今日の読書 六歌仙暗殺考/井沢元彦
井沢元彦の初期に書かれたミステリーになります。
前に読んだ『義経はここにいる』が、現在の事件と過去の歴史と両方の謎が関わり合って、それが事件解決と歴史上の謎と両方を解き明かすという形になるという、一昔前からあるいわゆるベタな歴史ミステリーとして、それほど衒学的になりすぎない程度にまとめられていて気楽に楽しめたので、同じシリーズ探偵という事で読んでみました。
シリーズが前になったからなんでしょうか、六歌仙について関わりはある物のこれは、歴史ミステリーという形ではなく、歴史上の装置を使った見立てミステリーでしたので、まぁ見立て殺人はミステリーの1ジャンルとしてあるものなので、そういうものと思えば、それはそれで実際に書かれたのが昭和だからというのもあって、一昔前感はあるものの楽しめたと言えたりはしますが・・・
期待していたものは、事件の謎解きと歴史の謎解きと両面が絡む歴史ミステリーだったので、そういう意味では肩すかしを感じてしまったかなぁと。
六歌仙ネタで高田崇史のQEDシリーズでも扱われているので、歴史解釈の差異も楽しめるのではないかと過度な期待をしてしまった読み手の私が悪いんでしょうね。
前に読んだ『義経はここにいる』が、現在の事件と過去の歴史と両方の謎が関わり合って、それが事件解決と歴史上の謎と両方を解き明かすという形になるという、一昔前からあるいわゆるベタな歴史ミステリーとして、それほど衒学的になりすぎない程度にまとめられていて気楽に楽しめたので、同じシリーズ探偵という事で読んでみました。
シリーズが前になったからなんでしょうか、六歌仙について関わりはある物のこれは、歴史ミステリーという形ではなく、歴史上の装置を使った見立てミステリーでしたので、まぁ見立て殺人はミステリーの1ジャンルとしてあるものなので、そういうものと思えば、それはそれで実際に書かれたのが昭和だからというのもあって、一昔前感はあるものの楽しめたと言えたりはしますが・・・
期待していたものは、事件の謎解きと歴史の謎解きと両面が絡む歴史ミステリーだったので、そういう意味では肩すかしを感じてしまったかなぁと。
六歌仙ネタで高田崇史のQEDシリーズでも扱われているので、歴史解釈の差異も楽しめるのではないかと過度な期待をしてしまった読み手の私が悪いんでしょうね。
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