今日の読書 女が死んでいる/貫井徳郎・作 藤原一裕・モデル
雑誌『ダ・ヴィンチ』 が企画した小説と写真のコラボレートしたダ・ヴィンチビジュアルブックシリーズという事になります。
小説を貫井徳郎が書き、その小説世界に合わせるように写真が挿絵というレベル以上に多めに挟まれるというものですね。
試みとしては面白いのですが、モデルがライセンスの藤原というのが疑問ではあったりしますね、作家と旬な男が描く物語の世界、しかもシリーズ第一弾という記念作品なのに、何故ライセンス?なんですが、実は私が知らないだけで物凄く旬な存在なんでしょうか?
いかんせ、私はライセンスに関してはたまにタモリ倶楽部に出演してぞんざいに扱われるコンビという認識しかしていないので、旬なのか?ばかりが気になって気になって。
小説の方は、タイトルそのまま、二日酔いした男が朝部屋で起きてみたらば、見知らぬ女が明らかに他殺と分かる状態で死んでいる。
酒で記憶を無くす事が良くある事なので、酒の上での失敗とまでは思い出せるものの、見知らぬ女を殺す理由が自分にはない。
密室状態の自室に他殺死体があっては困るという事で、なんとか手掛かりを見つけて何が起きたのか知ろうと動き出すという話です。
ライセンス藤原が旬な男なのかどうかは横においておけば、この主人公のキャラクターとイメージは結構合うというか、ある種のリアリティはあり、小説は一から自分でイメージしないといけないから大変というような人にも、イメージのきっかけを助ける形で試みとしても面白いですし、小説としても貫井徳郎らしく、短い中にもしっかりと王道ミステリーに仕上がっていて楽しめます。
読書というエンターテインメントは好きな人は好きですが、楽しめない人も多くいるというか、慣れないと大変と思う人もまた結構いるという事で、読者のすそ野を広げようという実験としても面白い試みだなとは思える作品ですね。
小説を貫井徳郎が書き、その小説世界に合わせるように写真が挿絵というレベル以上に多めに挟まれるというものですね。
試みとしては面白いのですが、モデルがライセンスの藤原というのが疑問ではあったりしますね、作家と旬な男が描く物語の世界、しかもシリーズ第一弾という記念作品なのに、何故ライセンス?なんですが、実は私が知らないだけで物凄く旬な存在なんでしょうか?
いかんせ、私はライセンスに関してはたまにタモリ倶楽部に出演してぞんざいに扱われるコンビという認識しかしていないので、旬なのか?ばかりが気になって気になって。
小説の方は、タイトルそのまま、二日酔いした男が朝部屋で起きてみたらば、見知らぬ女が明らかに他殺と分かる状態で死んでいる。
酒で記憶を無くす事が良くある事なので、酒の上での失敗とまでは思い出せるものの、見知らぬ女を殺す理由が自分にはない。
密室状態の自室に他殺死体があっては困るという事で、なんとか手掛かりを見つけて何が起きたのか知ろうと動き出すという話です。
ライセンス藤原が旬な男なのかどうかは横においておけば、この主人公のキャラクターとイメージは結構合うというか、ある種のリアリティはあり、小説は一から自分でイメージしないといけないから大変というような人にも、イメージのきっかけを助ける形で試みとしても面白いですし、小説としても貫井徳郎らしく、短い中にもしっかりと王道ミステリーに仕上がっていて楽しめます。
読書というエンターテインメントは好きな人は好きですが、楽しめない人も多くいるというか、慣れないと大変と思う人もまた結構いるという事で、読者のすそ野を広げようという実験としても面白い試みだなとは思える作品ですね。