今日の読書 だれもが知ってる小さな国/有川浩・作 村上勉・絵
佐藤さとるのコロボックル物語シリーズを有川浩が引き継いだ形のファンタジー小説になります。
はち屋、養蜂家の息子であるヒコは家業の関係で夏場は北海道で、それ以外の時期は九州で過ごすという引っ越し生活をおくっている。
小学校3年生の時、同じ家業の同級生ヒメと出会い、さらに北海道の伝承上の小人であるコロボックルに出会う事になってという物語。
私はコロボックル物語シリーズを読んだ事が無いのですが、小学生が読んで楽しめるもののようで、そのシリーズが大好きだという読者であるヒメと実際にコロボックルに出会ってその本を読むようになったヒコとのやりとりであるとか、小学生にも読めるように、大人には小学生であった頃を思い出させるように狙っているんだろうなという感じにまとめていて楽しめますね。
基本大人になったヒコが昔を思い出す形で語っているという体裁で書かれたものでもあるので、余計に一見小学生向けっぽい感じにしておきながらも、実はメインターゲットは大人なんじゃないかと感じる理由かもしれないですが、あくまでもそう読めると言う事で。
有川浩の作品はそれこそ図書館戦争なんていう作品もあるように、読書の面白さを広めようとする内容のものが多いのですが(読書の面白さを伝えるにしても、読者はすでに言われなくても読書好きなんじゃ無いかという突っ込みは無粋かもしれないですが)多分にこの作品もそういう傾向はありますね。
私はファンタジー小説は専門外扱いとしていますが、そんな私であっても楽しく読む事ができますし、小学生も読者に想定しているだけあって、心温まる話になっていますので、変に現実的なものよりもきれい事を読みたい気分の人には薦めやすいかなと思えます。
はち屋、養蜂家の息子であるヒコは家業の関係で夏場は北海道で、それ以外の時期は九州で過ごすという引っ越し生活をおくっている。
小学校3年生の時、同じ家業の同級生ヒメと出会い、さらに北海道の伝承上の小人であるコロボックルに出会う事になってという物語。
私はコロボックル物語シリーズを読んだ事が無いのですが、小学生が読んで楽しめるもののようで、そのシリーズが大好きだという読者であるヒメと実際にコロボックルに出会ってその本を読むようになったヒコとのやりとりであるとか、小学生にも読めるように、大人には小学生であった頃を思い出させるように狙っているんだろうなという感じにまとめていて楽しめますね。
基本大人になったヒコが昔を思い出す形で語っているという体裁で書かれたものでもあるので、余計に一見小学生向けっぽい感じにしておきながらも、実はメインターゲットは大人なんじゃないかと感じる理由かもしれないですが、あくまでもそう読めると言う事で。
有川浩の作品はそれこそ図書館戦争なんていう作品もあるように、読書の面白さを広めようとする内容のものが多いのですが(読書の面白さを伝えるにしても、読者はすでに言われなくても読書好きなんじゃ無いかという突っ込みは無粋かもしれないですが)多分にこの作品もそういう傾向はありますね。
私はファンタジー小説は専門外扱いとしていますが、そんな私であっても楽しく読む事ができますし、小学生も読者に想定しているだけあって、心温まる話になっていますので、変に現実的なものよりもきれい事を読みたい気分の人には薦めやすいかなと思えます。