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今日の読書 小説仮面ライダーカブト/米村正二

平成ライダーの小説化シリーズ、仮面ライダーカブトを読みました。

正直、カブトは本放送に対して私の評価は残念な作品という位置づけになっています。

クロックアップなどのアクションについては、カッコ良かったんですが、いかんせん本筋が説明不足と唐突な展開、遊びの範疇を飛び越え過ぎたキャラクターを暴走というものが目にあまり、どうにも私は、何でこういう力点をおいた作品作りにするんだろう?という事ばかりでしたね。

全体の流れを軽視して、ぶつ切りでキャラを楽しむというスタンスにしていたらば、また違う評価をするのかもしれないですが、視聴者としての私の力点の入れ方と、作り手の力点の入れ方が乖離していた作品という事にして、カブトが大好きだという評価をする人の批判を避けておこうと姑息な逃げをしておきます。

小説版ですが、ある意味ダイジェストが大半という事になります。

天道総司が巻き込まれたシブヤ隕石がらみの1話付近のもの、そこでの加賀美と出会い。

そして、武闘派ワームに対する、穏健派ネイティブという構造が出てきてからのクライマックスまで。

本編通した後だからこそ、テレビ本編では張りきれていなかった伏線などが、ちゃんと分かりやすくしっかりと提示してある所は良かったですね。

そして、ワームにしろネイティブにしろ、テレビ本編でもっと上手く活用でき無かったかなぁと改めて思いましたね。

なりすましというものを利用して、人間社会に入り込むという、卑劣な手段であるとか、ネイティブが狙った、穏健派である事をアピールしておきながら、やっている事は人類総ネイティブ化という危険で暴力的な全体主義思想。

ここら辺、あまりじっくりやりすぎると、小さなお友達がついていけない所はあるかもしれないですが、嘘突きであるとか裏切りというものは、小さなお友達であっても許されない事であると理解できると思うので、もっとしっかりとやっていれば、着眼点は悪くなかったのになぁって。

全体主義って、開始時は物凄く良い感じに民衆を扇動しますからね、ネイティブが表で動き始めてからのそれは、あまりにもそのまんまでしたしと、改めて思えました。

そして、ダイジェストだけで終わりなのかと思ったらば、加賀美の後日談、ワームやネイティブとの戦いが終わっての、自身への決着というか、若者特有のモラトリアム小説っぽい感じ、これはこれで面白かったですが、同時に絶対に日朝ではないなと思えるものでしたね。

メイン脚本の米村氏の書いたものでしたが、メイン脚本も小説版くらい無駄を省いてやってくれれば良かったのにと。
小説 仮面ライダーカブト (講談社キャラクター文庫)小説 仮面ライダーカブト (講談社キャラクター文庫)
(2012/11/30)
米村 正二

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