今日の読書 日本人のための日本国が消える! 移民亡国論/三橋貴明
私は、伝統国家は移民を積極的に推進する事に大反対の立場をとります。
そういう風に言うと脊髄反射的に人権問題であるとか、人種差別に直結させる人がいたりしますが、私は積極的な移民推進こそが、むしろ人権をないがしろにする結果につながったり、人種差別を助長させる結果にしかならないとしか考えません。
基本的に伝統国家、民族国家というものは、国家の成り立ちから法律や習慣をそれぞれの伝統をベースに作られています、そういった共通の価値観の上で成り立っています。
もし、移民をしてくる人がいるのならば、まずは郷に入っては郷に従えを遵守し、尊重した上で、それでも命の危険を感じるという場合になって初めて人権問題や人種差別として考えるようにしないといけないと思っています。
この、郷に入っては郷に従えという前提抜きの人権問題や人種差別問題、これは弱者利権を作り出す土壌になってしまいますし、移民の大量移入は郷に入っては郷に従えを容易にないがしろにしてしまい、それぞれの伝統や土着文化を破壊する結果になり、それこそ本気の殺し合いの人種対立にまで簡単に行ってしまう結果になるのは、歴史上の民族対立や宗教対立をベースにした戦争をみれば容易に想像できます。
私は、いわゆるグローバリゼーションというものを根本的に味覚の違う人達を無理矢理同じテーブルにつけて同じ食事をするようなものと捕らえています。
食事の好みというのは、どれだけ冷静に知性的に考えたとしても無理なものは無理と本能で拒否してしまうものがあります。
もちろん、何でも好き嫌いせずに食べる事が出来る人はいますが、極端な味、例えば物凄い辛いものなんていうのは、完全に人を選びます。
辛いものが食べられない人なんていうのは、珍しくないので例にしやすいと思いますが、仮に100%善意でだされた食事であろうとも、辛い物しかない食事しか出されなかったらどうなるか、相手が善意の行為であったとしても勘弁してくれと、お前が辛いものが好きなのは分かったけれども、俺は無理だから別の食事にしようとなるはずです。
辛いものが好きな人の辛い物しか無い食事を一緒にするという事は俺には無理だと言いだす事は差別になるでしょうか?これを差別という人は恐らくはいないと思います(まれにいるかもしれないですが)
無理なものは無理、差別ではなく区別という概念、これは国家にとって絶対に大事にしておかないといけないものになります、辛いものというだけならば問題はありませんが、これが宗教がらみの物、イスラム教徒に豚肉料理しか提供しなければ殺意を抱かれるでしょうし、ヒンズー教徒に牛肉料理しか食べさせないというのも同様でしょう。
他文化共生というのは、ある意味では理想かもしれないですが、他文化強制となりうることであり、それぞれ節度を持った距離感で接する、それぞれの伝統国家は伝統国家として変に移民を混ぜようとしない事にするのが正しいと思い続けています。
本書は、移民についてヨーロッパの移民積極策の失敗など例を多くとり、日本が進めようとしている移民政策やグローバリゼーションの問題点を指摘します。
基本的な問題点は日本という伝統国家の破壊、特に中国人の大量移入による日本国家破壊と移民推進による格差拡大、奴隷的低賃金労働者の増大という永遠の不況体制というもの。
現在の安倍政権、いわゆるアベノミクスは出足こそインフレターゲットなど、脱新自由主義政策を出していたのに、最初の方向性とは違い、追加で出してくるものがことごとく新自由主義、市場原理主義型ばかりになっているんですよね、竹中平蔵が絡んでいる事がマクロ経済政策のちぐはぐさの元凶というか、露骨に間違いだと分かるものではあるんですが、なぜか日本の野党はことごとく、ケインズ型のマクロ経済政策に興味のかけらもないというか、財政再建しか興味が無かったり、無駄な公共投資の削減の力点を置くべきは“無駄な”であるはずなのに、“公共投資”に力点がいっていたりと、すっきりとしたマクロ経済政策をもっている政党がいないんだよなぁと思うばかり・・・
はじめに 日本における移民問題の本質
第1章 移民問題で大混乱する世界
世界中で移民政策の失敗が起きている
異民族に造船技術をゆだねたスウェーデン
日本の万世一系と他国の違い
自然国家と人工国家を同一に語る愚
「アメリカの移民政策を見習え」のまやかし
移民に乗っ取られつつある欧米の国々
移民に占拠されたストックホルムの街ヒュースビー
ヒュースビーで暴徒化した移民たち
移民に寛大なスウェーデンでさえ暴動が発生
欧州諸国も認める「他文化強制主義」の失敗
台湾で起きた若者たちの「反乱」
中国に出稼ぎに出る台湾の若者
「同じ言語」である中国人に奪われる台湾の雇用
言語と外国人労働者の問題
第2章 移民政策を世界に広めるグローバリズムの罠
「人手不足」という方便で進む「低賃金化」
「意味抜け入れ」の理由がくるくる変わる日本
カナダの中国人移民と政府の税収
中国共産党というグローバリストたち
中国を「植民地化」した赤い貴族たち
中国経済大崩壊で海外に逃げ出す富裕層
中国の「支援」として途上国に送り込まれる中国人
国民意識のない中国人
中国による「洗国」の恐怖
日中有事の際に発令される国防動員法
欧州とシェンゲン協定
底辺への競争
グローバル化しないと日本経済は成長しない?
矢継ぎ早に出される安倍政権のグローバリズム政策
グローバリストに操られた労働政策
日本にいる30万人の人材予備軍を活用せよ
安倍政権下でも実質賃金は減少している
第3章 外国人労働者と日本の安全保障の危機
安全保障と供給能力の関係
「土建小国」となった日本
土木、建設でなぜ人手不足が発生しているのか
土木・建設業の「供給能力不足」における事実誤認
移民政策で脅かされる日本の安全保障
技術継承が不可能になり発展途上国となる
国民を守れない国へ
外国人技能実習制度のまやかし
外国人技能実習をめぐる相次ぐトラブル
外国人労働者は日本に都合よく帰国してくれない
高度人材ポイント制度の欠陥
結局、もっとも入ってくるのは中国人
第4章 移民政策で日本の治安はこう変わる
移民受け入れにより麻薬大国化したメキシコ
メキシコに麻薬を持ち込んだ中国人労働者
アメリカに流入するメキシコからの貧困者と麻薬
なぜスウェーデンは日本の13倍も犯罪が発生するのか
スウェーデンでは犯罪の45%が移民によるもの
移民への社会保障が急騰
「ゲットー」と呼ばれる犯罪多発地区、ローゼンゴード
移民の学力低下を招いた他文化共生主義
これを「スウェーデンの街」と呼べるのか?
日本の外国人犯罪でもっとも多い国籍は?
高度化する中国人犯罪
第5章 日本が日本でなくなる日
日本国民が日本で少数派に!
日本がチベットやウイグルと同じになる日
「蟻の一穴」を狙う者たちの正体
実質的な「移民政策」を隠蔽するマスコミ
日本は人手不足になっていない
少子化の本当の原因
少子高齢化の解決策は明らか
生産年齢人口の減少で日本は再び高度成長する
成長には人口増加より設備投資と生産性の向上が重要
高度成長期の人手不足ですら外国人労働者は不要だった
韓国で外国人労働者問題が少ない理由
奴隷文化のない日本では「外国人メイド」は無理
発展か没落か、日本の運命が決まる
そういう風に言うと脊髄反射的に人権問題であるとか、人種差別に直結させる人がいたりしますが、私は積極的な移民推進こそが、むしろ人権をないがしろにする結果につながったり、人種差別を助長させる結果にしかならないとしか考えません。
基本的に伝統国家、民族国家というものは、国家の成り立ちから法律や習慣をそれぞれの伝統をベースに作られています、そういった共通の価値観の上で成り立っています。
もし、移民をしてくる人がいるのならば、まずは郷に入っては郷に従えを遵守し、尊重した上で、それでも命の危険を感じるという場合になって初めて人権問題や人種差別として考えるようにしないといけないと思っています。
この、郷に入っては郷に従えという前提抜きの人権問題や人種差別問題、これは弱者利権を作り出す土壌になってしまいますし、移民の大量移入は郷に入っては郷に従えを容易にないがしろにしてしまい、それぞれの伝統や土着文化を破壊する結果になり、それこそ本気の殺し合いの人種対立にまで簡単に行ってしまう結果になるのは、歴史上の民族対立や宗教対立をベースにした戦争をみれば容易に想像できます。
私は、いわゆるグローバリゼーションというものを根本的に味覚の違う人達を無理矢理同じテーブルにつけて同じ食事をするようなものと捕らえています。
食事の好みというのは、どれだけ冷静に知性的に考えたとしても無理なものは無理と本能で拒否してしまうものがあります。
もちろん、何でも好き嫌いせずに食べる事が出来る人はいますが、極端な味、例えば物凄い辛いものなんていうのは、完全に人を選びます。
辛いものが食べられない人なんていうのは、珍しくないので例にしやすいと思いますが、仮に100%善意でだされた食事であろうとも、辛い物しかない食事しか出されなかったらどうなるか、相手が善意の行為であったとしても勘弁してくれと、お前が辛いものが好きなのは分かったけれども、俺は無理だから別の食事にしようとなるはずです。
辛いものが好きな人の辛い物しか無い食事を一緒にするという事は俺には無理だと言いだす事は差別になるでしょうか?これを差別という人は恐らくはいないと思います(まれにいるかもしれないですが)
無理なものは無理、差別ではなく区別という概念、これは国家にとって絶対に大事にしておかないといけないものになります、辛いものというだけならば問題はありませんが、これが宗教がらみの物、イスラム教徒に豚肉料理しか提供しなければ殺意を抱かれるでしょうし、ヒンズー教徒に牛肉料理しか食べさせないというのも同様でしょう。
他文化共生というのは、ある意味では理想かもしれないですが、他文化強制となりうることであり、それぞれ節度を持った距離感で接する、それぞれの伝統国家は伝統国家として変に移民を混ぜようとしない事にするのが正しいと思い続けています。
本書は、移民についてヨーロッパの移民積極策の失敗など例を多くとり、日本が進めようとしている移民政策やグローバリゼーションの問題点を指摘します。
基本的な問題点は日本という伝統国家の破壊、特に中国人の大量移入による日本国家破壊と移民推進による格差拡大、奴隷的低賃金労働者の増大という永遠の不況体制というもの。
現在の安倍政権、いわゆるアベノミクスは出足こそインフレターゲットなど、脱新自由主義政策を出していたのに、最初の方向性とは違い、追加で出してくるものがことごとく新自由主義、市場原理主義型ばかりになっているんですよね、竹中平蔵が絡んでいる事がマクロ経済政策のちぐはぐさの元凶というか、露骨に間違いだと分かるものではあるんですが、なぜか日本の野党はことごとく、ケインズ型のマクロ経済政策に興味のかけらもないというか、財政再建しか興味が無かったり、無駄な公共投資の削減の力点を置くべきは“無駄な”であるはずなのに、“公共投資”に力点がいっていたりと、すっきりとしたマクロ経済政策をもっている政党がいないんだよなぁと思うばかり・・・
はじめに 日本における移民問題の本質
第1章 移民問題で大混乱する世界
世界中で移民政策の失敗が起きている
異民族に造船技術をゆだねたスウェーデン
日本の万世一系と他国の違い
自然国家と人工国家を同一に語る愚
「アメリカの移民政策を見習え」のまやかし
移民に乗っ取られつつある欧米の国々
移民に占拠されたストックホルムの街ヒュースビー
ヒュースビーで暴徒化した移民たち
移民に寛大なスウェーデンでさえ暴動が発生
欧州諸国も認める「他文化強制主義」の失敗
台湾で起きた若者たちの「反乱」
中国に出稼ぎに出る台湾の若者
「同じ言語」である中国人に奪われる台湾の雇用
言語と外国人労働者の問題
第2章 移民政策を世界に広めるグローバリズムの罠
「人手不足」という方便で進む「低賃金化」
「意味抜け入れ」の理由がくるくる変わる日本
カナダの中国人移民と政府の税収
中国共産党というグローバリストたち
中国を「植民地化」した赤い貴族たち
中国経済大崩壊で海外に逃げ出す富裕層
中国の「支援」として途上国に送り込まれる中国人
国民意識のない中国人
中国による「洗国」の恐怖
日中有事の際に発令される国防動員法
欧州とシェンゲン協定
底辺への競争
グローバル化しないと日本経済は成長しない?
矢継ぎ早に出される安倍政権のグローバリズム政策
グローバリストに操られた労働政策
日本にいる30万人の人材予備軍を活用せよ
安倍政権下でも実質賃金は減少している
第3章 外国人労働者と日本の安全保障の危機
安全保障と供給能力の関係
「土建小国」となった日本
土木、建設でなぜ人手不足が発生しているのか
土木・建設業の「供給能力不足」における事実誤認
移民政策で脅かされる日本の安全保障
技術継承が不可能になり発展途上国となる
国民を守れない国へ
外国人技能実習制度のまやかし
外国人技能実習をめぐる相次ぐトラブル
外国人労働者は日本に都合よく帰国してくれない
高度人材ポイント制度の欠陥
結局、もっとも入ってくるのは中国人
第4章 移民政策で日本の治安はこう変わる
移民受け入れにより麻薬大国化したメキシコ
メキシコに麻薬を持ち込んだ中国人労働者
アメリカに流入するメキシコからの貧困者と麻薬
なぜスウェーデンは日本の13倍も犯罪が発生するのか
スウェーデンでは犯罪の45%が移民によるもの
移民への社会保障が急騰
「ゲットー」と呼ばれる犯罪多発地区、ローゼンゴード
移民の学力低下を招いた他文化共生主義
これを「スウェーデンの街」と呼べるのか?
日本の外国人犯罪でもっとも多い国籍は?
高度化する中国人犯罪
第5章 日本が日本でなくなる日
日本国民が日本で少数派に!
日本がチベットやウイグルと同じになる日
「蟻の一穴」を狙う者たちの正体
実質的な「移民政策」を隠蔽するマスコミ
日本は人手不足になっていない
少子化の本当の原因
少子高齢化の解決策は明らか
生産年齢人口の減少で日本は再び高度成長する
成長には人口増加より設備投資と生産性の向上が重要
高度成長期の人手不足ですら外国人労働者は不要だった
韓国で外国人労働者問題が少ない理由
奴隷文化のない日本では「外国人メイド」は無理
発展か没落か、日本の運命が決まる
![]() | 移民亡国論: 日本人のための日本国が消える! (一般書) (2014/06/27) 三橋 貴明 商品詳細を見る |