今日の読書 八月の六日間/北村薫
アラフォーの女性編集者の日常生活としての仕事と、非日常としての趣味の登山の物語になります。
日常生活としての仕事は、頑張っているし一定以上の成功は収めている。
しかし、心をすり減らす事も多く不器用なために私生活全般が上手く行っているわけではない。
そんな中、誘われて始めた山歩き、過酷な自然とそれだからこその自然の美しさ、またそこで出会う人々との出会いによって、日常の困難を浄化してくれることになる。
日常と非日常びバランスを取りながら生活をし、またいろいろと変化をしていってという話ですね。
北村薫は編集者を主人公であるとか主要登場人物に据える作品って結構あるよなぁと思ったのと、女性主人公でわたしという1人称視点で語られて行くという形は、デビュー作でもある円紫さんシリーズと同じであり、同一人物だっけ?と何かひっかかるものがあるかなと気にしながら読みましたが、早い段階で同一人物では無さそうだなりましたが、どことなく通じるものは感じました。
本作は、日常の謎というミステリー作品では全くないので、謎解きは無いですけれどもね。
楽しく読みましたが、じゃあこれを読んで山に登りたくなるかというと、私は基本日帰り主義者なので、山を登るために何日も山に入るという事は根本的にできないなと思って終わりでしたね。
出かける時に、何か本を持って行こうとする事は簡単に共感出来ましたが。
日常生活としての仕事は、頑張っているし一定以上の成功は収めている。
しかし、心をすり減らす事も多く不器用なために私生活全般が上手く行っているわけではない。
そんな中、誘われて始めた山歩き、過酷な自然とそれだからこその自然の美しさ、またそこで出会う人々との出会いによって、日常の困難を浄化してくれることになる。
日常と非日常びバランスを取りながら生活をし、またいろいろと変化をしていってという話ですね。
北村薫は編集者を主人公であるとか主要登場人物に据える作品って結構あるよなぁと思ったのと、女性主人公でわたしという1人称視点で語られて行くという形は、デビュー作でもある円紫さんシリーズと同じであり、同一人物だっけ?と何かひっかかるものがあるかなと気にしながら読みましたが、早い段階で同一人物では無さそうだなりましたが、どことなく通じるものは感じました。
本作は、日常の謎というミステリー作品では全くないので、謎解きは無いですけれどもね。
楽しく読みましたが、じゃあこれを読んで山に登りたくなるかというと、私は基本日帰り主義者なので、山を登るために何日も山に入るという事は根本的にできないなと思って終わりでしたね。
出かける時に、何か本を持って行こうとする事は簡単に共感出来ましたが。
![]() | 八月の六日間 (2014/05/29) 北村 薫 商品詳細を見る |