今日の読書 帰ってきた腕貫探偵/西澤保彦
街のいたるところに突如現れ、市民の悩みを解きほぐす「櫃洗市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵を主役とするシリーズの最新作になります。
シリーズ開始時点では、腕貫探偵以外にはレギュラーキャラクターがいなかった作品ですが、シリーズが進むにつれ、同じ櫃洗市を舞台にした作品とクロスオーバーしたりと、なんとなく現在シリーズ物では一番コンスタントに作品が発表されている気がするのですが、腕貫探偵が得体の知れない人ですので作品に自由度が高いというのも理由かなと思ったりします。
いい加減に続編を書いてくれと待ち続けている、安槻市を舞台にしているタックとタカチを中心としたシリーズであるとか、チョーモンインシリーズがいろいろと全体の流れというか整合性とか広げた風呂敷をたたむ作業が大変なのに比べて余計にそう思うだけかもしれないですが。
今作も短編集ですが、腕貫探偵シリーズではあるものの、腕貫探偵が不在のままで終わる『指輪もの騙り』や相談相手が幽霊?という『追憶』という変化球が入っています。
短編4作品とも、いかにも西澤保彦作品だなと思うのですが、何作品に1つは必ず就職に困って伝手を使って教師になったというキャラクターは出さなければいけないというような決まりがあるんですかね?
結構登場頻度が高くて、気になってしまうのは少子化の時代に教職員って教員免許があるからって、そう簡単になれるものなのか?っていうのがあるからですかね。
些末な事ですが、とにかく就職に困ったから教師みたいなキャラは西澤保彦作品の特徴過ぎて実際の話の内容よりも印象に残ってしまうんですよ。
シリーズ開始時点では、腕貫探偵以外にはレギュラーキャラクターがいなかった作品ですが、シリーズが進むにつれ、同じ櫃洗市を舞台にした作品とクロスオーバーしたりと、なんとなく現在シリーズ物では一番コンスタントに作品が発表されている気がするのですが、腕貫探偵が得体の知れない人ですので作品に自由度が高いというのも理由かなと思ったりします。
いい加減に続編を書いてくれと待ち続けている、安槻市を舞台にしているタックとタカチを中心としたシリーズであるとか、チョーモンインシリーズがいろいろと全体の流れというか整合性とか広げた風呂敷をたたむ作業が大変なのに比べて余計にそう思うだけかもしれないですが。
今作も短編集ですが、腕貫探偵シリーズではあるものの、腕貫探偵が不在のままで終わる『指輪もの騙り』や相談相手が幽霊?という『追憶』という変化球が入っています。
短編4作品とも、いかにも西澤保彦作品だなと思うのですが、何作品に1つは必ず就職に困って伝手を使って教師になったというキャラクターは出さなければいけないというような決まりがあるんですかね?
結構登場頻度が高くて、気になってしまうのは少子化の時代に教職員って教員免許があるからって、そう簡単になれるものなのか?っていうのがあるからですかね。
些末な事ですが、とにかく就職に困ったから教師みたいなキャラは西澤保彦作品の特徴過ぎて実際の話の内容よりも印象に残ってしまうんですよ。