今日の読書 ここはボツコニアン/宮部みゆき
個人的に宮部みゆきの作品は現代物が一番好きでして、逆にファンタジーものを書いていると、その同じ時間で現代物書いてくれないかなぁと思ってしまうくらい、読む作品の優先順位は低いのですが、なんだかんだとシリーズ化されてきているので、ここはボツコニアンに手を出してみました。
小説としてSFやファンタジー作品というのは、私は苦手ジャンルになりますが、その最大の理由は、頭の中にどういうものを思い描いていいのか分からなくなり、世界感を掴めないからというものになります。
ですから、マンガやアニメ、映像作品だったらば問題なく受け入れるわけで、最近あまり手を出さないですが、ゲームというものも受け入れられます。
この作品は、いわゆるファンタジー世界を舞台にしたRPGをイメージすればいいというか、ゲームとしては使われなかった設定、没を集めた吹き溜まりのような世界。
しかも、果てしなく緩くてバカな世界感でのお話になります。
没である事を言い事に、ツッコミどころ満載というか、ツッコミ所だけを集めていますし、作者が小ネタをぶっこむだけではなく、好き勝手に暴走したりとメタ感満載。
作者がちょこちょこと作品内部に入るという意味でギャグ漫画な展開でもありますし、なんというか自由過ぎる事になっていますね。
宮部みゆきがゲーム好きというのは知っていますし、そのゲーム好きを生かして作品に反映させている作品も、まともなものも知っていますが、よくぞここまで遊んだ作品をやっているなという、趣味と実益と息抜きを兼ねたものになっています。
これ、作者名を伏せて、作品内でちょこちょこ顔を出す作者をもう少し隠したらば、とてもじゃないが、『火車』や『模倣犯』のようながっつりと重くて社会派なネタを盛り込んだミステリーを書いた作者と同一人物とは気付かれないだろうなって(笑)
とりあえず、シリーズ1作目は世界感の説明とチュートリアル、本格的に冒険が始まる前の準備段階という所までですが、これ表紙につられて小学生とか読んだらば、小ネタに出てくるもの、ほとんど意味不明なんじゃないかと余計な心配をしたりします。
まぁ私も海外ドラマや懐かしネタとかぼんやりしか分からなかったですけれどもね。
小説としてSFやファンタジー作品というのは、私は苦手ジャンルになりますが、その最大の理由は、頭の中にどういうものを思い描いていいのか分からなくなり、世界感を掴めないからというものになります。
ですから、マンガやアニメ、映像作品だったらば問題なく受け入れるわけで、最近あまり手を出さないですが、ゲームというものも受け入れられます。
この作品は、いわゆるファンタジー世界を舞台にしたRPGをイメージすればいいというか、ゲームとしては使われなかった設定、没を集めた吹き溜まりのような世界。
しかも、果てしなく緩くてバカな世界感でのお話になります。
没である事を言い事に、ツッコミどころ満載というか、ツッコミ所だけを集めていますし、作者が小ネタをぶっこむだけではなく、好き勝手に暴走したりとメタ感満載。
作者がちょこちょこと作品内部に入るという意味でギャグ漫画な展開でもありますし、なんというか自由過ぎる事になっていますね。
宮部みゆきがゲーム好きというのは知っていますし、そのゲーム好きを生かして作品に反映させている作品も、まともなものも知っていますが、よくぞここまで遊んだ作品をやっているなという、趣味と実益と息抜きを兼ねたものになっています。
これ、作者名を伏せて、作品内でちょこちょこ顔を出す作者をもう少し隠したらば、とてもじゃないが、『火車』や『模倣犯』のようながっつりと重くて社会派なネタを盛り込んだミステリーを書いた作者と同一人物とは気付かれないだろうなって(笑)
とりあえず、シリーズ1作目は世界感の説明とチュートリアル、本格的に冒険が始まる前の準備段階という所までですが、これ表紙につられて小学生とか読んだらば、小ネタに出てくるもの、ほとんど意味不明なんじゃないかと余計な心配をしたりします。
まぁ私も海外ドラマや懐かしネタとかぼんやりしか分からなかったですけれどもね。
![]() | ここはボツコニアン (2012/02/24) 宮部 みゆき 商品詳細を見る |