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今日の読書 アロワナを愛した容疑者/大倉崇裕

捜査一課から総務部総務課動植物係へと異動した元鬼刑事の須藤と動植物に対する知識だけは豊富で他は基本的に残念ながら事件の捜査になると結果を出す薄圭子のコンビによる警視庁いきもの係シリーズの5作目になります。

連作短編の形式はお約束として出来上がっていますが、今回は2作目で出て来た新興宗教団体絡みのネタの影響が残っているというのものへの力点が強めというのと、作者の別シリーズもののキャラクターである福家警部補も共演していたりと、お約束な流れは踏まえながらも少し変化もつけてきた形になります。

タカ、アロワナ、ランと今回初めて現場で世話をしないといけないものとして植物が出て来たというのも変化ですね、シリーズを続けていく上でお約束の大事さと同時にマンネリとの戦いというのがあると思いますが、現時点では上手くコントロール出来ている印象があり、気楽に読めるミステリーのシリーズ物として現段階でこれが最新作という事もあり薦めやすいものになっていますね。

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今日の読書 クジャクを愛した容疑者/大倉崇裕

総務部総務課動植物係となった元捜査一課の鬼刑事須藤と、生き物の知識だけに全てを振り切っている薄圭子のコンビによる警視庁いきもの係シリーズの4作目になります。

今回はピラニア、クジャク、ハリネズミが絡んでくる連作短編であり、定番の流れを踏まえたものになりますが、今回から運転手役として総務部総務課動植物係の人員が増えたために、コスプレ婦警にしか見えない事から移動のために拾ったタクシーで誤解を受けるというお約束は封印という事なっていき、ここら辺はお約束に飽きてきて変化をつけようとしてのことか、その手のネタを使い続ける事に対して批判的な意見があったのか分かりませんが、変化といえば変化ですね。

微妙な変化はありましたが、お約束を大事にしたシリーズであり、気楽に毛色の変わったミステリーを読もうと思ったらば薦められるシリーズだと思えますね。

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今日の読書 ペンギンを愛した容疑者/大倉崇裕

銃撃された影響で捜査一課から総務部総務課動植物係に配属された鬼刑事の須藤と動植物の知識は豊富にあるもののその他は残念で制服を着ていてもコスプレにしか見えない薄圭子のコンビによる警視庁いきものがかりシリーズの3作目になります。

1作目と同様に連作短編集となり、事件現場に取り残されたペットの世話をするために出向いて、その現場に残された状況から与えられた任務以上として事件を解いていくものに戻りました。

特殊な知識をもとに事件を解決する探偵というのは定番としてありますが、そういった種類の王道を考えると前作のような長編よりも短編の方がおさまりが良い感じはしますね。

今回もペンギン、ヤギ、リスザル、ヨウムとペットとしては定番から外れているものを扱い、特殊性が事件解決の鍵になるというもので、2人の会話の噛みあわなさ共々良い意味で気軽に楽しめるミステリー小説の様式美を感じますね。

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今日の読書 蜂に魅かれた容疑者/大倉崇裕

銃撃を受けた影響で捜査一課から総務部総務課動植物係に回される事になった鬼刑事の須藤と動物に関する知識は優れて、些細なことも気にかかるものの他にまつわる事は残念で制服を着ていてもコスプレにしか見えない薄圭子のコンビによるシリーズ2作目になります。

シリーズ1作目は事件が起こった後、事件関係者の部屋に残っている動物の世話をする事をきっかけに事件を解決するという基本的な流れのある短編集でしたが、今回は新興宗教団体にかかわる事件を追っていたところ警視庁の管理官が銃撃されるという事件が起きて警視庁で人手が回らないというところに、スズメバチに襲われる事件が頻発し現場に駆り出されるという話になります。

蜂の被害と新興宗教団体の件が関係あるのかどうかが軸となり話が進んでいくのですが、いかんせん動物関係の知識以外は残念な薄巡査の存在が緊張感を失うというネタに力点も置かれているので、どんな殺伐とした状況だとしてもシリアスになりきらずに気楽に楽しめるという図式は間口がひろいミステリーですので、ネタ多目のミステリー好きには薦めやすいものになっています。

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今日の読書 小鳥を愛した容疑者/大倉崇裕

警視庁捜査一課で鬼警部と言われた須藤は銃撃を受けて負傷し、リハビリを兼ねて総務部総務課動物植物管理係に配属され、そこで動物についての知識が豊富過ぎる制服がコスプレに見えてしまう薄圭子とコンビを組むことに。

事件現場に残された動物の世話を任せられ、そこに残った不自然な状況をきっかけに事件を解決していくという形のミステリー短編集になります。

大量の十姉妹、蛇、亀、フクロウといった犬猫に比べるとペットとしては一般性のないものが扱われていて、殺人事件には慣れているけれども動物には慣れていないベテラン刑事と事件解決そのものは実績が無かったものの、それまでにベテラン刑事達との会話から事件に関するノウハウを学び、動物に関する事ならば知識が旺盛すぎるほど旺盛で、その分一般的な知識に若干ずれがある若手という男女の刑事のコンビとしては安定感のあるものになっていて、変わった設定を上手く活用しているという事で、この後シリーズ化していくというのが分かるなと思えるものになっています。

動物を飼いたいとか、動物が好きでたまらないというような感情を持たない私が読んでも楽しめるので、もともと動物が好きというような人ならば手を出しやすいだろうなと思えますね。

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