今日の読書 探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2/東川篤哉
国分寺市恋ヶ窪にある、鯉ヶ窪学園探偵部の副部長である霧ヶ峰涼を主人公とした放課後は『ミステリーとともに』の第2弾になります。
鯉ヶ窪学園探偵部のシリーズとしては、『学ばない探偵たちの学園』『殺意は必ず三度ある』と先行するシリーズがあり、探偵部の部長を筆頭に3人の部員がいるのですが、『放課後はミステリーとともに』では不自然なくらい接点がなく、同じ学校の探偵部ながら接点がない、同じ時期に在校しているのではないのか?と思えたり、それにしては、どう考えても同じ時期に探偵部員であるとしか思えない表現があったりとで、気に花なっていたんですが、ようやく不自然なメタネタ込みで探偵部が共演する事になりました。
今作は、連作短編で体育祭や学園祭など季節ネタがあり、最終話は卒業式まで。
探偵部が勢ぞろいするようになっただけではなく、新キャラとして大金うるるという、霧ヶ峰涼にかぶせるようにエアコンな名前のミステリ研究部員が登場したりして、シリーズにバカな要素も増えています(褒め言葉)
国分寺に鯉ヶ窪学園という高校は実在しませんが、早稲田実業が実在したりと地元小ネタも入っていますし、本当に笑わせてもらえるネタ系ミステリーですね。
気になるのは、探偵部から卒業生を2人出してしまった事だったりしますが、霧ヶ峰涼を中心にするならば、問題が無いと言えばないですかねぇ。
『謎解きはディナーの後に』のシリーズもそうですが、シリーズを続ける気があるのかおしまいにするつもりなのか、どっちにも受け取れる形にしているのが続いているなぁと。
国立や国分寺という、イメージしやすい舞台のシリーズは極力続いて欲しいんですよねぇ。
鯉ヶ窪学園探偵部のシリーズとしては、『学ばない探偵たちの学園』『殺意は必ず三度ある』と先行するシリーズがあり、探偵部の部長を筆頭に3人の部員がいるのですが、『放課後はミステリーとともに』では不自然なくらい接点がなく、同じ学校の探偵部ながら接点がない、同じ時期に在校しているのではないのか?と思えたり、それにしては、どう考えても同じ時期に探偵部員であるとしか思えない表現があったりとで、気に花なっていたんですが、ようやく不自然なメタネタ込みで探偵部が共演する事になりました。
今作は、連作短編で体育祭や学園祭など季節ネタがあり、最終話は卒業式まで。
探偵部が勢ぞろいするようになっただけではなく、新キャラとして大金うるるという、霧ヶ峰涼にかぶせるようにエアコンな名前のミステリ研究部員が登場したりして、シリーズにバカな要素も増えています(褒め言葉)
国分寺に鯉ヶ窪学園という高校は実在しませんが、早稲田実業が実在したりと地元小ネタも入っていますし、本当に笑わせてもらえるネタ系ミステリーですね。
気になるのは、探偵部から卒業生を2人出してしまった事だったりしますが、霧ヶ峰涼を中心にするならば、問題が無いと言えばないですかねぇ。
『謎解きはディナーの後に』のシリーズもそうですが、シリーズを続ける気があるのかおしまいにするつもりなのか、どっちにも受け取れる形にしているのが続いているなぁと。
国立や国分寺という、イメージしやすい舞台のシリーズは極力続いて欲しいんですよねぇ。