今日の読書 サイボーグ009完結編1/石ノ森章太郎・小野寺丈
石ノ森章太郎のライフワークとも言える作品であるサイボーグ009、未完のままでいた天使編、神々の戦い編というシリーズを締めくくるための壮大なスケールを予定されたものが、ようやく小説という形で完結することになったという事で。
石ノ森章太郎も小説という形で発表するつもりのまま永眠されてしまったものが、書きかけの原稿や、創作メモなどから世に発表できる形でようやくまとまっての発表という事で。
作品として発表していたサイボーグ009が、実は未来(2012年)に実在している存在であり、それを001が過去へテレパシーとして伝えていて、それを受け取った石ノ森章太郎が作品として発表していたという、メタ込みの形で始まり、ギルモア博士が現在の大ピンチに対して打つ手が無くなり、それを長年作品として執筆してきた石ノ森章太郎に打開策を考えて欲しいと頼まれるという形で始まり、それをきっかけに自分の残り少ない人生の最後を賭けて小説という形に書いていくというものですね。
1冊目は、サイボーグ戦士達が、戦いの日々から逃れ戦いではない日常への回帰したところで、神としか思えないものからの事件に遭遇してしまうという物。
001~004までの4人のお話になっています。
002だけがほぼ石ノ森章太郎本人が書いたものであり、それだからこそなのか、一番自由に書かれているというか、ハードボイルド小説だったりします。
小説という形で、果たしてのめり込む事が出来るのか、SF小説というものを苦手としているというか、文章からSF的な世界観を想定するのが苦手だったりするので心配しましたが、もともと知っている作品であり、登場人物を容易に思い描く事が出来るので大丈夫でした。
とりあえず、未完でも導入部だけは天使編や神々との戦い編は読んでいたというのも、流れは理解しやすいというのもあるかもしれないですね。
また、小説ならではなのは、萬画やアニメよりも内面描写をじっくりとしている事であり、元々内面について書く事が多い作品ですが、それ以上に感じましたね。
石ノ森章太郎も小説という形で発表するつもりのまま永眠されてしまったものが、書きかけの原稿や、創作メモなどから世に発表できる形でようやくまとまっての発表という事で。
作品として発表していたサイボーグ009が、実は未来(2012年)に実在している存在であり、それを001が過去へテレパシーとして伝えていて、それを受け取った石ノ森章太郎が作品として発表していたという、メタ込みの形で始まり、ギルモア博士が現在の大ピンチに対して打つ手が無くなり、それを長年作品として執筆してきた石ノ森章太郎に打開策を考えて欲しいと頼まれるという形で始まり、それをきっかけに自分の残り少ない人生の最後を賭けて小説という形に書いていくというものですね。
1冊目は、サイボーグ戦士達が、戦いの日々から逃れ戦いではない日常への回帰したところで、神としか思えないものからの事件に遭遇してしまうという物。
001~004までの4人のお話になっています。
002だけがほぼ石ノ森章太郎本人が書いたものであり、それだからこそなのか、一番自由に書かれているというか、ハードボイルド小説だったりします。
小説という形で、果たしてのめり込む事が出来るのか、SF小説というものを苦手としているというか、文章からSF的な世界観を想定するのが苦手だったりするので心配しましたが、もともと知っている作品であり、登場人物を容易に思い描く事が出来るので大丈夫でした。
とりあえず、未完でも導入部だけは天使編や神々との戦い編は読んでいたというのも、流れは理解しやすいというのもあるかもしれないですね。
また、小説ならではなのは、萬画やアニメよりも内面描写をじっくりとしている事であり、元々内面について書く事が多い作品ですが、それ以上に感じましたね。
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