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今日の読書 経済学思考のすすめ/岩田規久男

経済学という分野は、基礎をしっかりと踏まえたうえでなくても、なんとなく専門的な事を言っているっぽく見える分野であり、また、経済学というものに対する誤解も結構ある分野だったりします。

まぁ一番の誤解は、金儲けの手段を考える人や、景気の将来的な予想屋みたいな感じでしょうか。

そういった要素が皆無というわけではないのですが、そういう事に特化したものでもなかったり、また予想が外れたりすると、何故外れたのかという検証よりも、外れたという結果のみが注目されたりするので、余計に胡散臭く見えたりもするのでしょうかね。

まぁ経済政策とかですと、御用学者が結論ありきで政策を通すためだけに論理を組み立てたりするので、専門家の信用が落ちやすかったりもしますけども。

そういったいわゆる学問としての専門知識があるはずの人の失敗を目にすると、おれの方が正しいとばかりに、論理的にツッコミどころがあったとしても、部分的に正しく見えるものをやりやすいのが、また経済学だったりします。

同じような事を医学でやると、民間療法なんていうものになって、根拠も減ったくれもない(例えば風邪をひいた時にネギを首に巻くとか)と一刀両断できたりするのですが、こと経済学ではそういう風にはならない。

それを嘆いて書かれたものですね。

まぁ、そういうものの方が売れているという事が許せないみたいですけど(笑)

いわゆるシロウト経済学として、基礎的な事を知らないままに書かれたものとして、辛坊治郎・辛坊正記『日本経済の真実 ある日、この国は破産します』をピンポイントでピックアップし、ここが根本的におかしいというものをあげて、本来はこう考えるべきであるとしていますね。

あまりにもダメな例として使いまくるので、本当にこれが売れている事が悔しいという風に嫉妬しているかのようになるのが困りものですね(苦笑)

経済学の基本的なものを扱っているだけなんですが、数式やグラフはほぼ使われずに、数式やグラフがあるからこそ一般的には敬遠されがちな経済学という立場も、ある意味浮き彫りになっているかも(苦笑)

なんとなく、経済学ってどういう感じなのか知りたいけども、とっかかりは面倒そうという人向けですかね。

第1章 シロウト経済学は花盛り
第2章 間違いだらけのシロウト経済学
第3章 経済学は演繹で考える
第4章 経済の基本原理
第5章 なぜ市場原理を重視するか
第6章 温かい心と冷静な頭脳で
第7章 経済モデルを検証する
経済学的思考のすすめ (筑摩選書)経済学的思考のすすめ (筑摩選書)
(2011/01/15)
岩田 規久男

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