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今日の読書 更級日記/菅原孝標女

『日本人なら知っておきたい日本文学』を読んで、改めて日本人ながらも日本の古典についての知識が乏しいなぁと再認識したと同時に、古文という文章へのハードルこそ高いものの中身は現代でも十分面白そうだなと思え、その中でも一番前知識が無く、それでいながら一番惹かれた更級日記を読んでみました。

当然、現代語訳でですけどもね。

現代語訳と、古文と並列で書かれていたので、一応古文の方も目は通しましたが、完全に言葉遣いの違いというか、古文独特の文章体をなぞっただけで、ああ平安時代だなぁと感覚的に読むというだけでしたけどもね、一応注釈にも目を通して理解しようかと思いましたが、途中で完全に諦めました(汗)

『日本人なら知っておきたい日本文学』は作者について力点を置いた作りでしたので、更級日記という、そのまま本人の日記を元ネタにしていると、中身について触れているのと同じなわけで、おかげで即座にこれはネタに使われていた所だと分かりましたね。

インパクトがありすぎるエピソードが使われていて、分かりやすかったというのもありますが。

基本的には、菅原孝標女が結構年をとってから、過去の自分を振り返り、その当時のエピソードと、それに対するセルフツッコミという形で書かれた日記ですね。

若い頃は物語にのめり込み、それさえあれば他に何もいらないという二次元サイコーのオタクだったのが、やがて結婚したりすると仏教に傾倒していき、もっと若い頃から信心深ければよかったとぼやいているようなもので、これって現代にもってくれば、若い頃自分の好きな事ばかりのめり込んで、それを後年になって、もっと勉強しておけばよかったと頭をかかえているというそのままのものであり、人間そんなにやっている事はかわらないなって思えますね。

平安時代だろうと現代の平成時代だろうと、回りの環境であるとか文明の違いこそあれ、基本的に感じる部分って、それほど変化していないものなんだなって思えますね。

そういう事を知る事ができるのも、きっちりと(完全ではないようですが)古典として残ってきたからこそなので、古典が後世に残る環境や文化水準をもっていた日本の伝統は残していくべきですよねって改めて思いますね。

短いので古典(現代語訳だけどさ)を読むとしてもハードルが低い作品でよかったです。
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(2003/12)
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