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今日の読書 門/夏目漱石

夏目漱石、前期三部作最後の三作目になります。

前作『それから』の後日談的な扱いの作品になりますが、登場人物は違います。

『それから』が高等遊民のお話ならば、『門』は罪悪感に悩まされる日蔭者の夫婦の物語。

ギリギリの生活をしているが、ある種のあきらめが常に覆いかぶさっていている感じですね。

貧しいながらも、夫婦でなんとかやっていけるという物語であると考える事もできますし、罪悪感から悪い運をどんどん引き入れてしまっているという物語とも考える事ができるんですが、『それから』の続編となると地味ですかね。

明治という時代を感じるなぁというのは、作中で伊東博文が暗殺されたというニュースが入ってくるという事でしょうか。

殺されたから歴史上偉い人になれるとか、満州は物騒だとか、その程度の扱いしかされていないという事でしょうかね。

何で殺されたのかの理由なんて、今一つ伝わらなかったというか、殺されたんだ程度の扱いだったと。

まぁ今の日本の政治家なんかでも、海外で殺されたとしても、物騒だねくらいの感想で終わりそうという意味では、似たようなもんだなぁと。
門 (新潮文庫)門 (新潮文庫)
(1948/11)
夏目 漱石

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