今日のマジックとNBAトレードデッドライン
今日でNBAはトレード期限が終了、基本的に各チーム後半に向けてチームを修正したり、今シーズンのうちから未来のために動き出したりといろいろと思惑がありますが、噂されていたほど大物は動かなかったですね。
噂になるような選手は基本的に動かしにくい何かがある事も多く、サラリーキャップを開けるためのトレードというのも、来シーズンはサラリー枠が広がる予定だったりで、なかなか計算しにくいものもあるのでしょう(実際問題世界経済の雲行きはリーマンショック以上の爆弾が炸裂する可能性がちらほらと出過ぎていますが、それはまたアメリカでどうなるかは分からないですからね)
とりあえず全部に触れる前にマジックだけ先に。
2日前にトバイアス・ハリスをピストンズに出して、代わりにブランドン・ジェニングスとアーサン・イリャソバを獲得するというマジックのフロントはこんなに有能だったのかというくらい、互いの需要と供給を満たすようなWin-Winになりそうなトレードをまとめましたが、今日もトレードをまとめました。
マジックはキャブスからジャレッド・カニンガムとドラフト2巡目指名権を獲得
キャブスはマジックからチャニング・フライを獲得
現段階では確定ではないようですが、マジックは獲得後に即カニンガムはカットすると言うことのようで、基本的には来シーズに向けてのサラリーキャップ空けということですね。
チャニング・フライは昨シーズンに若手だらけのマジックにチームの面倒をみてくれるためのベテランとして獲得、染色としてはここ2年くらい役にたってくれればいいかなくらいで、とにかくベテランの良い人としての期待が大きく、さらに言うとトバイアス・ハリスと従兄弟ということで、今シーズン開幕前にFAになるハリスを引き留めやすくするための布石としての人材だったわけで、見事なまでにマジックで役目が終わったところで移籍ということになりましたね。
昨シーズンと違って、マジックはようやく右肩上がりを実感させるだけのチームになってきて、FAで超大物といわなくても一定以上の有力選手をある程度適正価格で狙えるだけの下地ができてきましたし、そうなるとチャニング・フライを良い人枠というだけで適正価格以上でチームに置くことが重荷になりかねないという事にもなり、元々移籍の噂も出ていましたが、本当に上手く売り抜けできた形ですね。
良い人という役割を担える人材がマジックに他にいるのかというと分かりませんが、層の薄かった中堅ベテラン枠に同じく本職がストレッチ4というイリャソバが入り、コート内での役割がフライにはなくなってしまったのでフライのためにも必要とされるチームに移籍して良かったなという感じですね。
少なくとも今回のトレードデッドラインでのマジックのトレードは互いに良い結果になりそうという感じがします。
フライがキャブスでプレイタイムをどれだけ得られるのか分かりませんが、キャブスは控えにストレッチ4が欲しかったようですし、イーストで首位なのにHCが交代というきな臭い雰囲気があり、チーム内がごたついている可能性も高く、ひょっとしたらフライを良い人枠として必要としていたのではないかと思ってもみるのですが、そこまで狙っているのかは知りません。
ペリカンズはヒートからジャーネル・ストークスを獲得
ヒートはドラフト指名権を獲得
ペリカンズもヒートももっと動きを見せると予想されていましたが、ふたを開ければ大きな動きはなしということで、怪我人との兼ね合いもあってなかなか良い感じに話をまとめられなかったんでしょうね。
ブレイザーズはキャブスからアンダーソン・バレジャオとドラフト1巡目指名権を獲得
キャブスはブレイザーズからドラフト2巡目指名権を獲得
キャブスはマジックとのトレードも絡んでいるので実質は3チーム絡みのトレード扱いということのようですが、キャブス一筋でチームの魂とも言えるバレジャオがついに放出、怪我の問題もあり、アップテンポな試合を狙っていることもありバレジャオはコート上での役割は果たせなくなってはいましたが、この熱い男をキャブスが失うのは結構痛そうなんですよね、熱い男の代わりに良い人フライが入ってどうなるのかは注目ではあるんでしょうが。
ホークスはブルズからカーク・ハインリックを獲得
ブルズはホークスからジャスティン・ホリデイ、ジャズからドラフト2巡目指名権を獲得
ジャズはホークスからシェルビン・マックを獲得
ホークスはジェフ・ティーグ、カイル・コーバー、アル・ホーフォードなどスターター陣もトレードで動く可能性が高いという噂はありましたが、噂に終わり、かつて所属していたこともあるハインリックを引っ張ってきましたね。
PGはティーグとデニス・シュローダーとプレイタイム配分に悩む状況なのに、ハインリックを引っ張ってくる意味は今ひとつ分からないというか、ティアゴ・スプリッターが今シーズン怪我で終了ということなので、ビッグマン補強した方が理にかなっているんじゃないかと思うのですが・・・ジャスティン・ホリデイとシェルビン・マックと放出してガードを減らしてはいるので人数調整してから野に下っているビッグマンが必要そうならば拾うという事なんですかね?
ブルズはベテランのハインリックを出してキャリアの浅いジャスティン・ホリデイをとった狙いは今ひとつ分かりませんが、現存選手のプレイタイム拡充狙い・・・狙わなくても勝手に怪我人が増えるようなチームだしなぁ・・・
ジャズはガードに怪我人が多いから純粋に補充ですね。
ブレイザーズはヒートからブライアン・ロバーツとドラフト2巡目指名権を獲得
ヒートはブレイザーズから金銭を獲得
ブレイザーズはホーネッツからロバーツを獲得したばかりでしたが、使わずに解雇するよりもなにかしらの足しに使用という感じですかね。
ピストンズはロケッツからドナタス・モンテイユナスとマーカス・ソートンを獲得
ロケッツはピストンズからドラフト1巡目指名権を獲得
シクサーズはピストンズからジョエル・アンソニーとロケッツからドラフト2巡目指名権指名権
ロケッツはタイ・ローソンとドワイト・ハワードがトレード期限までに動かされるという噂だらけでしたが、この2人は動かず、まさかのモンテイユナスのトレードでした。
タイ・ローソンもドワイトも能力的にはよそのチームにとって魅力があっても、付随する問題があってなかなかいい話にまとめるのは難しかったんでしょうね。
ピストンズにしたらば、シュートレンジも広いリトアニアの巨人モンテユナスは全くオフェンスに計算ができないジョエル・アンソニーよりもありがたい存在ですし、怪我さえなんとかなれば結構はまりそうですし、マーカス・ソートンも何となくですが上手くいきそうな感じがあり、ピストンズはプレイオフに向けて本気を出しているな感がありますが、ロケッツは本当にこれでよかったの?という疑問しか残らないですね。
シクサーズは若いビッグマン、特にジャリル・オカフォーあたりにベテランのアンソニーが辛抱強さを教えられると良いんじゃないかと思ったりはします。
ウィザーズはサンズからマーキーフ・モリスを獲得
サンズはウィザーズからクリス・ハンフリーズとデワン・ブレアを獲得
モリスはシーズン前にフロントと大げんかをしましたから、むしろよくここまでトレードが行われなかったよなという感じですね。
ウィザーズは怪我人の兼ね合いでPFに本職を使えない状況でしたから、これでチームバランスは良くなりそうですね、モリスが気分屋過ぎるのがどちらに転がるのか分からない部分があるにせよ。
サンズはとりあえず足下見られまくったなって思いますが、ハンフリーズとかまだ復活の目はあるとは思うのですが、道なんですかね?
クリッパーズはグリズリーズからジェフ・グリーンを獲得
グリズリーズはクリッパーズからランス・スティーブンソンとドラフト指名権を獲得
噂にあった通りにランス・スティーブンソンはトレードに出されたと言うことで、今シーズン開始前のクリッパーズのリスクの高い補強であったランス・スティーブンソンとジョシュ・スミスは両方とも失敗でしたという結果になりました。
クリッパーズは怪我をしたり暴力行為を働いたりで厄介な感じになっているブレイク・グリフィンのバックアップにいい補強になり、グリズリーズはマンネリ打破の博打を打ったという感じですかね。
サンダーはナゲッツからランディ・フォイを獲得
ナゲッツはサンダーからDJオーガスティン、スティーブ・ノバック、ドラフト2巡目指名権を獲得
サンダーはSGの補強が急務だったわけですが、とりあえず3Pが期待できるSGという条件のフォイを獲得できたのはまずまずという所ですかね、場合によってはPGもできる選手ですし、ウエストブルックと同時起用して噛み合う可能性もありますし。
ナゲッツは再建中過ぎて今ひとつ狙いとかは分からないんですよね。
ブレイザーズはティム・フレイザーを解雇
噂になるような選手は基本的に動かしにくい何かがある事も多く、サラリーキャップを開けるためのトレードというのも、来シーズンはサラリー枠が広がる予定だったりで、なかなか計算しにくいものもあるのでしょう(実際問題世界経済の雲行きはリーマンショック以上の爆弾が炸裂する可能性がちらほらと出過ぎていますが、それはまたアメリカでどうなるかは分からないですからね)
とりあえず全部に触れる前にマジックだけ先に。
2日前にトバイアス・ハリスをピストンズに出して、代わりにブランドン・ジェニングスとアーサン・イリャソバを獲得するというマジックのフロントはこんなに有能だったのかというくらい、互いの需要と供給を満たすようなWin-Winになりそうなトレードをまとめましたが、今日もトレードをまとめました。
マジックはキャブスからジャレッド・カニンガムとドラフト2巡目指名権を獲得
キャブスはマジックからチャニング・フライを獲得
現段階では確定ではないようですが、マジックは獲得後に即カニンガムはカットすると言うことのようで、基本的には来シーズに向けてのサラリーキャップ空けということですね。
チャニング・フライは昨シーズンに若手だらけのマジックにチームの面倒をみてくれるためのベテランとして獲得、染色としてはここ2年くらい役にたってくれればいいかなくらいで、とにかくベテランの良い人としての期待が大きく、さらに言うとトバイアス・ハリスと従兄弟ということで、今シーズン開幕前にFAになるハリスを引き留めやすくするための布石としての人材だったわけで、見事なまでにマジックで役目が終わったところで移籍ということになりましたね。
昨シーズンと違って、マジックはようやく右肩上がりを実感させるだけのチームになってきて、FAで超大物といわなくても一定以上の有力選手をある程度適正価格で狙えるだけの下地ができてきましたし、そうなるとチャニング・フライを良い人枠というだけで適正価格以上でチームに置くことが重荷になりかねないという事にもなり、元々移籍の噂も出ていましたが、本当に上手く売り抜けできた形ですね。
良い人という役割を担える人材がマジックに他にいるのかというと分かりませんが、層の薄かった中堅ベテラン枠に同じく本職がストレッチ4というイリャソバが入り、コート内での役割がフライにはなくなってしまったのでフライのためにも必要とされるチームに移籍して良かったなという感じですね。
少なくとも今回のトレードデッドラインでのマジックのトレードは互いに良い結果になりそうという感じがします。
フライがキャブスでプレイタイムをどれだけ得られるのか分かりませんが、キャブスは控えにストレッチ4が欲しかったようですし、イーストで首位なのにHCが交代というきな臭い雰囲気があり、チーム内がごたついている可能性も高く、ひょっとしたらフライを良い人枠として必要としていたのではないかと思ってもみるのですが、そこまで狙っているのかは知りません。
ペリカンズはヒートからジャーネル・ストークスを獲得
ヒートはドラフト指名権を獲得
ペリカンズもヒートももっと動きを見せると予想されていましたが、ふたを開ければ大きな動きはなしということで、怪我人との兼ね合いもあってなかなか良い感じに話をまとめられなかったんでしょうね。
ブレイザーズはキャブスからアンダーソン・バレジャオとドラフト1巡目指名権を獲得
キャブスはブレイザーズからドラフト2巡目指名権を獲得
キャブスはマジックとのトレードも絡んでいるので実質は3チーム絡みのトレード扱いということのようですが、キャブス一筋でチームの魂とも言えるバレジャオがついに放出、怪我の問題もあり、アップテンポな試合を狙っていることもありバレジャオはコート上での役割は果たせなくなってはいましたが、この熱い男をキャブスが失うのは結構痛そうなんですよね、熱い男の代わりに良い人フライが入ってどうなるのかは注目ではあるんでしょうが。
ホークスはブルズからカーク・ハインリックを獲得
ブルズはホークスからジャスティン・ホリデイ、ジャズからドラフト2巡目指名権を獲得
ジャズはホークスからシェルビン・マックを獲得
ホークスはジェフ・ティーグ、カイル・コーバー、アル・ホーフォードなどスターター陣もトレードで動く可能性が高いという噂はありましたが、噂に終わり、かつて所属していたこともあるハインリックを引っ張ってきましたね。
PGはティーグとデニス・シュローダーとプレイタイム配分に悩む状況なのに、ハインリックを引っ張ってくる意味は今ひとつ分からないというか、ティアゴ・スプリッターが今シーズン怪我で終了ということなので、ビッグマン補強した方が理にかなっているんじゃないかと思うのですが・・・ジャスティン・ホリデイとシェルビン・マックと放出してガードを減らしてはいるので人数調整してから野に下っているビッグマンが必要そうならば拾うという事なんですかね?
ブルズはベテランのハインリックを出してキャリアの浅いジャスティン・ホリデイをとった狙いは今ひとつ分かりませんが、現存選手のプレイタイム拡充狙い・・・狙わなくても勝手に怪我人が増えるようなチームだしなぁ・・・
ジャズはガードに怪我人が多いから純粋に補充ですね。
ブレイザーズはヒートからブライアン・ロバーツとドラフト2巡目指名権を獲得
ヒートはブレイザーズから金銭を獲得
ブレイザーズはホーネッツからロバーツを獲得したばかりでしたが、使わずに解雇するよりもなにかしらの足しに使用という感じですかね。
ピストンズはロケッツからドナタス・モンテイユナスとマーカス・ソートンを獲得
ロケッツはピストンズからドラフト1巡目指名権を獲得
シクサーズはピストンズからジョエル・アンソニーとロケッツからドラフト2巡目指名権指名権
ロケッツはタイ・ローソンとドワイト・ハワードがトレード期限までに動かされるという噂だらけでしたが、この2人は動かず、まさかのモンテイユナスのトレードでした。
タイ・ローソンもドワイトも能力的にはよそのチームにとって魅力があっても、付随する問題があってなかなかいい話にまとめるのは難しかったんでしょうね。
ピストンズにしたらば、シュートレンジも広いリトアニアの巨人モンテユナスは全くオフェンスに計算ができないジョエル・アンソニーよりもありがたい存在ですし、怪我さえなんとかなれば結構はまりそうですし、マーカス・ソートンも何となくですが上手くいきそうな感じがあり、ピストンズはプレイオフに向けて本気を出しているな感がありますが、ロケッツは本当にこれでよかったの?という疑問しか残らないですね。
シクサーズは若いビッグマン、特にジャリル・オカフォーあたりにベテランのアンソニーが辛抱強さを教えられると良いんじゃないかと思ったりはします。
ウィザーズはサンズからマーキーフ・モリスを獲得
サンズはウィザーズからクリス・ハンフリーズとデワン・ブレアを獲得
モリスはシーズン前にフロントと大げんかをしましたから、むしろよくここまでトレードが行われなかったよなという感じですね。
ウィザーズは怪我人の兼ね合いでPFに本職を使えない状況でしたから、これでチームバランスは良くなりそうですね、モリスが気分屋過ぎるのがどちらに転がるのか分からない部分があるにせよ。
サンズはとりあえず足下見られまくったなって思いますが、ハンフリーズとかまだ復活の目はあるとは思うのですが、道なんですかね?
クリッパーズはグリズリーズからジェフ・グリーンを獲得
グリズリーズはクリッパーズからランス・スティーブンソンとドラフト指名権を獲得
噂にあった通りにランス・スティーブンソンはトレードに出されたと言うことで、今シーズン開始前のクリッパーズのリスクの高い補強であったランス・スティーブンソンとジョシュ・スミスは両方とも失敗でしたという結果になりました。
クリッパーズは怪我をしたり暴力行為を働いたりで厄介な感じになっているブレイク・グリフィンのバックアップにいい補強になり、グリズリーズはマンネリ打破の博打を打ったという感じですかね。
サンダーはナゲッツからランディ・フォイを獲得
ナゲッツはサンダーからDJオーガスティン、スティーブ・ノバック、ドラフト2巡目指名権を獲得
サンダーはSGの補強が急務だったわけですが、とりあえず3Pが期待できるSGという条件のフォイを獲得できたのはまずまずという所ですかね、場合によってはPGもできる選手ですし、ウエストブルックと同時起用して噛み合う可能性もありますし。
ナゲッツは再建中過ぎて今ひとつ狙いとかは分からないんですよね。
ブレイザーズはティム・フレイザーを解雇