今日の読書 魔法使いと刑事たちの夏/東川篤哉
欲望渦巻く大都会八王子を舞台に、魔法使いの少女とどMの変態刑事を主役にしたシリーズの2作目になります。
ミステリーではありますが、いかんせん魔法使いが絡んでしまうので、真っ当なものではなく、基本パターンとしては魔法を使って犯人に中途半端に自白させてしまって、犯人は分かったから証拠固めをしなければという形で刑事が奮闘するという形ですね。
タレントの密会写真をもみ消そうとする芸能事務所社長が絡んだ事件、手抜き工事をされた怨みをはらしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された紳士洋服店の店主といった人々が事件の中心になる短編集。
事件の中身はそれなりに重たいものもあるんですが、それをどれだけバカに書けるかが勝負とばかりに、ネタだらけですね。
事件を追う側がネタ要因しかいませんし、魔法の使い方もある意味無駄遣いですし、ミステリーとして楽しむよりもバカなネタを楽しむものというのは、東川篤哉の作品全般に言える事かもしれないですね。
ミステリーとして中身が無いという意味では無いですが。
舞台が八王子という事で、小ネタも分かりやすいですし東川篤哉は国分寺や国立とローカル小ネタがわかりやすい所を選んでくれるので、東京の市部を扱う作品はどんどん続けて欲しいと思えますね。
ミステリーではありますが、いかんせん魔法使いが絡んでしまうので、真っ当なものではなく、基本パターンとしては魔法を使って犯人に中途半端に自白させてしまって、犯人は分かったから証拠固めをしなければという形で刑事が奮闘するという形ですね。
タレントの密会写真をもみ消そうとする芸能事務所社長が絡んだ事件、手抜き工事をされた怨みをはらしたい建築士、生活苦にあえぎ、親戚の遺産を狙う推理作家、テナントビルから追い出された紳士洋服店の店主といった人々が事件の中心になる短編集。
事件の中身はそれなりに重たいものもあるんですが、それをどれだけバカに書けるかが勝負とばかりに、ネタだらけですね。
事件を追う側がネタ要因しかいませんし、魔法の使い方もある意味無駄遣いですし、ミステリーとして楽しむよりもバカなネタを楽しむものというのは、東川篤哉の作品全般に言える事かもしれないですね。
ミステリーとして中身が無いという意味では無いですが。
舞台が八王子という事で、小ネタも分かりやすいですし東川篤哉は国分寺や国立とローカル小ネタがわかりやすい所を選んでくれるので、東京の市部を扱う作品はどんどん続けて欲しいと思えますね。
![]() | 魔法使いと刑事たちの夏 (2014/07/31) 東川 篤哉 商品詳細を見る |