今日の読書 荒神/宮部みゆき
山を挟んでいがみ合いのある東北の小藩がふたつ。
その狭間にある山村にとんでもない化け物が現れ壊滅状態に巻き込まれてしまう。
その化け物相手にどう立ち向かうかという時代小説でありファンタジー小説というものになります。
宮部みゆきの時代小説は、同時に怪談めいたものも多いのですが、本作は怪談という枠とは完全に別物の感じにしあがっていて、化け物が出てくるのですが、化け物の扱いも土地の物ならば共通認識として持ち得ている妖怪というような扱いではなく、怪獣であるとかファンタジーというか、ロールプレイングゲーム的な趣が感じられるものになっています。
ファンタジーやゲームっぽいなと感じるのは後半に入ってからではありますが。
宮部みゆきはベタにファンタジー小説も書いているので、時代小説の方にもそのファンタジーのノウハウを入れてみたくなったのかなぁと、ベタなファンタジー(私のベタなイメージのファンタジーは西洋風のものや、RPG的なものですが)はそれほど私は得意分野では無いので、優先順位が低く作品の知識は少ないので、それがどこまで当てはまるのか分からないですが、ファンタジーの道具立てというか、いかにもこれはファンタジー作品なんだなというのを時代小説に置き換えたなぁという感じですね。
楽しんで読めましたが、ちょっと私の趣味よりはいろいろと壮大にし過ぎているかなぁとは感じますが、ここら辺は慣れなさでしか無いかもしれないですね。
その狭間にある山村にとんでもない化け物が現れ壊滅状態に巻き込まれてしまう。
その化け物相手にどう立ち向かうかという時代小説でありファンタジー小説というものになります。
宮部みゆきの時代小説は、同時に怪談めいたものも多いのですが、本作は怪談という枠とは完全に別物の感じにしあがっていて、化け物が出てくるのですが、化け物の扱いも土地の物ならば共通認識として持ち得ている妖怪というような扱いではなく、怪獣であるとかファンタジーというか、ロールプレイングゲーム的な趣が感じられるものになっています。
ファンタジーやゲームっぽいなと感じるのは後半に入ってからではありますが。
宮部みゆきはベタにファンタジー小説も書いているので、時代小説の方にもそのファンタジーのノウハウを入れてみたくなったのかなぁと、ベタなファンタジー(私のベタなイメージのファンタジーは西洋風のものや、RPG的なものですが)はそれほど私は得意分野では無いので、優先順位が低く作品の知識は少ないので、それがどこまで当てはまるのか分からないですが、ファンタジーの道具立てというか、いかにもこれはファンタジー作品なんだなというのを時代小説に置き換えたなぁという感じですね。
楽しんで読めましたが、ちょっと私の趣味よりはいろいろと壮大にし過ぎているかなぁとは感じますが、ここら辺は慣れなさでしか無いかもしれないですね。
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