今日の読書 ヘルたん ヘルパー探偵とマドンナの帰還/愛川晶
元ひきこもりの青年が、かつて名探偵と名をはせた老探偵の居候になり、弟子のような立場になり、介護職と探偵、ヘルパーと探偵の両方をするヘルたんの2作目になります。
前作は、仙台で引きこもりをしていたところから、浅草でヘルパーと探偵と両方をする事になる巻き込まれ要素が多いものになっていましたが、今作ではそれから介護職として成長しながら、探偵としても成長を見せるという形になっています。
本作は老人相手の介護、しかも認知症の老人の相手で、そこから推理もしなければいけないという状況があり、認知症の老人が何をどれくらい把握していて、話している現在どこまで認識しているのか、介護職としての視点と介護職以上の情報収集をしなければいけないというのが特徴であり、認知症もタイプによって違う反応があるという事も情報収集と推理に与える影響があるというのが他の作品にはあまりない特徴になります。
続きものなので、前作を読んでからでないと流れがつかめないというか、前作の終盤のネタバレ(まぁタイトルですでにネタバレにもなるのですが)になってしまうので、順番通りに読む必要がありますね。
今後作品が続いて行く可能性も大いに感じさせもしますし、これでラストと言われてもそれはそれで完結してもおかしくないラストになっていて、果たしてどうなるのかなという興味も続きます。
前作は、仙台で引きこもりをしていたところから、浅草でヘルパーと探偵と両方をする事になる巻き込まれ要素が多いものになっていましたが、今作ではそれから介護職として成長しながら、探偵としても成長を見せるという形になっています。
本作は老人相手の介護、しかも認知症の老人の相手で、そこから推理もしなければいけないという状況があり、認知症の老人が何をどれくらい把握していて、話している現在どこまで認識しているのか、介護職としての視点と介護職以上の情報収集をしなければいけないというのが特徴であり、認知症もタイプによって違う反応があるという事も情報収集と推理に与える影響があるというのが他の作品にはあまりない特徴になります。
続きものなので、前作を読んでからでないと流れがつかめないというか、前作の終盤のネタバレ(まぁタイトルですでにネタバレにもなるのですが)になってしまうので、順番通りに読む必要がありますね。
今後作品が続いて行く可能性も大いに感じさせもしますし、これでラストと言われてもそれはそれで完結してもおかしくないラストになっていて、果たしてどうなるのかなという興味も続きます。
![]() | ヘルたん - ヘルパー探偵とマドンナの帰還 (2014/10/24) 愛川 晶 商品詳細を見る |