今日の読書 日本人なら知っておきたい日本文学/蛇蔵・海野凪子
日本語学校での外国人のあれこれをネタにしたコミックエッセイ『日本人の知らない日本語』のコンビによる、古典文学の小ネタを拾って興味を持てるようにしようという形の1冊になります。
著書そのものよりも、書いた人物であるとか、登場人物にスポットをあてたもので、古典というと著者と著書を覚えるというっような授業での暗記だけで終わるのではなく、1000年前であっても、今の日本人と感覚はそれほど変わらないというか、ある意味綿々と続いてきている物が、あるなと再確認すると楽しめるんじゃないか?という感じですね。
有名どころですと、兼好の「変わった名前をつけるのって、自意識過剰のバカだよね、普通の名前を付ければ良いのに(意訳)」というようなものであったりですね。
面白いなと思ったのは、菅原孝標女が妄想系文学オタクで、回りの家族も天然系ばかりでツッコミがいないとかですね。
私は、どうしても菅原孝標女は更級日記の作者としてきっちりと頭には入っていないんですよね。
蜻蛉日記の作者の藤原道綱母とややこしいといイメージしかないというか(汗)
扱っているのは、
清少納言
紫式部
藤原道長
安倍清明
源頼光
菅原孝標女
鴨長明
兼好
ヤマトタケル
小ネタを知る事によって古典はハードルが高いという気持ちを下げる事には成功しているとは思いますが、じゃあ古典を読もうかとまでなるかというと・・・・
現代文に訳されていないと手が出ないよなというのが、正直なところですね。
興味は出てきますし、日本人としては知っておきたいという気持ちはあるんですけども、どうしても古文のままだと翻訳作業になってしまって、中身がどうこうで判断できないというのがありますから・・・
是非教養に優れた方が、読みやすい形にハードルを下げてくれないかなぁとばかり思いますね。
著書そのものよりも、書いた人物であるとか、登場人物にスポットをあてたもので、古典というと著者と著書を覚えるというっような授業での暗記だけで終わるのではなく、1000年前であっても、今の日本人と感覚はそれほど変わらないというか、ある意味綿々と続いてきている物が、あるなと再確認すると楽しめるんじゃないか?という感じですね。
有名どころですと、兼好の「変わった名前をつけるのって、自意識過剰のバカだよね、普通の名前を付ければ良いのに(意訳)」というようなものであったりですね。
面白いなと思ったのは、菅原孝標女が妄想系文学オタクで、回りの家族も天然系ばかりでツッコミがいないとかですね。
私は、どうしても菅原孝標女は更級日記の作者としてきっちりと頭には入っていないんですよね。
蜻蛉日記の作者の藤原道綱母とややこしいといイメージしかないというか(汗)
扱っているのは、
清少納言
紫式部
藤原道長
安倍清明
源頼光
菅原孝標女
鴨長明
兼好
ヤマトタケル
小ネタを知る事によって古典はハードルが高いという気持ちを下げる事には成功しているとは思いますが、じゃあ古典を読もうかとまでなるかというと・・・・
現代文に訳されていないと手が出ないよなというのが、正直なところですね。
興味は出てきますし、日本人としては知っておきたいという気持ちはあるんですけども、どうしても古文のままだと翻訳作業になってしまって、中身がどうこうで判断できないというのがありますから・・・
是非教養に優れた方が、読みやすい形にハードルを下げてくれないかなぁとばかり思いますね。
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