今日の読書 贖罪の奏鳴曲(ソナタ)/中山七里
悪徳弁護士と評判の男がが死体処理をする所から始まるミステリーになります。
なぜ、弁護士がそのような事をしたのか、過去に犯罪に手を染めた経験とは、事件当時の鉄壁のアリバイは・・・
などなど提示される山積みの謎と、金儲けにうるさいと評判の悪徳弁護士なのに、国選弁護人を引き受けたりする真意や、圧倒的に不利な状況を覆す弁護士の腕はどういうものなのかという法廷ものなどなど。
非常に多くの要素を詰め込んだミステリーですね。
それでいて、これだけ詰め込んだ割には長さは短いと言う事で、後半怒涛の展開にもつれ込んで行くと評価するべきか、これだけのネタを詰め込んだからには、もっと細かい所まで突っ込んで大長編にした方が詰め込んだ分を消化するには良かったのではないかとか、評価が分かれそうかなと思えるものでしたね。
私は楽しめましたけれども、どちらかというともう少し細かい所まで突っ込んだ方が良かったんじゃないかなぁと思えますが。全体の長さを伸ばさない事によって、長そうだからパスという形にされないように、分厚いというだけで読むにはハードルが高いなと思わせないようにという判断なのかなとも。
なぜ、弁護士がそのような事をしたのか、過去に犯罪に手を染めた経験とは、事件当時の鉄壁のアリバイは・・・
などなど提示される山積みの謎と、金儲けにうるさいと評判の悪徳弁護士なのに、国選弁護人を引き受けたりする真意や、圧倒的に不利な状況を覆す弁護士の腕はどういうものなのかという法廷ものなどなど。
非常に多くの要素を詰め込んだミステリーですね。
それでいて、これだけ詰め込んだ割には長さは短いと言う事で、後半怒涛の展開にもつれ込んで行くと評価するべきか、これだけのネタを詰め込んだからには、もっと細かい所まで突っ込んで大長編にした方が詰め込んだ分を消化するには良かったのではないかとか、評価が分かれそうかなと思えるものでしたね。
私は楽しめましたけれども、どちらかというともう少し細かい所まで突っ込んだ方が良かったんじゃないかなぁと思えますが。全体の長さを伸ばさない事によって、長そうだからパスという形にされないように、分厚いというだけで読むにはハードルが高いなと思わせないようにという判断なのかなとも。
![]() | 贖罪の奏鳴曲 (2011/12/22) 中山 七里 商品詳細を見る |