今日の読書 虚実妖怪百物語/京極夏彦
京極夏彦版の妖怪大戦争という感じの作品になります。
榎津平太郎という編集のバイトが最初に登場して、これは京極堂シリーズの親類が現代に舞台を移して繰り広げられるものなのかなと思ったのは、ある意味最初だけ。
『この物語はフィクションだと思います』で始まる長めの注意書きが前振りでしかないというくらい、実在の人物だらけが登場人物であったりします。
作者の京極夏彦始め、多田克己、村上健司というような妖怪馬鹿を中心にKADOKAWAで発行している『怪』関係者、水木しげる、荒俣宏といった作家陣や編集者を中心に妖怪関係だけではなく、平山夢明などの怪談関係者など実在する人物だらけが登場して、内輪受けを狙っているのかどうかというくらいに、ひたすら馬鹿に突き進むという感じのものですね。
妖怪が実際に見えるようになってしまって、そのせいで日本が大混乱になって、馬鹿が救うというのが流れではあるのですが、その中に妖怪というのはどういうことであるのかを中心に、馬鹿知識を無駄に詰め込むだけではなく、会話から何から馬鹿は混ぜっ返さないといけないのかというくらいに、真っ当に進まないのかというくらい馬鹿で無駄なものをできる限り詰め込みましたという事になっていますね。
特撮ネタなんていうのもふんだんに入っているのですが、巨大怪獣ものがほとんどなので、私の持ち合わせている特撮知識とはずれている所にあるので、小ネタを全部拾い上げる事は出来ていないですね。
基本馬鹿で無駄なものを詰め込むだけ詰め込んでやろうという狙いでやったのかは知りませんが、よくもまぁ京極夏彦史上最長の大作となるものを、わざわざこれでやったなぁと思わずにはいられないですね(苦笑)
榎津平太郎という編集のバイトが最初に登場して、これは京極堂シリーズの親類が現代に舞台を移して繰り広げられるものなのかなと思ったのは、ある意味最初だけ。
『この物語はフィクションだと思います』で始まる長めの注意書きが前振りでしかないというくらい、実在の人物だらけが登場人物であったりします。
作者の京極夏彦始め、多田克己、村上健司というような妖怪馬鹿を中心にKADOKAWAで発行している『怪』関係者、水木しげる、荒俣宏といった作家陣や編集者を中心に妖怪関係だけではなく、平山夢明などの怪談関係者など実在する人物だらけが登場して、内輪受けを狙っているのかどうかというくらいに、ひたすら馬鹿に突き進むという感じのものですね。
妖怪が実際に見えるようになってしまって、そのせいで日本が大混乱になって、馬鹿が救うというのが流れではあるのですが、その中に妖怪というのはどういうことであるのかを中心に、馬鹿知識を無駄に詰め込むだけではなく、会話から何から馬鹿は混ぜっ返さないといけないのかというくらいに、真っ当に進まないのかというくらい馬鹿で無駄なものをできる限り詰め込みましたという事になっていますね。
特撮ネタなんていうのもふんだんに入っているのですが、巨大怪獣ものがほとんどなので、私の持ち合わせている特撮知識とはずれている所にあるので、小ネタを全部拾い上げる事は出来ていないですね。
基本馬鹿で無駄なものを詰め込むだけ詰め込んでやろうという狙いでやったのかは知りませんが、よくもまぁ京極夏彦史上最長の大作となるものを、わざわざこれでやったなぁと思わずにはいられないですね(苦笑)