今日の読書 狼と兎のゲーム/我孫子武丸
父親の家庭内暴力にさらせている友人と身の危険を感じて逃亡する羽目になった小学5年生の2人、圧倒的な暴力にさらされながらも、その暴力をふるう父親の職業は警察官と言う事で、簡単に警察に頼るわけにもいかず、小学生が逃亡しようとするにも、限界がありすぎて、戦力差の違いがありすぎ、捕まってしまったらばそれで絶対に終わるという危機感が常につきまとう作品になっています。
とにかく、この父親の暴力的な鬼畜ぶりからくる絶望的な力の差、どう結末をつける気なのか最後の最後まで分からず、ただ捕まって何一つ反撃する事も出来ないバッドエンドで終わらせるなんて、安易なストーリーを作る事はさすがにないだろうが、じゃあ、どう決着をつけるつもりなのか全く予想がつかないまま怒涛の展開になります。
ラストはラストで全く想定外でしたが、とにかく父親のすがすがしいまでの反吐が出る鬼畜ぶりは針が降りきれているなぁというインパクトでしたね。
元は、小学生向けのミステリーランドというシリーズに向けて構想したものらしいですが、どう考えてもソフトに作るのは無理だったというのは分かりやすすぎです。
とにかく、この父親の暴力的な鬼畜ぶりからくる絶望的な力の差、どう結末をつける気なのか最後の最後まで分からず、ただ捕まって何一つ反撃する事も出来ないバッドエンドで終わらせるなんて、安易なストーリーを作る事はさすがにないだろうが、じゃあ、どう決着をつけるつもりなのか全く予想がつかないまま怒涛の展開になります。
ラストはラストで全く想定外でしたが、とにかく父親のすがすがしいまでの反吐が出る鬼畜ぶりは針が降りきれているなぁというインパクトでしたね。
元は、小学生向けのミステリーランドというシリーズに向けて構想したものらしいですが、どう考えてもソフトに作るのは無理だったというのは分かりやすすぎです。
![]() | 狼と兎のゲーム (2013/07/25) 我孫子 武丸 商品詳細を見る |