今回の小説版を読んで、いろいろとそういうことだったんだと分かる部分もあり、小説として楽しむという要素はもちろんありますが、ある意味副読本として楽しいという感じになっていますね。

媒体が違いますし、いろいろな制約があったりで単純比較してはいけないのでしょうが、この小説のおかげでテレビ本編で分かりにくかったことが理解しやすくなったというのはあります。

何でテレビ本編でもっとすっきりと理解出来るように作れなかったのかなぁと、思わされる1冊でした。

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

今日のBlu-ray鑑賞 仮面ライダーゴーストRE:BIRTH 仮面ライダースペクター

すっかり恒例で、あって当たり前になっている後日談となるVシネ、仮面ライダーゴーストは仮面ライダースペクターということで、マコトが主人公となり、最終回でマコト、アラン、カノンが眼魔世界に旅立つという、分かりやすい前振りがあった事の回収ですね。

眼魔の世界の赤い空を青い空にしようとするも、なかなか上手くいかず、アランの理想とはほど遠く犠牲者が増えている状況。

アカリはイゴールと組んで何とか青い空を取り戻す装置を完成させようとしたり、地球は地球で本編以降の変化が見えるというか、タケルは大学受験を目指していたり、ジャベルが大天空寺に入っていたり、御成は寺から独立して不可思議現象研究所を立ち上げていたりと変化があり過ぎ(笑)

なかなか理想に向けて上手くいかない眼魔の世界に、かつてアデルと対立していたソウルマスターナンバー1なダントンが復活してきて、眼魔の世界の環境を変えるというアラン達の考えとは別に、人々の方を進化させて環境に適応できるようにするという別の、そしてかつてグレートアイを使って解決しようとしたアデルと衝突した方法論を持ち込んで来て、事態が動き出すというお話。

分かりやすい善悪のぶつかり合いではなく、ある意味向かうべき理想像は同じなんだけれども方法論は著しく違うす、向かった先の理想も違う。

理想を掲げるだけでは解決しないし、実現できそうな次善の策はそれそのものでは一概に間違いとも言い切れない、そういったものが軸にはあり、なかなか面白いですね。

まぁ結構仮面ライダーでは敵対関係にあたるものが必ずしも絶対悪とは言い切れないものがほとんどではあったりしますけれどもね、方法論が大いに人に道を踏み外しているだけで。

唐突に復活していた西園寺の存在など、ちょいちょい説明不足を感じたりはありますが、ゴースト本編そのものがそういう感じでもあったので、十分に楽しめましたね。

何だかんだで、本編から何から全体を通してマコトはいろいろと不幸だよなぁと思わずにはいられなかったですね。

メイキングとオーディオコメンタリーもありますが、オーディオコメンタリーでは、ゲストキャラのクロエが可愛いということで現場がカノン派とクロエ派にわかれたということもあったようで、カノンをちょいちょいからかったりしているのが面白く、現場の家族感が伝わってきてきて良かったですね、とにかく楽しそうでなにより。

今日の仮面ライダーゴースト総括

昨日、仮面ライダーゴーストは最終回を迎えたということで、一応恒例にしている全体総括をしてみようかなと思います。

毎回総括と言いながら、あまり総括っぽくない感想をダラダラと書き捨てているだけですが。

仮面ライダーゴーストが大好きでたまらないという人には申し訳ないですが、個人的には残念な作品になってしまったなぁというのがあるので、基本残念だった所を中心にまとめる事になりますが、結局作品の設定や、全体のポイント、伏線や伏線を回収するタイミング、提示した謎と謎を解明するタイミング、引っ張り方と引っ張っただけの甲斐を感じさせる中身などなど、きちんと細かく詰めておけなかったのかなというのに尽きてしまうのではないかと。

今作はメインプロデューサーが仮面ライダーシリーズとして初のメインというだけでもなく、戦隊でのメインも経験が無い本当に初メイン、脚本も仮面ライダーシリーズで初のメイン脚本というだけではなく、特撮作品初脚本ということで、主軸が初物だったというのが、今までに無い新たな魅力を作り上げる可能性もありました。

しかし、今の仮面ライダーシリーズは戦隊に比べてフォーマットから自由に作り上げられるという自由さがあるものの、逆に自由さが設定をしっかりと作り上げなければいけないという特殊技術を必要とするものになっている、さらに販促アイテムがシリーズを重ねるごとに増え続けて物語展開というだけではなく、アイテムを有効利用しないといけない強制性もあり、ただ話を作るだけではなくアイテム利用を逆算しなければいけない不自由さ、さらにスピンオフの多さ、1年間のテレビシリーズの間にMOVIE大戦があるだけではなく、今回の場合は仮面ライダー1号という作品、夏映画と3つの映画が絡んでくるだけではなく、さらにネット配信まで加わって、それぞれをどれだけ本編にフィードバックさせるのか、それはそれで別物という扱いにするのかの匙具合という多岐にわたる特殊技術が必要になっているのが現状です。

平成仮面ライダーシリーズも、1期の頃ならば自由さと不自由さの共存の中でも不自由さがもう少し緩くて、初めてシリーズを担当する脚本家であっても上手くやり得た可能性もありますが、現状全く初めてでメイン脚本をやるというのは相当ハードルが上がっています。

特撮作品は初めてだけれども、アニメ脚本から起用とかであれば、まだ何とかなったかもしれないですが、今回メインの福田氏は基本一般ドラマを多く手がけていて、今の時代一般ドラマは1クールがほとんどと言う事もあり、余計に特殊技術が必要となった今の仮面ライダーでは難しかったのかなというのが結果論ですね。

そして、メインプロデューサーも初メインだったというのも、今までとは違う事をやってみたいという意欲があったのでしょうが、やりたい事とやらなければいけない事をきっちり交通整理できなかった原因になってしまったのではないかと、両方が初では無く、片方は経験者であったらば全体の詰めの甘さは違った物になっていたのかもしれないと思うのも結果論ですね。

結果論だらけですが、実際に作品を見る前に個人的に危惧していた事は、英雄の眼魂を使ったフォームチェンジの数が最初の時点で多すぎと言う事でした。

個人的趣味になりますがフォームチェンジが多すぎたり、武器が多すぎたりして不遇なフォームがあるというのを残念に思う質ですので、発表があった時から危惧していましたし、その危惧はしっかり当たってしまったわけですが、作品を見る前から今の時代コレクターズアイテムとして商品をガンガン発売させないといけない時代だからと諦めもありました。

タケルが死んで英雄の眼魂集めをする事になるわけですが、英雄の眼魂にしろ眼魂そのものにしろ基本的な説明はなしで、眼魂そのものを謎要素にしていました。

眼魂についての説明、英雄の眼魂を集めたらばタケルは生き返る事ができるという理由、基本いろいろと作品内で明かさないで引っ張った。

初期の段階から、引っ張るネタの引っ張り方、開かすタイミングと内容についてはいろいろとずれていたなというのが個人的な見解になるわけですが、英雄の眼魂の説明はしなくても眼魂って何?っていうのはもっと速いタイミングで明かすべきだったと思いますし、眼魔、眼魔の世界に関するもろもろ、眼魔は死なないというのは、それはそれでインパクトがありましたがだからこそ眼魂って何なんだというのは、少なくともマコトが出てきたタイミング、妹のカノンが眼魂になっているという状況あたりでいろいろと明かせたのではないかなと。

また、英雄の眼魂を集めてタケルが生き返るとなった時に代わりにカノンを生き返らせた。

願いが何でも叶うという事なのか1人しか生き返らせられないのか、英雄の眼魂が揃っていればもう一回願いを叶えられないのか、などなど前提条件の提示の仕方がふんわりし過ぎていたのを始め、前提条件の提示をしないで話を進めてしまったのは初期段階から気になりました。

アランは眼魔の世界を完璧な世界だと言い続けていながら、何がどう完璧なのか、不合理が無い、完全な平等、死なないあたりは一応説明している事になると言えばなりますし、死なないという以外は極左共産主義的な全体主義を勝手にイメージしましたが、眼魔の世界に飛ばされて戻ってきたマコトは地獄だと言わせてみたり、またマコトというキャラクターが極度に説明する事をしない人物になってしまったため、落ち着いて話せば何とかなるレベルの事から、勝手にタケルを逆恨みしたり、タケルを甘いと言ってみたり、カノンが生き返るまでは妹の事が全部だったから仕方が無い部分もあったのでしょうが、その後もケジメをつけなければいけないと1人で眼魔世界に行こうとしたり、そっくりさんが出現しても1人で解決しなければいけないという縛りでもあるのかと言うくらいの行動をし続けて、作品内で特にタケルが絆を強調しているのとは真逆の行動というか、タケルは絆を口にするなら身近にいる人物ともっとコミュニケーションをとった方が良いんじゃないかと思うくらいでした。

眼魔の世界が完璧というならば、じゃあなんで人間世界にわざわざ来るの?というのもなかなか提示されなかったものの1つになりますかね。

初期のアランなんかはアランもよく分からないままやっていたのがあるので仕方が無いのでしょうが、アランが知らない事がいろいろ動いていると分かったタイミングでもう少し提示できなかったのかなぁと。

この提示するタイミングを後ろに後ろに持っていこうとする事そのものは悪いとは言いません。

私はミステリー小説読みもしているので、いろいろな謎が最後に集約して、これはこう繋がっていたのか!と驚かされる事そのものに喜びを感じたりもするので、狙ってい引っ張りたいという思いがあるのも分かります。

しかし、問題は引っ張った割に全部が集約されていくのではなく、伏線っぽくしたもの(回収されなかったものも多々あり)は明かされてみたらば1つに繋がった!という形になっておらず、それぞれが勝手に実はこうでしたとしかなっていなかった感があったわけですね、少なくとも私はそう感じました。

こと、タケル関係にしてみれば、一度目の消滅が延期出来た理由も何か具体的な理由というよりも結局はタケルには無限の可能性があって、その無限の可能性のおかげ、とりあえず奇跡は起きた理由は聞くなというのとほぼ同義語になってしまっていた、別に他の出来事リンクしていたわけでも無かったし、それ以降タケルに起きる出来事のほとんどは無限の可能性で片付けられるもの、タケルは奇跡製造マシーンでしたになってしまっていた、少なくとも具体的な何かの提示無しにいろいろとすまされてしまったと。

引っ張った謎や伏線は別に1つに集約されず、じゃあ引っ張る必要が無いじゃないか、明かされたけれども具体的な何か理由があったわけでは無かったが目に付きすぎたというのも作品の負の面だったと言わざるを得ないですね。

具体性の無さというのも繰り返しになりますが目に付きました。

前半は英雄の眼魂を造り出すために、とりあえずタケルが抱きついておけば眼魂出現という感じになりましたし(語弊はありますが)、眼魔の世界を完璧な世界と言い続けるのも具体的ではなく、完璧と言っているから完璧という結論ありきのふわふわとしたもの、アランの兄であるアデルが敵のメインとなっていくと余計に完璧を連呼しますが、どう完璧にしたいのか完璧にして何をしたいのか取り立てて無く、父親への反抗心だけで暴走した感がありあり、まるで政権交代したらばそれだけで成功するというような感じに近いものを感じました。

終盤のガンマイザーにしろグレートアイにしろどういうものなのか明かすタイミングも遅いと感じましたし、それを明かす存在となる仙人というかイーディス長官も結局何で別人のように振る舞っていたのか具体的に納得出来るものも提示しなければ明かされたのもコントのようなものだったり、繰り返しになりますが作品全体像をもっとしっかりと作り上げられなかったのかと思わされる事だらけでした。

作品の悪いところだけあげていくときりが無くなるのでそろそろやめておきますが、逆にもう少しきちんと設定や全体像を作り上げていれば面白くなり得たのではないかとは思います。

前半だけで面倒になってやらなくなったというのもあるのでしょうが、タケルが幽霊で一般人から見えなくなるという設定だけでは無く、一般人には眼魔が見えないので不可思議現象になってしまうという設定は面白かったと思いますし、見えないから何とか見えるようにとアカリが不知火を作ろうとしたり、御成がネタキャラながら見えない敵と何とかしようと奮闘していたのは、1年間やるのはきついだろうと思いましたが面白かった設定ですね。

また、初期の不可思議現象研究所に持ち込まれた事件を解決する平成仮面ライダー2期でよくある流れを2話完に固定しないで1話ものを多めに速すぎるくらい速い展開していたのも詰め込みすぎは感じたものの、新たな事をしようとする意欲は見えましたし、ここら辺もコレクターズアイテムとして商品の問題がもう少しやらずに済めば、いろいろと負担は軽くなったのかもしれないなぁと思ったりもします。

アランも仲間になってから、特にたこ焼き屋のフミ婆とのエピソードは良かったと思いますし、眼魔の世界を完璧と信じていたのが実は違うのではないかと疑ってからの葛藤、人間世界の自由を知っていく当たり、自由の存在しない平等という極左的思考からの逸脱という眼で見ていて、むしろ主人公と思えるくらいで評価しやすい部分だと思ったりします。

結局長々と書いた結論としては、今の仮面ライダーは作品を作る上で特殊技術が必要になりすぎていて、それを分かった人がきっちりと設定を作っておいて、それを踏まえて全体像を作って、どのタイミングで何をするのかをしっかりと計算できる事が必要と言う事になってしまいますね。

それができないと、単体では面白い話はあっても全体で気になる事だらけでなかなか作品全体で楽しめないものになってしまうと。

だからこそ、オレならもっと面白い物が作れる!なんて言う気はさらさらなく、条件が大変になった中スタッフの皆さん頑張ってねと言うしかないなぁと。

今日の仮面ライダーゴースト 第50話

「未来!繋がる想い!」

実質的な最終回は前回ですが、今回は仮面ライダーの引き継ぎとなる特別編で本当の最終回。

ガンマイザーを倒し人間の世界にも眼魔の世界にも平和が訪れ、グレートアイの力でタケルは生き返った。

みんなでタケルの父龍の墓参りし、これまでの事を報告し、これからの決意を話していると、ジャベルがやって来て大天空寺で修業する事に決まります。

タケルは半年ぶりに高校に通うようになりましたが、休んでいたせいで勉強が分からなくなっていました。

アカリが家庭教師となりタケルに勉強を教えますが、タケルは早々にギブアップ。

壁抜けしてアカリから逃げ出そうとしますが、人間に戻ったので失敗。

それでも、逆にそれが人間に戻った事の喜びにも。

アランは青空を絵に描いて眼魔の世界もいつかこのような空になるのだろうかと想像します。

マコトとカノンは一緒に買い物をして幸せを謳歌していましたが、マコトはそれを破るように父の後を継ぐとカノンに言い出します。

カノンもアランを助けたいんだろうとすでに察していました。

すると突然空中にゲートが浮かび上がり、それを見たマコトとアランは現場へと向かいます。

ゲートに向かって黒い仮面ライダーエグゼイドがシャカリキスポーツと奇妙なものをぶつけると、そこから現れた少年がそれを手にして、世界を変える力を持つものと。

マコトとアランが駆けつけ変身し戦い始めますが、チュ・ドーンと攻撃され押され気味。

何とか反撃を試みると、あっさり撤退してしまい現状を理解できません。

マコトはどこかへ行こうとする少年に声をかけると、天空寺タケルの名前を出し驚きます。

気合いを入れる言葉がグンダリになってしまったジャベルは大天空寺で高速ぞうきんがけ。

御成は何故かご執心のゴエモンを呼び出そうと不思議な儀式と、シブヤとナリタは呆れるばかり。

タケルの名前を出した少年は大天空寺にやって来てタケルに会うと、アユムと名乗り、仮面ライダーゴースト世界を救ったんだよねと聞きます。

アユムはタケルが普通の高校生をやっている様子を目にして、こんなことをしているくらいならばゴーストをやっていた方が良かったのではないかと指摘。

タケルは生きている事そのものが奇跡だと反論します。

タケルが無事に生き返った第二の誕生日パーティーが開かれます。

皆浮かれる中、アランはジャベルにたこ焼きを教えるという(笑)

みんなで一緒にご飯が食べられて喜んでいると、アランはタケルに人間の素晴らしさと命の意味を教えて貰ったと礼を言い、自分達の世界も人々が自由に生きられる美しい世界にするつもりだと言います。

さらにマコトは自分も眼魔の世界に行ってアランを手伝うとタケルに言います。

カノンも自分も行くといい、しんみりとなりますが、仙人が今日は盛り上がる日だと陽気すぎるくらいに振る舞います。

そんな中アユムは何でここにいるんだと言うくらい何一つ浮かれた様子もなくたたずんでいると、浮かれていたタケルも真顔に戻り、襲ってきた奴について尋ねます。

アランはタケルに似顔絵を見せます。

タケルはどこかで見た事があると気になります。

アカリは狙われる理由を聞くと、アユムはこれが世界を変える力を持つものだからと奇妙なものを見せます。

タケルは世界を変えるという事は幸せな未来も作れるのかと聞きますが、アユムは未来に希望を持っても無駄だと、未来は絶望しかないと頑なな態度を見せます。

アランはたこ焼き器を手土産に、マコトとカノンと共に眼魔の世界へと帰って行きました。

タケルがアラン達が眼魔の世界をよくしてくれると願っていると、アユムは未来なんて変えられないと言い切ります。

タケルは最初は3人でも思いが繋がり世界を変える力になる、自分も1人で世界を救えたのではなくはでく、人の繋がりが世界を変える力になると悲観論を復そうとしますが、アユムはそれでも考えを変えずに逃げ出してしまいます。

アユムが逃げた先には奇妙な怪物が出てきて、タケルはゴーストに変身して戦い始めます。

そこに、仮面ライダーエグゼイドがやって来てタケルと一緒に戦って怪物退治をします。

タケルはアランの絵からアユムを襲っていた奴だと思い、アユムを守ろうとします。

エグゼイドはアユムが持っている者は世界を救うために必要だから渡すように言いますが、タケルは世界を救うためなどと言うのは嘘だとして戦い始めます。

タケルは世界を好きなように変えるつもりだろうと言うと、エグゼイドは変えるのは運命だ反撃。

人の命を救って運命を変えるという言葉にタケルも同意していると、突如アユムを襲う光があり、タケルとエグゼイドは体を張ってアユムを守ります。

エグゼイドはアユムの無事を確かめると、アユムは無事でしたが世界を変える力を落としてしまいます。

タケルはとっさにアユムをかばったのを見て、悪者扱いが違うのではないかと疑問に思い始めると、もう1人同じ姿で色違い、黒いエグゼイドが現れてアユムの落とした世界を変える力を拾い上げ消えてしまいます。

タケルは奪われてしまった事を謝りますが、アユムの命を救えただけで良いとします。

そこにまた怪物達が現れ、2人は力を合わせて倒します。

2人はまたどこかで会おうと約束するとエグゼイドは去って行き、タケルはエグゼイドの眼魂を手に入れます。

人と出会い思いが繋がって未来を変える力になるとタケルは改めてアユムを諭しますが、未来なんて変わらない思いなんて意味が無いと頑なに拒否。

タケルはアユムを抱きしめると、思いはずっと一緒にいると、未来は変えられる人間の可能性を信じていると。

世界を変える力を持つ者というと、アユムは来て良かったと言い去って行きます。

御成は不可思議現象研究所を続ける気満々ですが、仙人は大天空寺の新住職、シブヤとナリタはジャベルと一緒に修業、アカリも科学の道に戻り、タケルも学校に戻ったと言う事で不可思議現象研究所は御成1人状態に。

と言う事でおしまい。

アユムはMOVIE大戦への前振りになるんでしょうかね。

Vシネは仮面ライダースペクターで眼魔の世界に旅立ったマコトを軸にしたお話のようで、仮面ライダーの引き継ぎと同時に、今後の作品への前振りという感じですね。

テレビ本編の最終回はあくまでも1つの区切りで、後日談があって当たり前になっているので、こういう感じになるんでしょうね。

全体の総括はまた別に。

今日の仮面ライダーゴースト 第49話

「無限!人の力!」

タケルが生き返るために仮面ライダーとなり英雄の眼魂を集めている、残された時間はあと1日。

倒したと思ったガンマイザーはグレートアイを取り込んでグレートアイザーとして復活。

人間は不確定な要素が多すぎる、コントロール不能で不合理な存在だから消去と地球に向かいます。

タケル達はモノリスを使って戻る事にします。

グレートアイザーは月夜の大天空寺に現れ、大天空寺を突き破って飛んで行きます。

タケル達はバイクで後を追って行きます。

グレートアイザーは全知全能の存在で世界を変えるというといきなり夜を昼間に変えます。

タケル達は変身し戦おうとすると、グレートアイザーは眼魔の皆さんを呼び出します。

マコトとアランが眼魔の皆さんを引き受け、タケルが後を追います。

そこに何故か仮面ライダーエグゼイドがやって来て眼魔の皆さんを片付けるという、少し前までならば夏映画で行われる新仮面ライダーお披露目イベントのような展開。

チャリンコで攻撃しまくってなかなかインパクトを残していきました。

タケルはグレートアイザーを止めようとすると、タケルが見せた人間の可能性、数々の奇跡が決断させたと言いがかり。

ムゲン魂のタケルは圧倒されるものの、ヨロコビストリーム、カナシミブレイク、イカリスラッシュ、シンネンインパクト、タノシーストライク、イサマシュートと立て続けに反撃。

しかし、全く効かずに逆にあっさりと吹っ飛ばされてしまいます。

変身が解けてしまいなかなか立ち上がる事もできないタケルの目の前でグレートアイザーは光る巨人化のアイザージャイアントとなり、マコトとアランは向かっていきますがあっさりと吹っ飛ばされてしまいます。

アイザージャイアントは次々と人々、人々だけではなく久しぶりに現れたキュビ達をも消し去って行きます。

仙人はガンマイザーがグレートアイを取り込んでしまったから世界はおしまいと軒下に引きこもります。

みんなが絶望感を感じている中、アランは再び変身して立ち向かおうとしますが、変身しようとしたところで消滅されそうになります。

それを突き飛ばして救ったのはジャベル。

ジャベルはアランを救った事に満足して消えていきます。

何もできない絶望的な状況にアカリはタケルなら何とかしてくれると願います。

人々の思い、未来が消えていくのに守れないという状況にタケルは絶望的な気持ちになっていると母親の声が聞えます。

そしてタケルがお腹にいる頃からタケルが生まれ母親が死んだ時の事がタケルに流れ込んできます。

タケルは自分が親から愛されていたことを改めて知り、自分がそんな両親の子供で良かったと、会いは命を生み出す奇跡の力だと、その愛の力を信じムゲン魂に変身。

人間の思いを知らないアイザージャイアントに愛の力を教えてやると、ラブボンバーを叩き込むとアイザージャイアントはびっくりするぐらいあっさり消滅。

タケルは変身を解くと、ムゲン眼魂も消滅します。

アカリや御成達が喜んでタケルの元にやって来ますが、タケルはまだ終わっていないと、倒れているグレートアイザーを目にして言います。

グレートアイザーが立ち上がると、マコトとアランはあとは全てタケルに託します。

グレートアイザーの攻撃を偉人達が防ぎ、タケルはオレ魂に変身、偉人達も実体化。

タケルはみんなの英雄ということで、偉人達の総攻撃という名の関智一劇場から、タケルは命を燃やし尽くし渾身のキックでグレートアイザー撃破。

ガンマイザーに取り込まれたグレートアイが復活し、タケルはグレートアイに連れ去られます。

グレートアイに取り込まれたタケルはフレイヤに多くの魂が結合している不滅の存在となっている今、生き返る必要は無いのではないかと言われます。

タケルは皆と一緒にご飯を食べたり、一緒に笑ったり悩んだりして生きたいと言います。

しかし、頼みたいのは自分が生き返りたいという願いではなく、ガンマイザーに消された人達こっちの世界と眼魔の世界を元に戻すと言う事。

壊された街は自分達で直すと、あくまでも消された命だけを復活させてくれと。

願いは受け入れられガンマイザーに消された人々は復活します。

人間の無限の可能性を信じてみたくなったと、グレートアイはタケルにお礼をして去って行きます。

グレートアイが消えて眼魂システムが聞かなくなったと言う事で、カプセルから仙人が出てきます。

そして一緒に入っていた猫のユルセンも。

渡されたお礼はタケルの体。

生き返ったタケルは空中から落っこちていきそうになりますが、英雄達に助けられ無事に帰ってきます。

そして生き返った証拠に腹が減ります。

眼魔の世界でもジャベルやイゴール、キュビ達が次々とカプセルから目覚めます。

大天空寺では仙人がユルセンを抱いて待っていました。

タケルは御成からおにぎりをもらい、食べて生き返った事を実感します。

と言う事で、今回で仮面ライダーゴーストの実質最終回でした。

ガンマイザーを倒してグレートアイと繋がって願いを叶える、でもタケルはまたもや自分が生き返る事を願わずに他の人々を生き返らせる事を優先させ、そのお礼に生き返ったという幕引きでした。

非常にらしいなって思える一方、願い事そのものに制限って掛かっていないんじゃないかという無粋なツッコミもあるにはありますかね。

それは置いておいて、ユルセンが猫だったというのは一番驚いたかもしれません。

次回は最近仮面ライダーでは定番化させるのかなぁという後日談と時期ライダーへの橋渡しとなる特別編で本当に最終回。

おまけ

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