今日の読書 純喫茶「一服堂」の四季/東川篤哉
鎌倉にある目立たない古民家にしかみえない純喫茶「一服堂」
そこの超人見知りの美人店主の安楽椅子探偵が、春夏秋冬に起きた猟奇事件の真相を解決するという連作短編集になっています。
東川篤哉らしい、ローカルネタから、出版社ネタ、セルフパロディとこれでもかと小ネタを詰め込んだ形のネタミステリーになりますが、気楽に読める新しいシリーズものにでもする作品になるのかなぁと思っていましたが、そう思わせる事そのものが仕掛けになっている1冊ですね。
安楽椅子探偵のスイッチが入る所など、シリーズものとしてお約束に使いやすそうだなぁと思っていただけに、いろいろと驚かされました。
これは、ガチガチの仕掛け満載のミステリーだと構えて読む作品ではなく、これは論理的な謎解きミステリーの体裁ながらも、気楽に謎解きの過程であるやりとりの面白さを楽しむ作品だと身構えないでいただけに、ものすごい不意打ちを食らった気分になりましたね。
そういう読者の反応を知ったらば、作者としてはしてやったりと思うんだろうなぁって。
そこの超人見知りの美人店主の安楽椅子探偵が、春夏秋冬に起きた猟奇事件の真相を解決するという連作短編集になっています。
東川篤哉らしい、ローカルネタから、出版社ネタ、セルフパロディとこれでもかと小ネタを詰め込んだ形のネタミステリーになりますが、気楽に読める新しいシリーズものにでもする作品になるのかなぁと思っていましたが、そう思わせる事そのものが仕掛けになっている1冊ですね。
安楽椅子探偵のスイッチが入る所など、シリーズものとしてお約束に使いやすそうだなぁと思っていただけに、いろいろと驚かされました。
これは、ガチガチの仕掛け満載のミステリーだと構えて読む作品ではなく、これは論理的な謎解きミステリーの体裁ながらも、気楽に謎解きの過程であるやりとりの面白さを楽しむ作品だと身構えないでいただけに、ものすごい不意打ちを食らった気分になりましたね。
そういう読者の反応を知ったらば、作者としてはしてやったりと思うんだろうなぁって。
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