今日の読書 たぶんねこ/畠中恵
病弱な若旦那と愉快なあやかしたちが、江戸の街で活躍するしゃばげしりーずの第12作目になります。
今回は、珍しく元気な若旦那が、寝込まない時期が続いたという事で、半年無理をしない範囲ではあるものの、自由に動き回る事ができるように話を取り付けた事から始まる連作短編。
若旦那が外に出かけた事から始まり、若旦那の親友で菓子作りの苦手な菓子職人の栄吉が後輩に手を焼いたりなど、全体的に若旦那が事件を解決するという初期の感じに戻ったような感じをうけますね。
分岐点関連のネタも出てきませんし、若旦那がいつもに比べて元気であったりしますし、シリーズ全体が終息する方向の話は皆無であり、ただただ楽しめる形の話になっているのが嬉しいですね。
すっかり人気シリーズになっているだけに、そう簡単には終わらす事ができなくなっているのではないかと、そのために今回は徹底的な原点回帰っぽくなっているんじゃないかと勝手に推測してしまいます。
今回は、珍しく元気な若旦那が、寝込まない時期が続いたという事で、半年無理をしない範囲ではあるものの、自由に動き回る事ができるように話を取り付けた事から始まる連作短編。
若旦那が外に出かけた事から始まり、若旦那の親友で菓子作りの苦手な菓子職人の栄吉が後輩に手を焼いたりなど、全体的に若旦那が事件を解決するという初期の感じに戻ったような感じをうけますね。
分岐点関連のネタも出てきませんし、若旦那がいつもに比べて元気であったりしますし、シリーズ全体が終息する方向の話は皆無であり、ただただ楽しめる形の話になっているのが嬉しいですね。
すっかり人気シリーズになっているだけに、そう簡単には終わらす事ができなくなっているのではないかと、そのために今回は徹底的な原点回帰っぽくなっているんじゃないかと勝手に推測してしまいます。
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