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今日のスーパーグループ THE WINERY DOGS/THE WINERY DOGS

ギター・ヴォーカルがリッチー・コッツェン、ベースがビリー・シーン、ドラムがマイク・ポートノイという3人が揃ったスーパーバンドの記念すべきデビューアルバムになるのか、企画物一発勝負なのかは分からないですが、とにかく仮に企画物であったとしても、素晴らしいバンドのアルバムになります。

ビリー・シーンとリッチー・コッツェンはMR.BIGで一緒にやっていますし、この2人が一緒にやったとしても驚くものでもなんでもないですし、むしろMR.BIGで一緒にやらない方がリッチーのヴォーカルを使えるという事では理にかなっているものですね。

元々はビリーとマイク・ポートノイが一緒にやろうというものに、最後にリッチーが加わった形らしいですが。

ビリーとマイク・ポートノイがリズム隊という事で、とくにマイク・ポートノイのキャリアの大半がドリーム・シアターというプログレッシブメタルバンドであった事を考えると、すごく複雑な曲をやったとしても驚きはしないのですが、手数多さやそれぞれのソロではとんでもない事をしていますが、アルバム通してメロディはすごくストレートでキャッチーななアメリカのブルース基調のハードロックになっています。

マイク・ポートノイも別にプログレッシブ一辺倒という事ではないというのは、アヴェンジド・セヴンフォールドで叩いていたりするので、別に驚くほどのものでもないのかもしれないですが、よく知らないからこその偏見も入っているかもしれないですね。

逆に、リッチーはブルース基調のハードロックどころか、それこそブルースへの力点が強いソロアルバムを聞いていたりするので、リッチーとビリーが揃ってこういう感じの曲になるのは必然というか、リッチー加入後のMR.BIGをリッチーが歌っていますという感じに思えたり。

全体的に、気張らずに心地よく聞く事のできる良い意味で間口の広いバンドのアルバムですかね。

ビリーのベースが相変わらずベースってこういう楽器だっけ?っていうくらいメロディを弾きまくっていますけれども(笑)

1曲目Elevate



バンドの名刺代わりの楽曲になるわけですが、キャッチーですし、リッチーってギタリストに専念させるには無理があるレベルに歌が上手いと改めて思えるものですね。

2曲目Desire




すごくソウルフルな曲で、この最初の2曲でこのバンドの方向性ってこういう感じだと示しているなぁと。

4曲目I'm No Angel



この3曲がMVを作っている曲なんですが、予算はかかっていないなぁと(笑)

5曲目 The Other Side



今まで抑え気味にしていた感がしていた中、出だしからパワー全開テク全開と言わんばかり、これを求めている人が多そうと思える曲。

9曲目 Damaged



完全にハードロックが抜け落ちた、哀愁のブルーズロックという感じですが、リッチーの楽曲ですし、かなりアルバムの中でも異彩を放っていますね。

12曲目 The Dying



どことなく、Led Zeppelinを彷彿させるなぁと思ったり。
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(2013/05/15)
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