今日の冬の星 VETELGYUS/GALNERYUS
日本のメロディックスピードメタルであるとかネオクラシカルメタルであるとか、ジャンル的にはヘビーメタルでもパワーよりも抒情的であるとかスピードのある方向のヘヴィメタルバンドであるGALNERYUSの2年ぶりのオリジナルアルバムになります。
2013年はメジャーデビュー10周年記念でセルフカバーアルバムを2枚出したりしていましたが、セルフカバーアルバムを出した事によって新作にどう影響があるのかなぁと気になったりしましたが、基本的な所は変わらずに、その基本的な所からどこまで幅を広げていけるかを狙っているのかなと感じるアルバムになりますかね。
セルフカバーでアコースティックバージョンとか音楽性においてそれまでとは別物の企画物を出すと、その影響が結構強く出るイメージがあったりするのですが、GALNERYUSはそういった影響は無かったというか、セルフカバーも歌詞を変えたりとかはしても、音楽性を変えたわけではないので当たり前の事かもしれないですね。
極端な例がHELLOWEENがアコースティックのカバーアルバムを出した後、批判されたのか次の作品で頑ななまでにメタルにこだわりすぎて、持ち味を消すくらいガチガチに硬い『Are You Metal? 』なんてシングル曲を出したのが印象に残りすぎなんでしょうが。
話をGALNERYUSに戻すと、アルバムの最初と最後をインスト曲でまとめるという、いかにもな作りなだけではなく、真ん中にもインスト曲を入れてきたりするあたりは、ちょっと攻めているなぁと思ったり、またライブ用にヴォーカルを休ませてギターソロを聴かせる時間帯を作るためにもいろいろと増やしておきたいという狙いもあるのかと勝手に思ったりしますが、そういう意図があるのかは知りません。
2曲目のEndless Storyは1曲目がアルバムのイントロとしてあっためておいてから一気にはじける曲になるのですが、これでMVを作ってもいいんじゃないかと思うくらい、シングル曲っぽい聞きやすさのある曲ですね。
3曲目のTHERE'S NO ESCAPEはMVが作られているのですが、こっちでMVを作るんだ!と意外に思うくらい、リズムから何からプログレ感の強い曲ですね。MVを作るのに一般受け狙いという事では無いのかなぁと、聞き込み型の曲だと思ったのでMVがあるのを後から知って驚いたり。
5曲目のEnemy To Injusticeはこのアルバムで一番シンフォニックメタルだなぁと思った曲になり、このアルバムが全体的な統一感を狙ったものではなく、音楽性の幅を広げる狙いがあるんだろうなぁと最初に一通り聞いた時にこの曲で気付いた感じですね。
6曲目のThe Judgement Day Galneryus (Vetelgyus)はアルバムバージョンの前にすでに発表されていた曲で、それこそ初回特別版のBlu-rayのライブ映像で1曲目に入っていたりもするのですが、2分と長いクラシック音楽のようなイントロから一転してどストレートなメタルになるあたり、ライブの1曲目向きだよなぁと思えたりしますね。
8曲目のAttitude To Lifeはアルバム発売後にシングルにもなり、アニメ曇天に笑うのエンディングに使われているらしいのですが、アニメの方は私は知らなかったりします。
普段メタルを聴かない層にも全く違和感なく、エンディングっぽい曲として受け入れられていると良いんですが、何気にアニメ用の曲は結構やっていたりするので、今更ですかね。
それでもって初回特別版Blu-rayは2014.04.27のZepp Tokyoのライブ映像のMC抜きの曲だけというものになるのですが、ライブ映像を見るたびにヴォーカルの小野正利の何とも言えない歌のカッコよさに直結しない良い人感というか緩い動きというか、このギャップはなんだろうと思ったりしますが、やっぱり見ていて一番楽しそうなのはBASH OUT!のみんなで歌おうのコーナーですかねぇ、こういうライブ映像を見てライブに来させようという狙いがありそうですね。
2013年はメジャーデビュー10周年記念でセルフカバーアルバムを2枚出したりしていましたが、セルフカバーアルバムを出した事によって新作にどう影響があるのかなぁと気になったりしましたが、基本的な所は変わらずに、その基本的な所からどこまで幅を広げていけるかを狙っているのかなと感じるアルバムになりますかね。
セルフカバーでアコースティックバージョンとか音楽性においてそれまでとは別物の企画物を出すと、その影響が結構強く出るイメージがあったりするのですが、GALNERYUSはそういった影響は無かったというか、セルフカバーも歌詞を変えたりとかはしても、音楽性を変えたわけではないので当たり前の事かもしれないですね。
極端な例がHELLOWEENがアコースティックのカバーアルバムを出した後、批判されたのか次の作品で頑ななまでにメタルにこだわりすぎて、持ち味を消すくらいガチガチに硬い『Are You Metal? 』なんてシングル曲を出したのが印象に残りすぎなんでしょうが。
話をGALNERYUSに戻すと、アルバムの最初と最後をインスト曲でまとめるという、いかにもな作りなだけではなく、真ん中にもインスト曲を入れてきたりするあたりは、ちょっと攻めているなぁと思ったり、またライブ用にヴォーカルを休ませてギターソロを聴かせる時間帯を作るためにもいろいろと増やしておきたいという狙いもあるのかと勝手に思ったりしますが、そういう意図があるのかは知りません。
2曲目のEndless Storyは1曲目がアルバムのイントロとしてあっためておいてから一気にはじける曲になるのですが、これでMVを作ってもいいんじゃないかと思うくらい、シングル曲っぽい聞きやすさのある曲ですね。
3曲目のTHERE'S NO ESCAPEはMVが作られているのですが、こっちでMVを作るんだ!と意外に思うくらい、リズムから何からプログレ感の強い曲ですね。MVを作るのに一般受け狙いという事では無いのかなぁと、聞き込み型の曲だと思ったのでMVがあるのを後から知って驚いたり。
5曲目のEnemy To Injusticeはこのアルバムで一番シンフォニックメタルだなぁと思った曲になり、このアルバムが全体的な統一感を狙ったものではなく、音楽性の幅を広げる狙いがあるんだろうなぁと最初に一通り聞いた時にこの曲で気付いた感じですね。
6曲目のThe Judgement Day Galneryus (Vetelgyus)はアルバムバージョンの前にすでに発表されていた曲で、それこそ初回特別版のBlu-rayのライブ映像で1曲目に入っていたりもするのですが、2分と長いクラシック音楽のようなイントロから一転してどストレートなメタルになるあたり、ライブの1曲目向きだよなぁと思えたりしますね。
8曲目のAttitude To Lifeはアルバム発売後にシングルにもなり、アニメ曇天に笑うのエンディングに使われているらしいのですが、アニメの方は私は知らなかったりします。
普段メタルを聴かない層にも全く違和感なく、エンディングっぽい曲として受け入れられていると良いんですが、何気にアニメ用の曲は結構やっていたりするので、今更ですかね。
それでもって初回特別版Blu-rayは2014.04.27のZepp Tokyoのライブ映像のMC抜きの曲だけというものになるのですが、ライブ映像を見るたびにヴォーカルの小野正利の何とも言えない歌のカッコよさに直結しない良い人感というか緩い動きというか、このギャップはなんだろうと思ったりしますが、やっぱり見ていて一番楽しそうなのはBASH OUT!のみんなで歌おうのコーナーですかねぇ、こういうライブ映像を見てライブに来させようという狙いがありそうですね。
![]() | VETELGYUS (初回盤: CD+Blu-ray) (2014/09/24) GALNERYUS(ガルネリウス) 商品詳細を見る |