今日のメタルDEATH BABYMETAL/BABYMETAL
現在私の中でヘビーローテーション中のアルバムとなるとBABYMETALのBABYMETALになるのdeathが、かなりざっくりと外枠だけを伝えるとなると、ヘヴィーメタルとアイドルの融合という企画物という事になりますね。
企画物という扱いをすると、どこかふざけている印象の物と一段下に考えているように受け取られるかもしれないですが、企画物だから粗雑なものであるというのはイコールではないですし、ある意味乱暴に言ってしまえば、アイドルという存在の大半は企画物と言っても過言ではないのが普通なのではないかと言う事で、出発点が企画物だから適当にやるという事ではなく、なにがしかのコンセプトを軸にしているアイドルというのはあまねく企画物という程度の意味ですね、出発点から路線変更するようなものもいるでしょうが。
でもって、ヘヴィーメタルとアイドルの融合というコンセプトそのものは、それ自体が目新しいかというと決してそうではないと思うわけで、少なくとも日本のハードロック・ヘヴィーメタルシーンは、それを前面に押し出した成功例がそれほど多くは無く、いわゆる洋楽のHR/HMが日本国内で売れた事を考えると不思議なくらいなかなかメインストリームで売れているわけではない歴史があったりします。
じゃあ日本人が作るHR/HMが全く受け入れられていないかというと、隠れHR/HMと言うと変ですが、ストレートにそういう音楽をやっているんですけれども、皆さんどうですか?と提示する物よりも、ルーツをそういう所に持っていながら、HR/HMとして前面に持って来ない形で根付いているのが日本の現状なのではないかと勝手に思っています。
少なくとも日本のHR/HMバンドとして日本国内で一番分かりやすく売れたのはXだと思うのですが、日本国内向けのジャンル分けであるヴィジュアル系という音楽の内容とは別のカテゴライズに分けられていますからね、どう聞いてもいわゆるメロディック・スピードメタル扱いにしていいはずなのに、そうはならなかったと。
それとは別に、アニソンや特ソンは明らかにHR/HMをベースに作られているものがありますし、それこそ平成ライダーなんかはもろにメタルな曲が多々あったりして、ひょっとして幼少期の体験からいずれがっつりメタルな音楽を好む人材が育って行くんじゃないかと思わずにはいられないと。
で、話を元に戻しますと、HR/HMは表には出てこなくても形を変えて根付いてはいるという事にはなりますし、当然そういった曲をアイドル(アニソンだと声優さん)が可愛い声で歌うというのも前例はあげようと思えばあげられますので、決して突飛なコンセプトとは思いません。
しかし、そのコンセプトだけでやり続けるとなると、なかなか前例がいないというのがBABYMETALなんじゃないかと。
それこそ、アニソンの曲とかですと、アニメのための曲ですから作品を離れてやり続けるという意味もないですし、アイドルというのはある程度コンセプトがあるにせよ、音楽性はジャンルを広くとってもアイドルだから許されるという強みもあるので、変に1つのジャンルに押し込めない方が戦略に柔軟性が獲れるという意味でも、メタルな曲もやるまでで止まるのも当たり前と言えば当たり前かなと。
実際にBABYMETALも出発点はさくら学院の中のユニット曲扱いが出発点であり、最初からガッツリとこの路線で継続する事を目的にはしていなかったと思いますし、予想以上に上手く言ったからこそ続けられたという企画物だからこその強さを持っていると思いますしね。
メタルとアイドルの融合となると、いわゆるヘヴィーメタルバンドと比べて最大の強みはヘヴィーメタルというジャンル音楽の中でも、さらに細分化されていくものを全部包括してもアイドルだから許されるという事でしょう。
ヘヴィーメタルと一口で言ってもジャンルは広くて、次代を経る事に多ジャンルと融合してしまって、それこそラップとメタルの融合という交わらないと思われていたものもくっついている時代なわけで、普段私がきかないような類のメタルもBABYMETALを聞く事によって知ることができたというお得感まで感じる始末ですね。
アルバムとしては3曲しかアルバム用の新曲があるわけではなく、シングルで既に発表されていて、公式Youtubeでガッツリとフルバージョンで聴けるので、すっかりとそれではまってしまったくちなのですが、やっぱりメタルというコンセプトを考えると同じものとするにはあまりにも幅広いのに、それで全く問題を感じないというのが凄いですね。
企画物は企画物である、ただしその企画物であるとか、アイドルだからという表看板だけをみると大間違い、演者スタッフ層がかりで本気の企画物というのでしょうか、これこそがメタル魂とでも言いましょうか、ここら辺企画物メタルという先例のアニメタルに通じるものを感じるのは決して私だけではないでしょう。
表看板は企画物だが中身は本気に職人気質に質にこだわる、表看板だけに惑わされてはいけないというか、表看板はあくまで捲き得であってその餌によってきた者をどっぷりととりこんでやろうという意識が垣間見えるのが心地よい。
ド・キ・ド・キ☆モーニング
いいね!
ここら辺はまだメタルと言ってもがっつりど真ん中を狙わずに、アイドルとしてアイドルらしく歌って踊る事をある程度前提にしている感じなのに
ヘドバンギャー!!
イジメ、ダメ、ゼッタイ
となると、ガッツリとメタルらしいメタルというか、イジメ・ダメ・ゼッタイはど真ん中メロスピ過ぎてアイドルがやっているというだけで、なんだか面白嬉しくなってしまいますし、歌詞が歌詞ですので、上手く小学生あたりに流行らないかなぁと思ってみたり。
メギツネは和を意識しまくった曲で、ここら辺は完全に海外向け狙いかなぁと、少なくともアイドル業界が成熟している市場って良くも悪くも日本特有の文化ですので、海外には良いかどうかは判断しきれませんが相当にインパクトを与えるものですので、そのインパクトに乗っかって、日本というのはこういうものも融合させる文化なんだよとするにはぴったりの曲かなと。
とまぁ、ここまではアルバムを聞く前から知っていた曲ですが、アルバムを聞いて一番中毒性があったというか、アルバム特典のDVDに収録されているのが初見で今は公式Youtubeにも乗るようになったギミチョコが曲を聞くだけではなくライブ映像込みで中毒性が高すぎて困る!
それ以上に変な中毒性があるのはYUIMETALとMOAMETALの2人の作詞作曲の4の歌だったりしますが、子供特有の遊びの中で生まれた曲を、しっかりしあげるのってすごいよなぁと。
でもって、Catch me if you canは最初聞いた時に、さよなら絶望先生のOPの人として軸がぶれているが始まりそうだと感じましたが、作っている人が一緒のNARASAKIさんだったんですねって。
メタルで企画物という事でアニメタルというのが例にあげましたが、アニメタルが10周年記念でアニメタルUSAという企画物に繋がったりしましたが、BABYMETALは企画物としてBABYMETAL USAには絶対に繋がらないだろうなぁと、改めてアイドルという文化って日本独自発祥なものだろうなぁと思わずにはいられないですね。
企画物という扱いをすると、どこかふざけている印象の物と一段下に考えているように受け取られるかもしれないですが、企画物だから粗雑なものであるというのはイコールではないですし、ある意味乱暴に言ってしまえば、アイドルという存在の大半は企画物と言っても過言ではないのが普通なのではないかと言う事で、出発点が企画物だから適当にやるという事ではなく、なにがしかのコンセプトを軸にしているアイドルというのはあまねく企画物という程度の意味ですね、出発点から路線変更するようなものもいるでしょうが。
でもって、ヘヴィーメタルとアイドルの融合というコンセプトそのものは、それ自体が目新しいかというと決してそうではないと思うわけで、少なくとも日本のハードロック・ヘヴィーメタルシーンは、それを前面に押し出した成功例がそれほど多くは無く、いわゆる洋楽のHR/HMが日本国内で売れた事を考えると不思議なくらいなかなかメインストリームで売れているわけではない歴史があったりします。
じゃあ日本人が作るHR/HMが全く受け入れられていないかというと、隠れHR/HMと言うと変ですが、ストレートにそういう音楽をやっているんですけれども、皆さんどうですか?と提示する物よりも、ルーツをそういう所に持っていながら、HR/HMとして前面に持って来ない形で根付いているのが日本の現状なのではないかと勝手に思っています。
少なくとも日本のHR/HMバンドとして日本国内で一番分かりやすく売れたのはXだと思うのですが、日本国内向けのジャンル分けであるヴィジュアル系という音楽の内容とは別のカテゴライズに分けられていますからね、どう聞いてもいわゆるメロディック・スピードメタル扱いにしていいはずなのに、そうはならなかったと。
それとは別に、アニソンや特ソンは明らかにHR/HMをベースに作られているものがありますし、それこそ平成ライダーなんかはもろにメタルな曲が多々あったりして、ひょっとして幼少期の体験からいずれがっつりメタルな音楽を好む人材が育って行くんじゃないかと思わずにはいられないと。
で、話を元に戻しますと、HR/HMは表には出てこなくても形を変えて根付いてはいるという事にはなりますし、当然そういった曲をアイドル(アニソンだと声優さん)が可愛い声で歌うというのも前例はあげようと思えばあげられますので、決して突飛なコンセプトとは思いません。
しかし、そのコンセプトだけでやり続けるとなると、なかなか前例がいないというのがBABYMETALなんじゃないかと。
それこそ、アニソンの曲とかですと、アニメのための曲ですから作品を離れてやり続けるという意味もないですし、アイドルというのはある程度コンセプトがあるにせよ、音楽性はジャンルを広くとってもアイドルだから許されるという強みもあるので、変に1つのジャンルに押し込めない方が戦略に柔軟性が獲れるという意味でも、メタルな曲もやるまでで止まるのも当たり前と言えば当たり前かなと。
実際にBABYMETALも出発点はさくら学院の中のユニット曲扱いが出発点であり、最初からガッツリとこの路線で継続する事を目的にはしていなかったと思いますし、予想以上に上手く言ったからこそ続けられたという企画物だからこその強さを持っていると思いますしね。
メタルとアイドルの融合となると、いわゆるヘヴィーメタルバンドと比べて最大の強みはヘヴィーメタルというジャンル音楽の中でも、さらに細分化されていくものを全部包括してもアイドルだから許されるという事でしょう。
ヘヴィーメタルと一口で言ってもジャンルは広くて、次代を経る事に多ジャンルと融合してしまって、それこそラップとメタルの融合という交わらないと思われていたものもくっついている時代なわけで、普段私がきかないような類のメタルもBABYMETALを聞く事によって知ることができたというお得感まで感じる始末ですね。
アルバムとしては3曲しかアルバム用の新曲があるわけではなく、シングルで既に発表されていて、公式Youtubeでガッツリとフルバージョンで聴けるので、すっかりとそれではまってしまったくちなのですが、やっぱりメタルというコンセプトを考えると同じものとするにはあまりにも幅広いのに、それで全く問題を感じないというのが凄いですね。
企画物は企画物である、ただしその企画物であるとか、アイドルだからという表看板だけをみると大間違い、演者スタッフ層がかりで本気の企画物というのでしょうか、これこそがメタル魂とでも言いましょうか、ここら辺企画物メタルという先例のアニメタルに通じるものを感じるのは決して私だけではないでしょう。
表看板は企画物だが中身は本気に職人気質に質にこだわる、表看板だけに惑わされてはいけないというか、表看板はあくまで捲き得であってその餌によってきた者をどっぷりととりこんでやろうという意識が垣間見えるのが心地よい。
ド・キ・ド・キ☆モーニング
いいね!
ここら辺はまだメタルと言ってもがっつりど真ん中を狙わずに、アイドルとしてアイドルらしく歌って踊る事をある程度前提にしている感じなのに
ヘドバンギャー!!
イジメ、ダメ、ゼッタイ
となると、ガッツリとメタルらしいメタルというか、イジメ・ダメ・ゼッタイはど真ん中メロスピ過ぎてアイドルがやっているというだけで、なんだか面白嬉しくなってしまいますし、歌詞が歌詞ですので、上手く小学生あたりに流行らないかなぁと思ってみたり。
メギツネは和を意識しまくった曲で、ここら辺は完全に海外向け狙いかなぁと、少なくともアイドル業界が成熟している市場って良くも悪くも日本特有の文化ですので、海外には良いかどうかは判断しきれませんが相当にインパクトを与えるものですので、そのインパクトに乗っかって、日本というのはこういうものも融合させる文化なんだよとするにはぴったりの曲かなと。
とまぁ、ここまではアルバムを聞く前から知っていた曲ですが、アルバムを聞いて一番中毒性があったというか、アルバム特典のDVDに収録されているのが初見で今は公式Youtubeにも乗るようになったギミチョコが曲を聞くだけではなくライブ映像込みで中毒性が高すぎて困る!
それ以上に変な中毒性があるのはYUIMETALとMOAMETALの2人の作詞作曲の4の歌だったりしますが、子供特有の遊びの中で生まれた曲を、しっかりしあげるのってすごいよなぁと。
でもって、Catch me if you canは最初聞いた時に、さよなら絶望先生のOPの人として軸がぶれているが始まりそうだと感じましたが、作っている人が一緒のNARASAKIさんだったんですねって。
メタルで企画物という事でアニメタルというのが例にあげましたが、アニメタルが10周年記念でアニメタルUSAという企画物に繋がったりしましたが、BABYMETALは企画物としてBABYMETAL USAには絶対に繋がらないだろうなぁと、改めてアイドルという文化って日本独自発祥なものだろうなぁと思わずにはいられないですね。
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