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今日の仮面ライダーギーツ総括

毎作品ごとに最終回を終えると全体的な感想をまとめているというのを恒例にしていますが、仮面ライダーギーツも昨日最終回を迎えたのでやっておこうと思います。

これもまた毎回恒例になってしまっているのですが、仮面ライダーは毎回何か新しいことをやらないといけない、設定を多目に入れ込まなければいけないというのが決まりになっているのか、過去作品とは違う何かをやろうという意識が強すぎて詰め込み過ぎて消化不良、詰め込み過ぎて整合性が弱い(整合性に拘っているところと緩いところの落差が激しい)というのを指摘せざるを得ないものが続いているなぁと。

ギーツの場合ですとデザイアグランプリというものが話の軸になる事が最初から提示されていましたが、ゲームによって最終的な勝者が望みが叶うというのは、龍騎が先行作と言えるかもしれないですが、ギーツはライダーバトルというものではなく、本当にゲームというのが違いとしてはっきりさせていて、望みによって世界が作り変えられる、ゲーム中に起こった事が復元されていく事が明らかに違うと言うことで提示されていました。

試みとしては面白いですし、勝者が1人とはいえゲームによって協力したり、実力だけではなく運にも左右される等々も先行作との違いとしては悪くは無かったと。

ただ初期の頃、ゲームに巻き込まれた形の景和の視点でのものもあり、よく分からないまま参加してしまっているためゲームについてのルールが把握出来ていないままやっているというゲームとしては不親切設計というのに、経験者との差が露骨につきすぎじゃないかというようなものであるとか、全体の謎要素でひっぱるという狙いもあったりで狙って伏せているものが単に説明不足にしかなっていないというのも引っかかりましたね。

1年間続くものですからレギュラーはレギュラーとして続くだろうというのが分かってしまったために、ゲーム勝者であるデザ神が一度決ってから、新たなデザイアグランプリにエントリーされるのがデザ神以外総入れかえみたいな事も出来ないだろ、エントリーされていなくてもどこかでエントリーされるのは決っているよねという予測がつけやすかったのも作り手としては難しかったかなというのもあります。

ちょいちょい全肯定はしにくいよなぁという中で、デザイアグランプリがリアリティショーだという設定はなかなかに面白いとは思ったり、オーディエンスやサポーターというものも概ね設定としては面白い、自分で操作をしない信長の野望、推しキャラに有利になるように課金するというものかと考えるとデザイアグランプリの存在意義みたいなものは面白いなとは正直思いました。

設定としては面白いという事は分かったのですが、運営の狙いが分からなかったり、英寿が本音を隠しているのはともかくとして、それぞれのキャラクターの行動原理が分かりにくいというか、それぞれの説明不足、コミュニケーション不足で極論から極論に振りきれてしまうとか(道長の英寿に対する憎しみや仮面ライダーをぶっ潰すという狙いや、お姉さんが死んだ後の景和の闇墜ちっぷりとか)そういった極端に振りきれてしまったキャラを元に戻そうというような話の繰り返しで全体の話が進んだようで進んでない、話の軸って結局何だったんだろうみたいなものだらけになってしまったのが目に付きすぎたというか、ここ数年終盤はすっきりしない決着の付かない戦いを何度も繰り返すというのが定番になっていて、今年もかと思ってしまったのは偽らざる気持ちですね。

今年も全体の話の流れとしてはちょっとどうだろうというものだけれども、そこだけ切り取った話の中では面白い物は沢山あり、各キャラクターも決して悪くは無くそれこそ最終回のささやかな日常回帰に関しては結末としては良かったねと素直に思える(ジャマトとの共生という大智は予想外過ぎですが)英寿が神様になるというのも、そもそも途中ですでに創世の神になっているんだから神様という結末でもおかしくは無い、ただ唐突にツムリに銃殺されたという結果神様っていうのが何事かと言うだけで。

スーパーヒーロータイムとして括ってしまっている以上差別化をしないといけない、勧善懲悪型の話からの逸脱というのも戦隊よりは仮面ライダーの方が対象年齢を少し上げているのでやりやすいというのも分かるのですが、改めてもう少し戦う理由やらなにやら分かりやすくしたり情報を伏せて謎で引っぱる要素を薄めたり、いわゆる通常回と言えるようなものも増やして良いんじゃないかとは思うのですが、時代の変化なんでしょうねぇ。

生まれたキャラクター達は良いので今後スピンオフなどでは活躍しやすいのかなぁとは思っていますし期待はしますけれども。

今日の仮面ライダーギーツ 最終話

黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!

この時をずっと待っていたごめんなさい英寿とツムリは銃口を向けながら言うと、やっと呼び捨てにしてくれたな。覚悟は出来てるよと英寿は笑みを浮かべ、そして銃声が鳴り響く。 

たぬきそばを世界一美味いと言いながら食べている景和に、ほんとたぬきそば好きだねあんたと沙羅姉さんは言いながら、また祢音ちゃん見てるのと景和にツッコまれます。

祢音の生配信をしていた。

久しぶり会いに来たよ英寿とジーンは奉納されている石化したバックルに向かって言います。

いらしていたんですねとツムリはジーンに声をかけると、ありがとうこの場所を守ってくれてとジーンは礼を言います。

世界が浮世英寿様を忘れてしまっても、私は覚えていたいですからというツムリが言うと、も忘れないよギーツの神話をとジーンは言います。

英寿は銃弾に倒れ、信じていた者を裏切った気分はどうだとスエルはツムリに問います。

ツムリの中から黒ツムリが分離され、私とあなたは一心同体私の願いはあなたの願い、簡単に操られましたねと黒ツムリは言うと、ツムリは絶望。

浮世英寿はやがて生まれ変わるだろうだが、この時この世界は形を変えている、ギーツは最早存在しない。私に逆らうオーディエンスなどいらない、さて残るノイズを排除しなくてはなとスエルは立ち去ります。

大智はジャマトの皆さんを使ってゲームマスターを襲わせ、ウインもゲームマスターをどついていると、終幕のデザイアグランプリに参加の皆さんにご案内致します。仮面ライダーギーツこと浮世英寿が死亡しました。仮面ライダーの皆さんは安心してゲームを続けてくださいと黒ツムリが告げます。

英寿が負けるなんてと祢音と景和も大いに動揺。

なおゲームの進行を妨げているノイズは排除させて頂きますと黒ツムリが告げると、景和と祢音の前にスエルが現れ、マグナムインフィニティの一斉掃射。

景和と祢音は変身し戦闘開始。 

泣くなよ姉さんに涙は似合わないと英寿がツムリの前に浮かび上がり、気にすんな覚悟は出来てたさ。りがとう姉さん、さあもういかないとなと言い残して消えます。

祢音と景和はファンタジーストライクとブジンソードヴィクトリーを同時に放つも、スエルは自分の時間だけを早めて2人の角度をいじって同士討ちさせます。

人間の分際で私に勝つ事は出来ないと勝ち誇るスエルに、やってみなけりゃ分からないだろと叫びながら道長乱入。

どんな力も時の支配には逆らえないと言うと、道長、景和、祢音のドライバーが消えた。

お前達の時間を巻き戻した、特別な力を手に入れる前のなと言うとスエルは3人を圧で転ばすと、私を倒したいか残念だな仮面ライダーになれなければ願いなどかなうはずもないと景和をぶちのめそうとします。 

ギーツがいたからこの世界があるとジーンが神妙に言うと、ギーツだけじゃありません勇敢なライダーの皆さんが願ったからとツムリはしみじみと答えます。

スエルが景和を殴ろうとしたところ道長が這いつくばってしがみつきスエルをギリギリで止め、スエルは景和をぶん投げると、今のお前達は願いを妄想するだけの無力な存在と煽ります。

バカかお前未来からきたくせに何も分かってないなと道長、願いがあるから人は強くなれるんだよと祢音、仮面ライダーになって俺たちはそれを知った、だから俺たちは願い続けると景和は反論し、みな英寿に確認するように言います。

すると、そうだなと英寿の声が聞え英寿が現れいきなりバイクでスエルをぶっ飛ばします。

ギーツ、何故ここにお前は死んだはずとスエルが驚くと、ああ確かに俺の肉体は滅んだ今の俺様は神様だと英寿は言い皆驚きます。

母さんと約束したあの時、俺は覚悟を決めた。誰もが幸せになれる世界を作るために俺は神になると言うと、スエルに猛攻開始。

お前達の願いは何だと英寿が言うと、言わなくても分かるだろと道長は答え、君と一緒だ英寿と景和も言うと、叶えてやるよと英寿が言って3人のバックルが復活。

叶えよう俺たちの願いをと英寿が言うと3人も変身。

お前達など存在してはならないというスエルに英寿はマグナム・タクティカル・ブラストをぶっ放し3人も続いて猛攻開始。

どこからこんな力がとスエルは戸惑い、お前をぶっ潰して、幸せな世界を作る、それが俺たちの願いだと道長、祢音、景和は手を緩めず。

タクティカルファイヤを3人同時に放つと、炎に巻き込まれながらこのままで終ると思うなとスエルはリバース。

神様には時間なんて関係無いんだぜと英寿はブースト・ナイン・ヴィクトリーを放ち大爆発。

炎の中から現れたのは変身の解けたスエル。

スエルが勝ち誇ったように動き出すも、即座に異常が現れ、お前を破壊したと言う英寿の声と共に仮面が崩れ落ちます。

仮面の中から現れたのは英寿の顔。

さあ始めよう誰もが幸せになれる世界をと英寿が宣言すると鐘の音が鳴り響き、景和達の変身が解け世界も作り変わっていきます。

ゲームマスター達も消え、ウインは英寿がやってくれた、新しい世界が始まると気がつきます。

サマスは四次元ゲートが閉じられて錯乱状態。

言ったはずだお前達の思い通りにはならない、これがオーディエンスの総意、我々は運営は消え去り、この時代の未来はこの時代の者たちに託されるとギロリは言い消えていきます。

この世界は生まれ変わる、幸せの総量も限界も無い。皆が願った分だけ皆が幸せになれるそんな世界。だからお前等も幸せになれよと英寿は言います。

何言ってんだよ英寿だってと景和が言うと、俺の事なんて忘れるに限ると英寿は返します。

忘れるわけ無いじゃんと祢音も、人を化かすのも大概にしろと道長も言うと、英寿は姿を現わしキツネだからなとだけ言い残してまた消えます。

こうして世界は生まれ変わりました。誰もが幸せになれる世界、浮世英寿を忘れた世界にとツムリは言い、本当に神様になるなんて凄いよね英寿は、実はさまたデザイアグランプリを始めようとする動きがあるんだ、幸せになりたい人の願いを少しでも応援するために、もちろん代償は無しでとジーンが言うと、素敵ですねとツムリは応えます。

その時はまたナビゲーターになってくれるかなと誘うジーンに対し、喜んでとツムリは応えます。 

叶うと良いですね皆さんの願いとツムリはエマを見て呟きます。

目指せパンクロッカー 晴家ウイン

人類とジャマトの共生 五十鈴大智

うまい肉を食う 吾妻道長

穏やかな日常を それから一生祢音ちゃん推し 祢音ちゃんとショッピング行きたい 海外旅行にかならず行く 給料UP 料理が景和みたいに上手になる 景和が毎日元気で もっとたくさん欠ける絵馬にして 桜井沙羅

今後の祢音TVのことだけど、セレブの日常だけじゃ企画力に負けるから、俺がプロデュースしようとキューンが言うと、はぁどの立場から言ってんのと祢音が返すと、君の魅力を一番知っているのは俺だとキューンは本音を口にしてしまいます。

じゃあアイデアを手紙にまとめてきて、良かったら採用してあげると祢音は笑顔で言います。

白馬の王子様をつかまえる 鞍馬祢音

世界平和 桜井景和

きっと叶う願い続けている限りと英寿は絵馬を見て笑みを浮かべ、この世界も人も幸せになれると言います。

願った分だけ、人の幸せは存在する。

という事で仮面ライダーギーツ最終回となりました。

前回の引きから英寿がツムリに撃たれそこからどう幕引きに持っていくのかと思ったらば、肉体から解放された英寿が神様になるという事でした、まぁ創世の神だったりもするので神様になる事そのものはあり得たのかと一応腑には落ちますが、予測は出来ませんでした。

スエルを倒した事によってどういう結末にするのかとも思っていましたが、神様がアシストして景和、祢音、道長も奮闘した上で英寿が決着をつけ、そのまま世界を作り変えるという事というのも予測はしきれなかったですね。

世界を作り変えるというのはなにがしかでやるとは思っていましたが、人々の記憶から英寿が抜け落ち、デザイアグランプリがなかった上で、平和な日常に戻るという感じでしょうか、幸せの総量に限界が無いという事なのでゼロサムゲーム的な価値観ははびこっていないとかでしょうか。

その上でジーンやキューンが戻って来たりしているので、未来人はまだまだ関わり合うという事でしょうか。

それぞれがささやかで小市民的な日常を謳歌できる世の中に戻りましたが、景和は世界平和という漠然とした正義感だけしか持っていなかったのが、警察官という具体性のある目標を持ったというのが、願いを叶えると言うのは祈ってればそれで良いというものではないというのを入れ込んできたという事でしょうか。

とりあえず仮面ライダーギーツ無事に最終回という事で、全体の総括はまた別に。

今日の仮面ライダーギーツ 48話

創世Ⅹ:ツムリの鎮魂歌

世界を破滅へと導くバッドエンドゲーム、ケケラが仕掛ける生中継の中タイクーンは仮面ライダーの威信をかけて犠牲者を救いギーツが創世の呪縛を断ち切ってゲームマスターを撃ち砕くことに成功しましたが。 

お悔やみ申し上げますと黒ツムリは仮面ライダーのベルトを配りまくっていた。

オーディエンス諸君、我々の意思は1つ共にこの世界を破滅へと導く最期のゲームを始めようとスエルは宣言すると大量のゲームマスターも始動。

終幕のデザイアグランプリスエルは何をするつもりなんでしょうかとツムリが言うと、何があろうと止めるだけだと英寿は返し、誰もが幸せになれる世界を目指してですねとツムリは同意します。

はい世界一美味しいたぬきそばですと景和は沙羅姉さんに出すと、沙羅姉さんは嬉しそうに多部だし、この間の中継見たよまさか景和君が仮面ライダーになって世界を守ってたなんてね凄いよと店長は褒めます。

目指すのは世界平和これからも頑張りますよと景和が言うと、頼もしくなったねぇうちの弟はと沙羅姉さんもご満悦。

就職も決って良かったよと店長が喜ぶと、仮面ライダーって職業なんですかと沙羅姉さんは尋ねます。

お店にいた高校生カップルがあなた仮面ライダーなんですかと何か言いたそうに話しかけてきます。

そこに全国津々浦々の仮面ライダーの皆さんこれより終幕のデザイアグランプリを始めますと宣言すると、街中の人々からバックルが表出、変身と黒ツムリが言うと強制的に変身していきます。 

そば屋に来ていた高校生カップルも景和の前で強制変身。

お前の幸せよこせと強制的に変身したもの同士戦闘開始。

やめろ何でライダー同士で戦うと英寿は止めに入るも、戦わなきゃ幸せを奪わなきゃ生き残れないからよと返されてしまい英寿は戸惑います。

これはお互いの幸せを奪い合うデスゲーム生き残れるのはただ1人と黒ツムリは説明。

スエルのもとにはこのゲームを楽しんでいるオーディエンス達の声が届きまくります。

店内で対峙する形になった高校生仮面ライダー2人の間に割って入り、ちょっと待って落ち着いてと景和は説得しようとすると、やっぱ戦えないよ。戦うなんてできないと2人は戦闘を拒否し逃亡開始。

景和は後を追いかけます。

この様子を見たオーディエンスは文句を言いまくり、戦いを放棄したライダーの運命はとサマスが問うと、退場だねと意見が一致。

オーディエンスの低評価を受けたライダーは即退場だと逃げる2人の前にゲームマスターが現れると、景和の目の前で2人は爆発。

戦闘に敗れて変身が解けた仮面ライダーの前に敗者は退場だとゲームマスターが現れると、お前等の好きにはさせないと道長が現れ変身。

ゲームマスターを相手にしようとするも仮面ライダー達に襲われ道長は難儀。

仮面ライダー達の戦闘を止めようとしていた英寿はこのままじゃらちがあかないなとブーストマーク2を使い仮面ライダー達の武器を奪いまくります。

圧倒的な差を見せた英寿に仮面ライダー達は唖然としていると、戦意喪失は退場だとゲームマスターを相手達が現れ、そうはさせるかと英寿は退場を阻止。

そこに本日のゲームは終了です明日の日ノ出と共にゲームは再開です。皆さんお疲れ様でしたと黒ツムリが告げると、皆の変身が解ける。

人間同士を戦わせて逃げることさえ逃げることもできないなんてと祢音は憤ります。

何とかしてこのゲームを止めさせないとと言う景和に、参加者にとっては俺たちも敵だと道長は答えます。

それに大勢のゲームマスターが監視しています。私達だけではとても対応しきれませんとツムリも言います。

ゲームマスターかと英寿はそこにひっかかりを見つけ、オーディエンスが残酷なゲームに楽しんでいる限り運営はそれに応え続けるとウインは言います。

お父様私に、いえ私達にしかできないことがありますと祢音は父親の下へ行き話を切り出すと、分かっている運営に加担してしまった償いだ。それに私にも守るべき幸せがあると父も賛同。

久しぶりの我が家だなと言うと、英寿様今更何故ここにとツムリは訊きます。

英寿様って呼ぶのいい加減やめろよ、俺たち家族だろ姉さんと英寿が言い、姉さんじゃありませんとツムリは速攻否定するも、でももう他人の気がしませんねと落ち着きます。

お帰りきっとここに帰ってくると思っていたよと英寿はゲームマスターを迎え入れます。

他人よりも自分の幸せを望むそれこそが人間の根源的な本能とスエルは言い、オーディエンスの皆さんショーを愉しみましょうとサマスは煽ります。

さあゲーム再開だとスエルが言うと、黒ツムリが変身を告げます。

街中で仮面ライダー達の乱戦が始まり、お前達の相手は俺だと道長が割って入り、景和は人々の避難誘導をしながら、反撃しちゃダメだからねと道長に釘を刺します。

人の命を何だと思ってんだよとウインはゲームマスターの1人に殴りかかります。

命など無価値だ所詮100年後には存在していないとゲームマスターは反撃、俺たちは今を必死に生きてるんだよとさらに反撃しようとすると、頭にひまわりが咲いたジャマト達が現れゲームマスターに向かって行きます。

人手の多さならこっちも負けてないと大智が現れ、こいつはファンキーな助っ人だなとウインはご機嫌。

ツムリはジャマトの皆さんの奮闘を見ながらキモカワイいと。

余計なまねをとスエルが言うと、ゲームの妨げになっていますいかがしますとサマスは尋ね、邪魔なノイズは排除するのみだとスエルは答えます。

排除されるのはお前の方だスエルと英寿が現れます。

何故ここにとサマスが驚くと、私が案内したからだとゲームマスターは仮面を外し、ギロリが顔を出します。

浮世家で、おかえりきっとここに帰ってくると思ったよ父さんと英寿が言うと、ゲームマスターは仮面を外し、運営に抗うとは相変わらず大胆不敵な男だなとギロリが言うと、そっちはどうなんだスエルの小間使いで駆り出されただけかと英寿は聞き、他のゲームマスターと一緒にするなとギロリは不敵な笑みを浮かべます。 

どういうつもりギロリとサマスが問うと、デザイアグランプリはいつから一部のVIPにのみを愉しませるコンテンツになったんだとギロリも問い返します。

全ての原因はギーツだ、ギーツが抗った事でVIPの反感を買った。ギロリお前もギーツを目の敵にしていたくちだろうとスエルが問うと、しかし彼は今世界平和に貢献しようとしている。彼こそが我々が求めていたあるべき仮面ライダーの姿では無いのかとギロリは強弁。

いちゲームマスターの分際でスエル様に意見する気とサマスは強く出ると、私だけでは無い正しいデザイアグランプリを望むオーディエンスがいる事も忘れるなとギロリは正論をぶちかまします。

お前の思い通りにはいかないって事だ、俺がこの世界を変えてやると英寿は変身。

創造主に抗うとは言語道断とマグナムインフィニティでスエルは一斉射撃。

英寿はそれをかわしながら反撃。

戦闘の様子を見ていたツムリは映像を切り出かけると、入れ違いで黒ツムリがやって来ます。

一進一退の攻防の中、スエルは劣勢になった瞬間にブーストインフィニティ。

英寿はブーストバックルをまとめて排除。

創世の力を手に入れたからと言ってうぬぼれるなよ浮世英寿とスエルはトドメをさそうとするも手が動かなくなりパニック。

あなたの力はオーディエンスの意思に依存している。VIPならもういないよゲームの観戦よりも身の安全を選んだからと祢音がスエルに教えます。

オーディエンスが安全な立場だと思ったら大間違いだ、お前等の元の世界には戻れなくなる、私達の味方をするならあなた方の命運は鞍馬財閥が保証しますと鞍馬父娘がVIP達を脅して回っていた。

もはやあなたのやり方に需要はありませんと祢音が告げると、一部のオーディエンスが寝返ったかとスエルは自分の立場を理解します。

ブーストタクティカルヴィクトリーからこれで終わりだとブーストナインヴィクトリーで英寿はトドメを刺しにかかりますが、終るのはお前だとスエルはリバース。

お前の時間だけを戻した、お前がこの時代の人間である以上私の支配から逃れられない。浮世英寿、お前は最大の過ちを犯した。創世の力を自分の意思で操りたいが故にお前は人間のままであろうとした。その傲慢な願いがお前に最大の不幸をもたらす。死という名の不幸がなとスエルが言うとツムリがやって来ます。

ツムリはこの時をずっと待っていたごめんなさい英寿と銃口を向けます。

やっと呼び捨てにしてくれたな。覚悟は出来てるよと英寿はほほえみ銃声が鳴り響きます。

人々の幸せを決して諦めてはいけない

という事で最終回直前、仮面ライダー同士を強制的に戦わせる終幕ゲームが開始され、街は大混乱となりみんなでそれを止めようとするという事になりました。

ここに来てギロリが復活したり、鞍馬財閥の力を発揮したり、大智もジャマト使いになったりと一致団結して行く流れとしてはなかなかに王道感があるのではないでしょうか。

まぁここに来るまでに無駄に情緒不安定過ぎる流れがあったので、ようやくという感じではありますけれどもね。

次回はツムリに撃たれたという英寿がどうなるのかから始まりますが、ツムリの真意が全く分からないので十聖からどういった形で話に繋げるのか予想は出来ません。

スエルを倒したとして、色々と後処理的なものも残っていますし、最終回尺が足りるのかという心配も。

今日の仮面ライダーギーツ 47話

創世Ⅸ:ホンモノの仮面ライダー

デザイアグランプリの運営はこの世界を破滅させるため、バッドエンドゲームを開幕。オーディエンスの手によって多くの人の幸せを奪おうとしていました。しかしライダー達の活躍によってそれを阻止し桜井沙羅様の救出に成功したのです。

いろいろと悪かったと思っているすまないと道長は沙羅姉さんに謝ると、私が助かったのもバッファローさんのおかげだものね、だからプラマイゼロ座ってと沙羅姉さんは道長に返します。

問題は英寿だな、ギーツがこのまま創世の神となるというのかと景和と道長は考えようとします。

本来私が背負うはずだった宿命を英寿様がというツムリに、なにはともあれタイクーンが戻って来て良かったなとウインは微妙に話をそらさせます。

気掛かりなのは道長様が目撃したというもう1人の私です。恐らく彼女にも創世の力がとツムリは口にします。

あなたの願いは何ですかと黒いツムリに訊かれたケケラはタイクーンの最期だと答えます。

サポーターを裏切るっていうのはどういう事かせいぜい思い知らせてやれとジットが言うと、ではあなたのギラギラを頂戴します、祈りましょうケケラ様の願いをと黒いツムリは言ってケケラの手からギラギラを吸い取ります。

すると祢音は招き猫に、ウインはカボチャになりツムリは驚きます。

道長さんがバッファローにとぬいぐるみを見て景和と沙羅姉さんも驚きます。

さあ俺のバッドエンドゲームを始めようぜとケケラが現れ、お前のしわざかと景和は気づきます。

仮面ライダーはタイクーンお前しか存在しない、それが俺の願った世界だお前1人じゃ世界を救えないって事を思い知らせてやるんだよとケケラはプレミアムケケラへ。

お前がバッドエンドを迎える番だ桜井景和とケケラが威嚇していると、蛙化現象、意中の相手への思いが急に冷める実に君らしいねケケラと大智が現れます。

何しに来たとケケラが言うと、せっかく僕が救ったんだ彼女を傷つけるなと大智は沙羅姉さんを見るとジャマト化しケケラと戦闘開始。

ギーツが創世の神になるのも時間の問題だとジットは言いオーディエンスはバッドエンドを期待します。

姉ちゃんは逃げてと景和は沙羅姉さんを退避させ、気をつけてよ景和との声を受けながらケケラのもとへと戻ります。

大智はケケラ相手に頭脳戦で主導権を握ったかと思いきや、ケケラのレイザーヴィクトリーであっさりと変身解除。

桜井景和日曜のお茶の間の笑いものにしてやるよとケケラは駆けつけた景和に向かって言うとケケラは景和と大智を転送させます。

創世の力は自らの意思で操れるものじゃない、その力の代償は意識の消滅だ意思なき神となれとジットは囚われの身となっているエースの前に現れドライバーを使うと英寿は苦しみ出します。

目を覚まして状況が分からない大智に、ケケラに閉じ込められたみたいと景和は説明します。

どうして姉ちゃんを守ってくれたんだと景和が尋ねると、本当の幸せというのは、つまらない人生にも転がっている。例えば君たちのようにね。だからそれを守る事でどの程度つまらない幸せを味わえるか検証したくてねと大智は淡々と答えます。

つまらない人生って一言多いだろうとツッコんでから、理由はどうあれ姉ちゃんを救ってくれてと景和は礼を言います。

何故そんな言葉を僕にと大智が戸惑うと、エースと約束したから誰もが幸せになれる世界を叶えようって。だから君だって幸せになれる権利はあるからと景和は答えます。

なれるわけないさ僕はジャマトに魂を売った人間だよと大智が言うと、ひどいことをしたのは俺も一緒だ、それでもやり直せる。人の心が残っているならねと景和は言います。

全国のお茶の間の皆さんようこそショータイムへ今から始まる仮面ライダーゲームをどうぞお楽しみください。ここにいるのは桜井景和22歳無職世界平和を願う自称仮面ライダーだ。とケケラは電波ジャックで景和をさらしものにします。

そんな奴は世界中でただ1人彼にその資格があるか仮面ライダーゲームで確かめようじゃないかと言うと中年男性、女子高生、男子小学生が鎖に繋がれていた。

何のまねだケケラと景和が言うと、ルールは簡単だ檻が開いてこいつらがジャマトの餌食になる前に自慢の力で救ってみせろ名もなき者達のために命を賭けられるのが仮面ライダーだよな桜井景和とケケラは煽り、さあさあどつから助けるというと檻に閉じ込められたジャマトが放たれそうになり、待っててすぐ助けるからと景和が向かおうとすると、ただし俺を倒せたならなとケケラは立ち塞がります。

変身し戦闘開始。

彼らを救えなかったらお前は仮面ライダーでもなんでも無いただの一般人とんだ笑いものだとケケラは煽り倒し、景和はケケラをどかして救出に向かうも、ケケラのテリトリーという事で爆発によって救出できず。

景和は変身が解け倒れ、みんなの前でおとしめるだけ、ただの無理ゲーじゃないかと大智は呟きます。

どうしても助けたかったらもう一度神様に願うか、誰かの幸せを犠牲にすれば救えるぞとケケラは景和にデザイアカードを放り投げます。

バッドエンドゲームも佳境か、早く創世の神になってタイクーンの願いを叶えてやれよとジットは英寿を煽ります。

世界を守る力もないくせに、いっちょ前に仮面ライダー気取りやがってほら書けよとケケラはデザイアカードを景和につきつけますが、景和ははねのけます。

もう誰かの幸せを犠牲にしたりしないと景和は何とか立ち上がろうとしながら反発すると、いいのかあいつ等を見殺しにしても言っただろ幸せの総量っていうのは決っている誰もが幸せになれる世界なんて存在しねぇんだよとケケラは煽り倒します。

あるよあんなものに頼らなくても、俺たちがこの手で叶えるんだ人間の力なめんなよと景和は何とか立ち上がります。

口だけだな奴らの最期をその目に焼き付けろとケケラは嗤います。

ジャマトは檻を開けて飛び出し3人が犠牲者になるのかと思ったところ、何故か繋がれた鎖が解け犠牲にならず。

ケケラが戸惑っていると、彼らは僕が育てた個体だからね操るのも意のままさと大智は言い、囚われていた3人は逃げ出します。

やられたふりして俺を化かしたのかいとケケラが問うと、だから言ったろ仮面ライダーかどうかなんて関係無い俺たちがこの手で世界を守るんだと景和は立ち上がります。

思い上がってんじゃねぇ桜井景和とケケラはプレミアムケケラに、景和は変身し戦闘再開。

お前等の道具になる気は無い、俺は俺の意思で創世の力を操ると英寿は抗おうとし、そんな事は不可能だとジットは脅し、やってやる世界を救うなら俺は俺の力でこの世界を守ると鎖を引きちぎり英寿は元の姿へ戻ります。

創世の呪縛を断ち切るとは、ならばお前を葬るとジットは変身。

英寿も変身し戦闘開始。 

景和は追い詰められたところからタクティカルフィニッシュで反撃。

来いよとケケラが挑発すると、景和とケケラのどつき合い開始。

不本意だが感じるよ本物の仮面ライダーの気迫をだが仮面ライダーでいる限りいずれまた己の願いに心を支配されるとケケラは笑い出します。

もうそんな事にはならない力をどう使うかは自分で決めると言うと景和はブジンソードのバックルを使います。

推しと直接やり合うのも悪くねぇなというケケラに、お前の道楽に付き合う気は無いと景和はいきなり全力で蹴りに行き、テリトリーの爆弾を創り続けたケケラと激突。

互いに変身が解けて倒れます。

桜井景和気を抜くんじゃねぇぞ仮面ライダーの人生は生半可なもんじゃない。その運命を覚悟しろとケケラはふらふらになりながらそう言って立ち上がろうとします。

あんたに1つだけ礼を言っとくよ、おれを仮面ライダーにしてくれたことだ、これで俺は世界の平和を守れると景和も立ち上がりながら言います。

あっぱれだ桜井景和と叫びケケラは倒れると満足そうに消滅。

残念です。ケケラ様の願いは無効となりましたと黒いツムリが言うと、道長、ウイン、祢音は元の姿に戻ります。 

ジットはスピードで英寿を圧倒していたものの、英寿も適応し五分のどつき合いへ。

オーディエンスが願う限りこの世界のバッドエンドは変わらないというジットに対し、オーディエンスがついているのはお前だけではない、オーディエンスが願う限りこの世界はハッピーエンドだと言い返します。

そこからブーストナインストライクでジットを変身解除させ、バッドエンドを迎えたのはお前の方だと英寿が突きつけると、俺の存在に意味は無いとジットは歪んだ笑みを浮かべると消滅しスエルが取り込みます。 

ジットは私がデザインした右腕に過ぎない生み出すのも1つになるのも自由自在と言い残しスエルは消えます。

景和は助けた3人に礼を言われ、そこに英寿が現れて驚きます。

自由になれたよお前達のおかげでなと英寿は言い、なんかしたっけと景和は戸惑います。

大した物だなタイクーン、世界平和を本当に叶えようとしてと英寿が褒めると、簡単じゃないことは分かっているよと景和は返し、それでこそ仮面ライダーだなと英寿は景和と拳でタッチ。

人類諸君己の幸せを願うならその手で叶えてみせよ、終幕のデザイアグランプリを始めようとスエルは宣言。

お悔やみ申し上げます。今日からあなたは仮面ライダーですとと黒いツムリはバックルを配り始めます。

オーディエンス諸君、我々の意思はひとつとスエルは変身、共にこの世界を破滅へと導く最期のゲームを始めようと言います。

信じる限り世界は変えられる。

という事で、景和とケケラ、英寿とジットとの関係にケリが付きました。

ケケラは善悪とか関係無い結局厄介なだけだった人でしたが、それ故にわりと満足な最期だったなと、こじらせたものの末路というか。

ジットはわりと唐突な終わり方となりましたが、スエルが残っている限りジットをラスボスにするわけにはいかないですからね、実はスエルがデザインしただけという存在にした事で以外と小者だったんだと纏める事ができたのではないでしょうかね。

これでいろいろと区切りが付いてあとはスエルとの決着という準備が出来ました。

終末のデザイアグランプリに参加することになる人達がどのような扱いになるのかは分からないですが、結末のために決着をつけるのはスエルという事に集約されたことでクライマックス感は分かりやすくなってきたかなと。

今日の仮面ライダーギーツ 46話

創世Ⅷ:さよなら、ミッチー

暴力で幸せを手に入れる世紀末ゲーム。ギーツを信じない者たちがギーツを倒そうとしていたが、英寿様は誰もが幸せになれる世界を信じ敵対する桜井景和様をも救おうとしていた。

信じろタイクーン誰もが幸せになれる世界をと言って英寿は世界を作り変えます。

ツムリは目を覚ますとベッドに寝かされていて戸惑います。

お帰りツムちゃん。英寿が世界を作り変えたんだ、おかげで君も元通りとウィンは説明しながら手鏡を渡します。

英寿様はとツムリが訊くと、さあなタイクーンと一緒に消えちまったよとウィンは答えます。

ここはと戸惑う景和に、タイクーンお前と俺たちの強い願いで世界を変えたんだ。お前が願って叶えた世界から元の世界へなと英寿が教えると、英寿はオープニングのように有刺鉄線が腕に絡んできて動きが封じられます。

世界を作り変えた代償か、どうやら完全に俺が創世の神になりつつあるかと英寿は自嘲します。

ギャングライダーズがいなくなっていると祢音は道長と確認し英寿が世界を元に戻した事を理解します。 

話が違うぞバッドエンドが見られるんじゃ無かったのとVIP達はジッドにクレームを入れると、落ち着けとジットはおさえ、まさかギーツが女神の力を吸収するなんて、こいつは非常事態だなとベロバとケケラも苛つきます。

VIP諸君、この世界がバッドエンドを迎える事は変わりは無いとジットは断言、でも創世の女神を失っちまったんだぜどうする気だいとケケラは問います。

失ったなら新たにデザインすればいい女神の結晶の力でなとジットは言うと、ナビゲーターのツムリですとツムリが出現。

この世界は想定外の変化を遂げた、オーディエンスの願いをうけて覚醒しろ破壊の女神とジットはツムリに命令。

古代人に告ぐ我々は遙か未来からこの時代に訪れた者だ。これよりこの世界を破滅へと導く究極のリアリティショー、バッドエンドゲームを開幕するとジットは告知。

ジットが人類に宣戦布告した。バッドエンドゲームが始まると英寿が言うと、景和は戸惑い、何があろうと立ち向かうだけだと英寿は断言

知恵の樹が元に戻っている。手に入れた記憶も全てと大智が確認していると、よかったわね、あんたが輝いていた世界に戻れてとベロバが現れ、その輝きもほんのつかの間だけどなとケケラは煽ります。

どういう意味だと大智が問うと、その樹は私がもらうわ世界を破滅させるためにとベロバは嗤って答え、ふざけるなこれは僕の発明だと大智は拒否。

それがバッドエンドゲームだからとベロバは言うとケケラと共に変身。

何なんだバッドエンドゲームってと大智が戸惑っていると、俺たちVIPが直接この世界を破滅させるオーディエンス参加型のゲームさとケケラは説明し、あんたは用済みだから消してあげるとベロバが言うと、2人で大智を銃撃。

大爆発が起こり大智はおしまいかと思いきや、道長と祢音が現れ大智を守ると戦闘開始。

こいつ等の相手をしてる場合じゃ無いと祢音が合図をして大智を連れて撤退。 

サロンに戻り、どうして僕を助けたと大智が問うと、お前を助けたのはついでだと道長は言い、沙羅さんを救える方法を知っているのはあなただけだからと祢音が真意を話します。

どうりでと大智は納得し、残念ながらこのままではダメだね、知恵の樹を奪われちゃったからね。きっとベロバの事だからろくでもないことを考えているに違いないと言う大智の言葉に道長と祢音は険しい表情になります。

あなたの願いは何ですかと新たなツムリに訊かれ、大勢の人間を肥料にしてとびっきりのジャマトに成長させるのよ破滅をまねく世界樹へとねとベロバは答えます。

ではあなたのギラギラを頂戴しますとツムリはベロバの手を握り、では願いましょうベロバ様の願いを叶えるためにと始めます。

何度作り変えても人の不幸は変わらない。皮肉なもんだな桜井沙羅お前も世界樹の肥料になって消えろとケケラは言い、ぞくぞくするわねとベロバはご満悦。 

時間は無いよという大智に、どうすれば沙羅さんを救えるのと祢音は尋ね、知恵の樹を取り返せたら叶えてあげてもいいけどと大智は言い、その言葉忘れるなよと道長は釘を刺します。

ケケラとベロバ2人を相手にするのは命懸けだ、あいつらブラックプレミアムカードを持っているからねと大智が言うと、相手が誰だろうがぶっ潰すだけだ、元はと言えば俺がやった事だけじめをつけると道長は言い、だったら私もと祢音も一緒に行こうとすると、来るなこれは俺とタイクーンの問題だ、こいつが逃げないように見張ってろと道長は指示し、彼死ぬ気かもねと大智は言います。 

みんなが沙羅さんを救うために頑張っているみたいだ自分達の力で少しでも幸せな世界にするために。だがバッファが心配だあいつ命を懸けようとしている。自分が幸せになる事を犠牲にして沙羅さんを救おうとして、もし誰もが幸せになれる世界が叶うとしたら方法は1つしかない。罪は憎んでも人は憎まないことだと英寿は恵和に向けて言います。 

さえ世界を滅ぼす巨大なジャマトに育ちなさいとベロバが嬉しそうにしていると、しかしお前の意地の悪さは底知れないなとケケラがからかいます。

この世界のバッドエンドを楽しんでいるオーディエンスなんて五万といるし、他だ見ているだけの方がよっぽど質が悪いと思うけどとベロバは反論。

違ぇねぇな、俺たち自分が楽しむために汗水ながしてるもんなとケケラは同意。

この世界はお前等のおもちゃじゃないと道長が現れると、いらっっしゃいミッチーとベロバは笑顔で歓迎。

お前の顔はもう見飽きた、ここで決着をつけるぞと道長が意気込むと、救世主気取り似合わないことしちゃって、それで自分の罪が晴れるとでも思ってるわけとベロバは煽ります。

別に許されたいとは思っていない。俺は俺がぶっ潰したい奴をぶっ潰すそれだけだと道長は返します。

良い機会じゃないかベロバ、推しと同じ墓に入れるぞとケケラが煽ると、そんな趣味ないわよとベロバは苦笑。

勝負だベロバと道長は言い、手加減しないわよとベロバは言うと変身し巨大に。

ベロバの奴本気だぞ、不死身のゾンビもただではすまないだろうなとケケラは高みの見物。 

吾妻道長というのもかわいそうな人間だね誰も不幸にならない世界にするために自分だけが不幸になろうという道を進んでいると大智が言うと、不幸になんてならないよと祢音は返します。

これまで犯してきた罪が彼にもあるのにかいと大智が問うと、英寿が目指してるのはそんな世界じゃないからと祢音は答え、大智はへぇっと応じます。

道長はベロバ相手に大苦戦。

命懸けで償おうとして案外ナルシストなのね自分に酔っちゃってとベロバが煽ると、黙れ350歳にもなって幼稚な遊びをしやがってと道長は煽り返し、年のことを言うんじゃないよとベロバはキレます。

あんたにとって最大の不幸が何かようやく分かったわ。志が遂げられないまま無駄死にする事よ。力を求め続けたあんたが無力さに絶望し孤独な死にいたるとベロバは道長を圧倒して煽ると、やれるもんならやってみろと道長は変わらず。

いいわこの手で推しを葬ってゾクゾクさせてもらおうじゃないのとベロバは総攻撃。

たとえ死んでもお前をぶっ潰すと道長はゾンビストライクで下から突き上げるように蹴りに行くと、ベロバは上からレイザーヴィクトリーで潰しにかかります。

道長は同士討ち状態からハイパーゾンビヴィクトリーでベロバを貫きベロバを撃破。

全ての仮面ライダーをぶっ潰す力がまだ残ってたのとベロバは息絶え絶えに言い、罪な男ね、こんなに私を興奮させたのはあんたがはじめてよと、いつかあんたと同じ墓に入ってやるからとベロバは消滅。

嬉しくもなんともないなそんなにゾクゾクしたいなら1人で不幸になってろと道長は吐き出し倒れます。

そこにツムリとケケラが現れ、道長はツムリがいる事に戸惑います。

残念ですベロバ様の願いは無効になりましたとツムリは言います。

こいつは笑えないな古代人の分際で俺たちに盾突きやがって、死に損ないがお前は俺が始末してやるよとケケラが構えていたところ、やめろと景和が飛び込んできてケケラを突き飛ばします。

大丈夫かと景和が道長に駆け寄ると、なんでと道長は戸惑います。

ありがと姉ちゃんのためにと景和が礼を言うと、俺が招いたことだ悪かったと道長も謝り2人はついに和解。

おいおいなんだその顔は何清々しい事しているんだ、お前は悲しき涙を仮面で隠す戦士だろ桜井景和とケケラが言うと、それはお前が勝手に考えた妄想だろ、もうお前の思い通りにはならないと景和は反発。

てめぇパンピーのお前をここまで教育してやったのは誰だと思ってるんだ、思い上がってんじゃねぇぞとケケラは啖呵を切ると、とっておきのバッドエンドを用意しているから覚悟しとけと言い残しケケラは撤退。

約束だ沙羅さんをと道長と祢音に促されて、仕方ないね、ジャマトの侵食を抑える血清だと大智は渡し、景和は知恵の樹に振りかけると、沙羅姉さんは知恵の樹から飛び出してきて、景和は泣いて抱きしめます。 

また1つ幸せがかなったよ英寿と祢音は呟きます。 

創世の力を宿したものは、いずれ意思が消滅する。

という事で、英寿がツムリから創世の力を吸収して世界を作り変え、その結果を受けて知恵の樹から沙羅姉さんを救い出すという事と、道長は贖罪意識からベロバと戦い打ち破るという話でした。

痛々しい景和から正気に戻り、英寿は代わりに創世の神として有刺鉄線に縛られるような身に変わってしまったと。

誰もが不幸にならない世界という事ですが、現状は沙羅姉さんを取り戻すという事だけで小規模で個人的な幸福だけが叶えられているだけというのは気になったりもしますが、そこら辺の落とし所はどうなるのでしょうね?

現実世界としてもゼロサムゲームからの逸脱がなかなか難しいというか、自由主義の結果暴走するゼロサムゲームとなっていたりするくらい、不幸な人を出さないというのがいかに難しいかだったりもしますし。

そういう大きな問題はともかくとして、終盤に向けて倒すべき敵というのはすっきりとしそうなのはよしとすべきでしょうね。

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