今日の読書 永遠の夫/ドストエフスキー
ブログのタイトルからして、ドストエフスキーは読みまくっていないといけないのですが、まだまだ未読作品はありまくりなので、気が向いた時に読破しないといけないなぁと思っているのですが、なかなか気が向かないというのが困ったもので。
久しぶりに気が向いたので読みました。
永遠の夫というタイトルからすると、永遠の愛を誓った夫婦の話とかになりそうですが、全く違いますね。
裏切られようとも何しようとも、夫という立場にすがりつくような屈折した男について、40も近くなって物忘れがひどくなるなど、自分の衰えに関して憂鬱な苛立ちを持つ男の視点で描くという、屈折しまくったお話です(苦笑)
屈折具合という、ある意味剥き出しの人間らしさを描かせたらば、さすがドストエフスキーは素晴らしいなと。
分量といい、地下室の手記と被る部分はありますかね。
地下室の手記ほど極端な屈折具合ではないですが。
久しぶりに気が向いたので読みました。
永遠の夫というタイトルからすると、永遠の愛を誓った夫婦の話とかになりそうですが、全く違いますね。
裏切られようとも何しようとも、夫という立場にすがりつくような屈折した男について、40も近くなって物忘れがひどくなるなど、自分の衰えに関して憂鬱な苛立ちを持つ男の視点で描くという、屈折しまくったお話です(苦笑)
屈折具合という、ある意味剥き出しの人間らしさを描かせたらば、さすがドストエフスキーは素晴らしいなと。
分量といい、地下室の手記と被る部分はありますかね。
地下室の手記ほど極端な屈折具合ではないですが。
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