今日の読書 まったなし/畠中恵
神田町名主の跡取り息子の麻之助、幼なじみで色男の清十郎、幼なじみの堅物見習い同心吉五郎。
今日から木曜時代劇で清十郎がハーフボイルドな感じにドラマ化されていてる、『まんまこと』から始まった時代小説シリーズの5作目になります。
お気楽な麻之助を主人公に町名主として持ち込まれる厄介事を解決していくという、基本的にはお気楽に読めるミステリーでいう日常の謎系のものかと思いきや、気楽なだけでは無いという意外性があるのがこのシリーズですが、今回は基本的には気楽に楽しめるものになっていますね。
前々作が予想外に気楽に読めない話で、前作はそこから立ち直らないといけないという事になり、今作になるとある程度吹っ切れているという位置付けにはなっています。
畠中恵のシリーズ物は基本的に連作短編で、事件が起きたりなんだりでそれぞれに変化がおとずれていく形で進んで行きますが、今作でも1つの区切りができたりしていて、今後が気になる形で終わってもいますし、これはこれで一区切りとして、仮にこれがシリーズ最後ですよと言われてもある程度は納得できるかなというものになっています。
明確にシリーズ最終という宣言はされていないので、続くと思いますし、続きを楽しみにできるくらい安定して楽しめるシリーズだと思いますけれどもね。
今日から木曜時代劇で清十郎がハーフボイルドな感じにドラマ化されていてる、『まんまこと』から始まった時代小説シリーズの5作目になります。
お気楽な麻之助を主人公に町名主として持ち込まれる厄介事を解決していくという、基本的にはお気楽に読めるミステリーでいう日常の謎系のものかと思いきや、気楽なだけでは無いという意外性があるのがこのシリーズですが、今回は基本的には気楽に楽しめるものになっていますね。
前々作が予想外に気楽に読めない話で、前作はそこから立ち直らないといけないという事になり、今作になるとある程度吹っ切れているという位置付けにはなっています。
畠中恵のシリーズ物は基本的に連作短編で、事件が起きたりなんだりでそれぞれに変化がおとずれていく形で進んで行きますが、今作でも1つの区切りができたりしていて、今後が気になる形で終わってもいますし、これはこれで一区切りとして、仮にこれがシリーズ最後ですよと言われてもある程度は納得できるかなというものになっています。
明確にシリーズ最終という宣言はされていないので、続くと思いますし、続きを楽しみにできるくらい安定して楽しめるシリーズだと思いますけれどもね。