今日の読書 魔法使いは完全犯罪の夢をみるか?/東川篤哉
『謎解きはディナーのあとで』や鯉ヶ窪学園のシリーズなどで、国分寺、国立、立川という国立と言う地名を作ったあたりを舞台にする事が多い東川篤哉の新しいシリーズものは舞台が八王子と中央線を西に移動した事になるわけですが、舞台を西に移しただけではなく、魔法使いの少女がレギュラーに、魔法使いの相棒の刑事は熟女好きのドM、アラフォーで婚期に危機感がありすぎる美貌の持ち主のドSな上司が基本セットの、ミステリーっぽいものになります。
ミステリーと言えばミステリーなんですが、いかんせん解決法に魔法が絡んでいますし、推理という推理ではないというか、ミステリーというお約束の要素を使ったバカストーリーというのが正しいかなって思えますね。
東川篤哉の作品の大多数が、そういうものと言ったらば、それで済んでしまいますけども、もう一段階バカに振りきれているかなと。
『謎解きはディナーのあと』でや、『放課後はミステリーとともに』のようにドラマ化される作品が出ているのを考えると、これもそのうち映像化されるんじゃないかなぁと思ったりもしますかね。
ただ、きちんとロケ地は元ネタとなった所を使って欲しいなと思わずにはいられないですかね、謎解きの方は一応国立駅だけは出てきていましたが、放課後の方は明らかに恋ヶ窪駅が別物でしたから。
とはいえ、この作品の中できちんと場所が特定できたものって富士森公園くらいで、あとは八王子の山奥というような感じで、山奥がありすぎてどこだか特定しようが無いとかだったりしますけどもね。
このシリーズが続く事によって、『謎解きはディナーのあとで』が国立を拠点に、周囲の国分寺、立川ネタが入ってくるように、八王子を拠点に周辺地域も絡んでくると良いなぁと勝手に期待しています。
周辺ネタに近いものは少しだけ出ていますけどもね。
ミステリーと言えばミステリーなんですが、いかんせん解決法に魔法が絡んでいますし、推理という推理ではないというか、ミステリーというお約束の要素を使ったバカストーリーというのが正しいかなって思えますね。
東川篤哉の作品の大多数が、そういうものと言ったらば、それで済んでしまいますけども、もう一段階バカに振りきれているかなと。
『謎解きはディナーのあと』でや、『放課後はミステリーとともに』のようにドラマ化される作品が出ているのを考えると、これもそのうち映像化されるんじゃないかなぁと思ったりもしますかね。
ただ、きちんとロケ地は元ネタとなった所を使って欲しいなと思わずにはいられないですかね、謎解きの方は一応国立駅だけは出てきていましたが、放課後の方は明らかに恋ヶ窪駅が別物でしたから。
とはいえ、この作品の中できちんと場所が特定できたものって富士森公園くらいで、あとは八王子の山奥というような感じで、山奥がありすぎてどこだか特定しようが無いとかだったりしますけどもね。
このシリーズが続く事によって、『謎解きはディナーのあとで』が国立を拠点に、周囲の国分寺、立川ネタが入ってくるように、八王子を拠点に周辺地域も絡んでくると良いなぁと勝手に期待しています。
周辺ネタに近いものは少しだけ出ていますけどもね。
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