今日の読書 もう一つのシアター!/有川浩
有川浩の、小劇団を舞台とした、劇団存続を賭けた借金返済奮闘記であるシアター!シリーズの番外編という形になりますかね。
シアター!を舞台化した時の脚本集になります。
シアター!の登場人物ですが、小説にある話ではなく、オリジナルで地方の高校に巡業に行く事になり、その行った先で起こるあれやこれやという物になります。
元々は、原案だけになる予定が、脚本までやる事になったと。
脚本として最初に書いたもではなく、現場で役者からの提案であるとか、演じているうちに出てきたものであるとかの完成形としてまとめ、ちょこちょこと舞台裏の裏話を脚注として加えているために、小説とは違う脚本としての面白さだけではなく、舞台というのは脚本、演出、役者と共同作業で作り上げられていくという面白さまで伝えようとしているものになります。
私は舞台を見に行くような事はないのですが、これを読んで舞台って面白そうだよねと、興味を持つ人は結構いるのではないかと思います。
興味をもつだけで、実際に見に行くとなると、またハードルはありますけども。
巻末には、舞台に出演して舞台オリジナルキャラの教師を演じた大和田伸也と作者の対談、司役の阿部丈二と作者の対談と二つの対談が載っていて、作家と役者の双方の観点が出て楽しめますね。
シアター!を舞台化した時の脚本集になります。
シアター!の登場人物ですが、小説にある話ではなく、オリジナルで地方の高校に巡業に行く事になり、その行った先で起こるあれやこれやという物になります。
元々は、原案だけになる予定が、脚本までやる事になったと。
脚本として最初に書いたもではなく、現場で役者からの提案であるとか、演じているうちに出てきたものであるとかの完成形としてまとめ、ちょこちょこと舞台裏の裏話を脚注として加えているために、小説とは違う脚本としての面白さだけではなく、舞台というのは脚本、演出、役者と共同作業で作り上げられていくという面白さまで伝えようとしているものになります。
私は舞台を見に行くような事はないのですが、これを読んで舞台って面白そうだよねと、興味を持つ人は結構いるのではないかと思います。
興味をもつだけで、実際に見に行くとなると、またハードルはありますけども。
巻末には、舞台に出演して舞台オリジナルキャラの教師を演じた大和田伸也と作者の対談、司役の阿部丈二と作者の対談と二つの対談が載っていて、作家と役者の双方の観点が出て楽しめますね。
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