今日のマジック

ＮＢＡファイナルさえ始まっていませんが、関係ないマジックは来期のために動いていて新ヘッドコーチにスコット・スカイルズが就任決定ですね。

早い段階でサンダーを解雇されたスコット・ブルックスの名前が候補にでたりして、これを全力で取りにいって欲しかったり、またブルズ解任前のトム・ティボドーの名前も候補に出ていたりはしたんですが、ここの所スカイルズに決まりそうな流れではあったので、まぁそうなんだなという感じですね。

マジックの１試合最高アシスト記録を出したりしていた元マジックの選手ですから、縁もゆかりもあるのですが、ちょっとどうなるか期待と不安と同じくらいであり、諸手を上げて歓迎とまではいかないんですよねぇ。

一定以上優秀なＨＣである事は間違いないですし、善戦どまりで勝ちきれなさ満載の今の若いマジックにとっては、その善戦を勝ちにまで引き上げる試合は確実に増えてプレイオフ進出争いにまではなんとかという期待そはできていたりするんですが・・・

とにかく、選手に対して厳しいんですよねぇ・・・そのせいで上手く事が進んでいる時は良いんですが、上手く行かなくなると、選手と軋轢ができてしまい修正が利かなくなるというか、あまり長期向きではないんですよね、サンズでも、ブルズでも、バックスでもシーズン途中に解雇と任期満了した事がないというのが余計にそういう印象を強めているんでしょうが・・・

その経験を踏まえてスカイルズが大人になっているかどうか、基本今のマジックの若手たちはドラフトする時に真面目なチームプレイヤータイプを好んで引っ張って来てて良く言えば真面目で性格に難無し、悪く言えば我が弱く勝負への執着心が弱め。

これが、スカイルズが厳しくする事で、良い方に出てくれればいいんですが、萎縮しておしまいになる可能性も予想しておかなければいけないと。

厳しいＨＣは悪いとは言わないんですが、再建期に入る前のＨＣがスタン・ヴァンガンディと厳しさと頑固さと前面に出ていた人だったので、ちょっと違った毛色の方が良かったなぁというのは個人的な好みの問題。

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