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今日の読書 明治妖モダン/畠中恵

江戸時代を舞台にした時代小説を沢山執筆してきて、時代小説の中にしゃばげシリーズのように、妖怪を絡ませるというような作品は持ち味の1つになっているわけですが、本作は妖怪が絡んでくるものでありながら、舞台は江戸時代ではなく、江戸時代から20年たった明治の世の中が舞台。

江戸時代に沢山いたはずの妖が、明治という時代が一変すると、いつのまにかいなくなった事になっていて、様変わりしたとはいえ、たかだか20年前の事で地続き時間続きなのだから、妖たちはどこに行ったのか?というもの。

様変わりした明治の世の中ではありますが、不可思議な事件は起こるもので、それは人知を超えた物としか考えられなく、妖がからんでいるのかどうかという連作短編小説ですね。

しゃばげシリーズが、重たい話もあるにせよ、基本的にはのほほんとできる落とし所が多いものなのだったのに対し、今回は同じく妖が絡んできてるのですが、全体的に険呑で殺伐とした感じになっています。

妖がいて当たり前というような感覚の時代から、いつの間にかいなくなったという事で、実はその方が険呑という事になるんでしょうかねぇ。

ちょっと予想したものとは違いましたが、シリーズ化するならばまだまだ仕掛けのありそうな感じがあり期待できるかなと。
明治・妖モダン明治・妖モダン
(2013/09/06)
畠中 恵

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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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