今日の読書 中途半端な密室/東川篤哉
東川篤哉のデビュー作を含む初期短編集になります。
東川篤哉は本格推理系の作品であると共に、ユーモアミステリーと評されるようにネタ系の作品が多く、新しくなればなるほど、よりネタの方に力点が入っていて、特に舞台となる土地のローカル小ネタが個人的には楽しみの1つなのですが、初期作の方が力点としては本格ミステリーに重きを置いているものの、基本姿勢はある意味変わっていないというのが確認できますね。
5本の作品が収められていますが、そのうち4本は岡山県の大学生を主人公にした安楽椅子探偵ものと、キャラクターものとして成り立っています。
作者が岡山の大学に通っていた経歴を生かした設定という事なんでしょうが、岡山県民とかならば、これをシリーズとして続けて岡山のローカル小ネタ満載の作品として期待したのではないかと勝手に想像してみたりしますし、初期作として終わらせるのは勿体ない気は岡山県民ではない私でも思ったりはします。
東川篤哉は本格推理系の作品であると共に、ユーモアミステリーと評されるようにネタ系の作品が多く、新しくなればなるほど、よりネタの方に力点が入っていて、特に舞台となる土地のローカル小ネタが個人的には楽しみの1つなのですが、初期作の方が力点としては本格ミステリーに重きを置いているものの、基本姿勢はある意味変わっていないというのが確認できますね。
5本の作品が収められていますが、そのうち4本は岡山県の大学生を主人公にした安楽椅子探偵ものと、キャラクターものとして成り立っています。
作者が岡山の大学に通っていた経歴を生かした設定という事なんでしょうが、岡山県民とかならば、これをシリーズとして続けて岡山のローカル小ネタ満載の作品として期待したのではないかと勝手に想像してみたりしますし、初期作として終わらせるのは勿体ない気は岡山県民ではない私でも思ったりはします。