今日のファン・アルバム BURNING BRIDGES/BON JOVI
BON JOVIの約2年半ぶりのニューアルバムは、長年支え続けてくれたファン向けのアルバムだという位置づけで発表されましたが・・・いろいろともやもやするものになっていますね。
ヴォーカルのジョン・ボン・ジョビと2枚看板であるギタリストのリッチー・サンボラが前作発表後のツアーに離脱し、なんとなく脱退扱いになっていたりしながらも公式発表がきちんとされていなかったり、それを受け手の新作発表なのに、音源は発表したけれども今時MVも作られず、アルバムに関するプロモーション活動も一切なし。
リッチーに関する事を質問されるのが嫌なんじゃないかと受け取られてしまっても仕方が無いにもほどがある感じですが、じゃあ完全にリッチーが無いものにされているのかと思いきや、リッチーが曲作りに関わっている曲もある。
アルバム発表後にレーベルを移籍するというような話が出てきたりで、ファンアルバムという名の在庫整理と思われても仕方が無い感じ。
まぁ本当にファン向けというのならば、アルバム『Have A Nice Day』まであったハードロック色の強い楽曲があるとか、それこそベタに初期の頃の華やかな路線をやってもいいとは思うのですが、ジョンは年相応の変化をすることを望んでいるようなので、そうはいかなかったですね。
やっぱりいろいろともやもやする感じを覆い隠そうとしている扱いのアルバムであることは間違いないんでしょうね。
で、もやもやするからできが悪いかというと、そうでもないのが困りもの、こういう状況だからこそ、もっとわかりやすく批判できるような作品ならばいいのですが、もし本当に在庫処理な曲が大多数を占めていたとしても、十分なクオリティがあるバンドですからね。
なんとなくこうもやもやする状況さえなければ、地味に佳作扱い、すごく賞賛できるアルバムではないですが、聴きこめば聴きこむだけの価値はある扱いを素直にできたアルバムだとは思います。
もっとわかりやすくキャッチーなものを望んでしまう事は確かですし、全体に地味ではありますけれどもね。
2曲目のWe Don't Runは前作なんかにも感じていた、聴きやすく歌いにくいというか覚えにくい言葉を詰め込みまくった曲だなぁと。
3曲目のSaturday Night Gave Me Sunday Morningはリッチーも楽曲制作に関わっているだけあって、初めて聴いたときに、リッチーが関わっているというのを知らなくても、すごくBON JOVIだなぁと思えますし、改めてリッチーは欠かせない存在だと思わざるを得ないなと。
8曲目のLife Is Beautifulはアルバム 『Lost Highway』以降の派手なハードロック色が消え去ってきてからのBON JOVIの王道曲だなという感じですね。
10曲目でアルバムタイトル曲でもあるBurning Bridgesはアコースティック曲と異色ですが、何しろ歌い出しがSAYONARAと日本語ですから驚きですね。
まぁSAYONARA ADIOS,AUF WIDERSHEEN,FARWELL,ADIEU,GOOD NIGHT,GUTEN ABENDと日本語、スペイン語、ドイツ語、英語、フランス語でさよならと続けているという歌い出し、その後英語でお休み、ドイツ語でこんばんはと続くわけですが、こうやっていろいろと他の言語を使ってさよならを表していたりと、BON JOVIというバンドについても、ひとつの終わりを告げているのではないかというのはうがち過ぎではないんでしょうね。
それが、リッチーに対してなのかどうなのかまでは分からないですが、異色曲だからこそ結構ひっかかりのある曲ですね。
歌い出しが日本語というだけで、そりゃ引っかかるだろうよとは思いますが。
ヴォーカルのジョン・ボン・ジョビと2枚看板であるギタリストのリッチー・サンボラが前作発表後のツアーに離脱し、なんとなく脱退扱いになっていたりしながらも公式発表がきちんとされていなかったり、それを受け手の新作発表なのに、音源は発表したけれども今時MVも作られず、アルバムに関するプロモーション活動も一切なし。
リッチーに関する事を質問されるのが嫌なんじゃないかと受け取られてしまっても仕方が無いにもほどがある感じですが、じゃあ完全にリッチーが無いものにされているのかと思いきや、リッチーが曲作りに関わっている曲もある。
アルバム発表後にレーベルを移籍するというような話が出てきたりで、ファンアルバムという名の在庫整理と思われても仕方が無い感じ。
まぁ本当にファン向けというのならば、アルバム『Have A Nice Day』まであったハードロック色の強い楽曲があるとか、それこそベタに初期の頃の華やかな路線をやってもいいとは思うのですが、ジョンは年相応の変化をすることを望んでいるようなので、そうはいかなかったですね。
やっぱりいろいろともやもやする感じを覆い隠そうとしている扱いのアルバムであることは間違いないんでしょうね。
で、もやもやするからできが悪いかというと、そうでもないのが困りもの、こういう状況だからこそ、もっとわかりやすく批判できるような作品ならばいいのですが、もし本当に在庫処理な曲が大多数を占めていたとしても、十分なクオリティがあるバンドですからね。
なんとなくこうもやもやする状況さえなければ、地味に佳作扱い、すごく賞賛できるアルバムではないですが、聴きこめば聴きこむだけの価値はある扱いを素直にできたアルバムだとは思います。
もっとわかりやすくキャッチーなものを望んでしまう事は確かですし、全体に地味ではありますけれどもね。
2曲目のWe Don't Runは前作なんかにも感じていた、聴きやすく歌いにくいというか覚えにくい言葉を詰め込みまくった曲だなぁと。
3曲目のSaturday Night Gave Me Sunday Morningはリッチーも楽曲制作に関わっているだけあって、初めて聴いたときに、リッチーが関わっているというのを知らなくても、すごくBON JOVIだなぁと思えますし、改めてリッチーは欠かせない存在だと思わざるを得ないなと。
8曲目のLife Is Beautifulはアルバム 『Lost Highway』以降の派手なハードロック色が消え去ってきてからのBON JOVIの王道曲だなという感じですね。
10曲目でアルバムタイトル曲でもあるBurning Bridgesはアコースティック曲と異色ですが、何しろ歌い出しがSAYONARAと日本語ですから驚きですね。
まぁSAYONARA ADIOS,AUF WIDERSHEEN,FARWELL,ADIEU,GOOD NIGHT,GUTEN ABENDと日本語、スペイン語、ドイツ語、英語、フランス語でさよならと続けているという歌い出し、その後英語でお休み、ドイツ語でこんばんはと続くわけですが、こうやっていろいろと他の言語を使ってさよならを表していたりと、BON JOVIというバンドについても、ひとつの終わりを告げているのではないかというのはうがち過ぎではないんでしょうね。
それが、リッチーに対してなのかどうなのかまでは分からないですが、異色曲だからこそ結構ひっかかりのある曲ですね。
歌い出しが日本語というだけで、そりゃ引っかかるだろうよとは思いますが。