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今日の読書 中国が耳をふさぐ尖閣諸島の不都合な真実/中山義隆

副題が『石垣市長が綴る日本外交の在るべき姿』というもので、尖閣諸島が属する石垣市の市長が、尖閣諸島についての、日本の領有権の正当性についての証明、および領土問題を軽く見ていると、そのまま日本全体が侵略される事態にまで発展する危険性などなどを、領土問題最前線だからこそ強調する視点をメインに綴っています。

尖閣諸島が日本の領土であるという事を日本はすでに証明済みなのに、中国は隙あらば強引に奪いに来ているという例をあげ、中国だけではなく近隣諸国は基本的には領土問題があった場合基本的には奪いに来るもの、それを分かった上で奪いに来ないような体勢作りをしておく必要性と、同時に中国という横暴で凶暴な国家の特徴からも、常に隙を作らないで、日本側としてしっかりとした態度をとり続ける事の必要性。

また、尖閣諸島の問題が日本全体として注目を浴びた、民主党政権の売国的な態度に対して、批判的にあたり、いかに国政が領土問題に対して認識が甘いかという事を強調し、同時に書かれた2012年当時の国政に対する絶望感すら漂わせているという所。

そして、筆者が石垣島出身ながら、学生時代に大阪の大学に進学ししばらくは石垣島の外で就職していた経験から、沖縄県内にある問題、特に沖縄と日本というものを二項対立構造に見立てた教育を行っている事の害悪を指摘しています。

中国の横暴や韓国による暴力的な竹島の実行支配、ロシアによる北海道の北方領土問題など、いわゆる日本国内の領土問題に関しては、多く書かれているものですので、基本的には読んでいても、知識のおさらいと、何がしかの新しいアクションが起きた物の確認作業という感じにどうしてもなってしまうのですが、沖縄国内の教育問題とリンクした領土問題という視点は、沖縄の中の人間、特に石垣市の市長という立場だからこそと言う点でなかなか新鮮だったりしますね。

特に、沖縄全体としてみると、いわゆる革新系と言う名の左翼政治家が強く、アメリカ軍基地を蛇蝎のごとく嫌い、感情論ベースの沖縄独立論のようなものが幅を利かせているイメージを勝手に持っていたのですが、さすがに露骨に身の危険を感じる地域となると、保守革新関係なく、自衛意識はできあがってきつつあるものだというのは、イメージとは違いましたね。

現在は民主党政権と違い、領土問題に関して、中国の言いなりこそが正しいという形にはしていない政権にはなりましたが、日本の政権に対して、いかにも日本が悪いという論調を振りかざしながら、中国は日本に対して攻撃的な態度で尖閣諸島を常に狙っている感じがあります。

日本の安全や、戦争に巻き込まれないために、尖閣諸島に関しては日本人ならば常に頭の片隅にはいれるようにしておいて、何かあったらばしっかりと日本を防衛すべきという世論形成ができるようにしておく必要性はあるかなって思いますかね。


第1章 尖閣諸島は石垣市に属する 領土編入の歴史と生活(入門編)
第2章 中国は尖閣諸島を侵略する 石垣市から見た日本の危機
第3章 尖閣諸島の実効支配強化を急げ 地域から国を守る
第4章 尖閣諸島が握る日本の未来 教育が描く平和と安定
中国が耳をふさぐ尖閣諸島の不都合な真実 ~石垣市長が綴る日本外交の在るべき姿~ (ワニブックスPLUS新書)中国が耳をふさぐ尖閣諸島の不都合な真実 ~石垣市長が綴る日本外交の在るべき姿~ (ワニブックスPLUS新書)
(2012/12/21)
中山 義隆

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