今日の読書 ベルサイユの秘密 女子大生桜川東子の推理/鯨統一郎
『九つの殺人メルヘン』から始まった、女子大生桜川東子シリーズの新作になります。
バーのマスターをはじめとするヤクドシトリオというおっさん3人が実際に起きた事件をネタに話していて、それを探偵役の女子大生桜川東子が事件をメルヘンになぞらえて解決するという見立てと安楽椅子探偵を併せたところから始まり、今回は解決に使うネタは宝塚。
シリーズが進むにつれて、事件とは関係ない雑談に力が入っているというか、むしろ雑談、昭和の芸能関係がメインだろうというシリーズになっていますが、今回は宝塚がネタということで、演目より出身者ネタが多めになっています。
そこからも脱線した昭和ネタだらけですし、アニメでスポーツものという話題になっていってスラムダンクでは新しすぎるとなるくらいですからね、スラムダンクは昭和ではなく平成に入ってからの作品ではありますが、どれだけ昔のネタが好きなんだよと言う(笑)
見立てとしての推理小説を楽しむというよりも、完全にバーでよっぱらったおっさんが昔を懐かしむ話をして、それを相手にしてくれる若い女の子がいるという、おっさんのための夢のような話を楽しむというのは一切ぶれていないなぁと思えますしね。
正直、昭和の芸能関係ネタも分からない小ネタが多いですし、宝塚も詳しくないので分からない事だらけですが、分からない人はそれでも別に大丈夫だよというようには書かれていますので、スルーしていいんでしょうね。
バーのマスターをはじめとするヤクドシトリオというおっさん3人が実際に起きた事件をネタに話していて、それを探偵役の女子大生桜川東子が事件をメルヘンになぞらえて解決するという見立てと安楽椅子探偵を併せたところから始まり、今回は解決に使うネタは宝塚。
シリーズが進むにつれて、事件とは関係ない雑談に力が入っているというか、むしろ雑談、昭和の芸能関係がメインだろうというシリーズになっていますが、今回は宝塚がネタということで、演目より出身者ネタが多めになっています。
そこからも脱線した昭和ネタだらけですし、アニメでスポーツものという話題になっていってスラムダンクでは新しすぎるとなるくらいですからね、スラムダンクは昭和ではなく平成に入ってからの作品ではありますが、どれだけ昔のネタが好きなんだよと言う(笑)
見立てとしての推理小説を楽しむというよりも、完全にバーでよっぱらったおっさんが昔を懐かしむ話をして、それを相手にしてくれる若い女の子がいるという、おっさんのための夢のような話を楽しむというのは一切ぶれていないなぁと思えますしね。
正直、昭和の芸能関係ネタも分からない小ネタが多いですし、宝塚も詳しくないので分からない事だらけですが、分からない人はそれでも別に大丈夫だよというようには書かれていますので、スルーしていいんでしょうね。