今日の読書 侍戦隊シンケンジャー 三度目勝機/大和屋暁
平成仮面ライダーシリーズの小説化企画の次に始まった、戦隊シリーズの小説化の第一弾のシンケンジャーになります。
テレビ本編の夏場に起こった事件という扱いになり、日曜の朝に放送するにはやや難しい話になっていますが、1つのエピソードとしてはしっかりと構築されていて、かなり面白かったですね。
人によって影響がまばらなウイルスがばら撒かれ、その影響が日本中に出てしまい、警察や自衛隊も絡んでくるという事で、シンケンジャーが日本国内の立ち位置としてはどう置かれているか、単純に今の日本の法律に照らし合わせて銃刀法違反のようなものにしばられず、外道衆と戦っている立場はどう認識されているのかとか、戦隊シリーズとしては国家機関系の戦隊以外ではどうなるのかというのもしっかりと入れてきたり、日本にウイルスが蔓延した影響が外交にも出てくるなど、日曜の朝では放送出来ない形(鎧武はアメリカからミサイル攻撃をされるというのを提示しましたが)で組み込んできて、読み応えがありましたね。
そして改めて思ったのは、シンケンジャーは6人の個性というか喋り方がはっきりと分かれているので、取り立てて誰のセリフと書かれない個所であっても、誰のセリフなのかはっきりと分かるのが凄いなぁと。
平成ライダーシリーズの小説版、いろいろとバリエーションがありますが、1つのエピソードで構成しているものであっても、元からテレビ本編で2話完構成であったり、映画が長めのものがあったりで、分量としてそれほど重量感を感じなかったのですが、戦隊ですと、2話完ものもあったりはしますが、どうしても人数がいる分アクションに時間を割くようにしなければいけない分、ストーリーそのものをガッツリとしたものにするというのが、なかなか少ないので、余計にしっかりとしたストーリー重視の話というのに新鮮さがありました。
テレビ本編の夏場に起こった事件という扱いになり、日曜の朝に放送するにはやや難しい話になっていますが、1つのエピソードとしてはしっかりと構築されていて、かなり面白かったですね。
人によって影響がまばらなウイルスがばら撒かれ、その影響が日本中に出てしまい、警察や自衛隊も絡んでくるという事で、シンケンジャーが日本国内の立ち位置としてはどう置かれているか、単純に今の日本の法律に照らし合わせて銃刀法違反のようなものにしばられず、外道衆と戦っている立場はどう認識されているのかとか、戦隊シリーズとしては国家機関系の戦隊以外ではどうなるのかというのもしっかりと入れてきたり、日本にウイルスが蔓延した影響が外交にも出てくるなど、日曜の朝では放送出来ない形(鎧武はアメリカからミサイル攻撃をされるというのを提示しましたが)で組み込んできて、読み応えがありましたね。
そして改めて思ったのは、シンケンジャーは6人の個性というか喋り方がはっきりと分かれているので、取り立てて誰のセリフと書かれない個所であっても、誰のセリフなのかはっきりと分かるのが凄いなぁと。
平成ライダーシリーズの小説版、いろいろとバリエーションがありますが、1つのエピソードで構成しているものであっても、元からテレビ本編で2話完構成であったり、映画が長めのものがあったりで、分量としてそれほど重量感を感じなかったのですが、戦隊ですと、2話完ものもあったりはしますが、どうしても人数がいる分アクションに時間を割くようにしなければいけない分、ストーリーそのものをガッツリとしたものにするというのが、なかなか少ないので、余計にしっかりとしたストーリー重視の話というのに新鮮さがありました。
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