今日の読書 だいじな本のみつけ方/大崎梢
まだ発売前の文庫本が忘れ物として置かれていた。
どうやって手に入れたのか、持ち主は誰なのかを探す事から始まる、中学校を舞台にした読書好きによる読書好きのための青春小説になりますかね。
大崎梢は元書店員という経歴もあり、より多くの人に読書の楽しみというものを普及したいという思いを持っている登場人物が出てくる作品が多いのですが、これもまさしくそうであり、メインターゲットは中学生。
中学生は読者としてなかなか難しい時期で、いわゆる子供向けは子供っぽ過ぎて何だかなぁという感じになりながら、一般向け、大人向けとなると難しく感じるものも多く、ちょうどいい匙加減具合が難しい年頃、そういう難しさを中学生を主人公にして、書店員を始め本に関係する大人たちを絡めて、いろいろな角度を混ぜてくるというもの。
読書好きだけではなく、あまり読書好きではない人にも、好きになってもらうきっかけ狙いで、分かりやすく丁寧に書かれているなと思いますね。
まぁ実際問題、娯楽の多様化した時代、娯楽としての読書の位置はなかなかに難しいものがあるとは思うのですが、だからこそ、間口を広げようという狙いがはっきりした作品というのは、しっかりと必要なんだよなと思えますね。
どうやって手に入れたのか、持ち主は誰なのかを探す事から始まる、中学校を舞台にした読書好きによる読書好きのための青春小説になりますかね。
大崎梢は元書店員という経歴もあり、より多くの人に読書の楽しみというものを普及したいという思いを持っている登場人物が出てくる作品が多いのですが、これもまさしくそうであり、メインターゲットは中学生。
中学生は読者としてなかなか難しい時期で、いわゆる子供向けは子供っぽ過ぎて何だかなぁという感じになりながら、一般向け、大人向けとなると難しく感じるものも多く、ちょうどいい匙加減具合が難しい年頃、そういう難しさを中学生を主人公にして、書店員を始め本に関係する大人たちを絡めて、いろいろな角度を混ぜてくるというもの。
読書好きだけではなく、あまり読書好きではない人にも、好きになってもらうきっかけ狙いで、分かりやすく丁寧に書かれているなと思いますね。
まぁ実際問題、娯楽の多様化した時代、娯楽としての読書の位置はなかなかに難しいものがあるとは思うのですが、だからこそ、間口を広げようという狙いがはっきりした作品というのは、しっかりと必要なんだよなと思えますね。
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