今日の読書 最後の嘘/五十嵐貴久
吉祥寺探偵物語の第2段になります。
40歳目前のバツイチ子持ちのコンビニバイト兼探偵が、吉祥寺の街を舞台に、武蔵野市長候補の隠し子である高校生の娘を探す依頼を受けて、それによって巻き込まれる事件になります。
政治家と裏社会両面から巻き込まれる形の話であり、ハードボイルドのような設定ながら、ベタなハードボイルド探偵のように探偵は強いわけではないという、強い男というのが描きにくくなった現代らしいハードボイルドの変化系として楽しめます。
小ネタとして、五十嵐貴久の作品のキャラクターである獣医の土井先生が出てくるというのが結構気になります。
シリーズ化してもおかしくない感じですが、今の所別にシリーズ化してはいないので、勿体ないなぁと思うのですよね、五十嵐貴久の作品は多摩地区を舞台にしているものが結構あったりしますし、土井先生もそれこそこのシリーズと同じ場所を舞台にしていますしシリーズ化してみたらいいのにと、もしくは今回の事件の土井先生側視点で書かれたものとか書いてくれると嬉しいかなと。
40歳目前のバツイチ子持ちのコンビニバイト兼探偵が、吉祥寺の街を舞台に、武蔵野市長候補の隠し子である高校生の娘を探す依頼を受けて、それによって巻き込まれる事件になります。
政治家と裏社会両面から巻き込まれる形の話であり、ハードボイルドのような設定ながら、ベタなハードボイルド探偵のように探偵は強いわけではないという、強い男というのが描きにくくなった現代らしいハードボイルドの変化系として楽しめます。
小ネタとして、五十嵐貴久の作品のキャラクターである獣医の土井先生が出てくるというのが結構気になります。
シリーズ化してもおかしくない感じですが、今の所別にシリーズ化してはいないので、勿体ないなぁと思うのですよね、五十嵐貴久の作品は多摩地区を舞台にしているものが結構あったりしますし、土井先生もそれこそこのシリーズと同じ場所を舞台にしていますしシリーズ化してみたらいいのにと、もしくは今回の事件の土井先生側視点で書かれたものとか書いてくれると嬉しいかなと。
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