今日の8年ぶり HARDWIRED... TO SELF-DESTRUCT/METALLICA

スラッシュメタル四天王の一角扱いを超越し、アメリカのヘヴィーメタル界の象徴と言ってもいいバンドであるMETALLICAの『DEATH MAGNETIC』以来となる8年ぶりのオリジナルアルバムになります。

スラッシュメタル四天王という括りをされているものの、実際問題ベタなスラッシュメタル一辺倒でやってきたわけではないMETALLICAであり、スラッシュメタル原理主義者であればあるほど『MASTER OF PUPPETS』までの初期のアルバム3枚までを神格化し、世界的にヒットしたバンド名をタイトルとした通称ブラックアルバムはスラッシュメタルから逸脱し、サブジャンルの多いヘヴィーメタルという中でもスラッシュメタルというサブジャンルを捨てて括りとしてはど真ん中はヘヴィーメタルへと鞍替えしたのような扱いをされ、結構な物議を醸したらしいですが、何がきっかけでMETALLICAを聞くようになったかというと、空耳アワーきっかけな私にとってはその頃のリアルタイムの事情は全く知りません。

強いて言えば、『LOAD』『RELOAD』がこんなのMETALLICAじゃない扱いをされていたのは知っていますが、スラッシュメタルというジャンルにどっぷりつかっているわけではない私にとっては少なくとも『LOAD』の方は悪い印象はなかったりしますね、『RELOAD』は地味すぎて印象に残らないですが。

で、紆余曲折をたどって前作の『DEATH MAGNETIC』ですが、ようやっと原点回帰というかスラッシュメタル回帰をしたなぁという作品という意味では良かったんじゃないのと思ったと同時に、何も全曲大曲志向にしなくてもいいのではないかというもので、特に歌終わりのあとの付け足しというと言い方が悪いですがその部分が長くて1曲1曲の印象がなくなってしまうという個人的には勿体ない、曲によって使い分けすれば印象も違うのにというものになっていました。

スラッシュメタルという原点回帰そのものは成功したとは思っていますけれども。

で、そこから8年間の新作の空白と言う事になりますが、大物は過去のヒット曲があるわけで、それを演奏すればそれはそれで盛り上がりますし、過去作アルバム再現ツアーとかが流行っていたりもしたので、新作は期待できない状況なのだろうなぁと考えるのもそれほど不自然ではない。

とはいえ、IRON MAIDENやDEF LEPPARDのようなベテラン大物バンドもこれが最後かもしれないという覚悟を感じさせるようなアルバムを発売していたので、その流れに乗ったというわけではないでしょうがMETALLICAもアルバム発売になったと。

IRON MEIDENも最新アルバムとなる『The Book of Souls』という2枚組のアルバムを出しましたがベテランは2枚組を出したがる傾向でもあるのか、METALLICAの今作は基本2枚組、デラックス版はライブが入ったりしているボーナスディスクと言う事で3枚組という大作。

前作と違い全部の曲が大作志向ということが無くなり、全体としてスラッシュメタルの範疇、みんな大好き『Master of Puppets』な感じを彷彿とさせる曲からブラックアルバムだけではなく、それこそメタルという範疇というよりもハードコアの範疇にいれてもいいような『St. Anger』に入っていてもいいと思えるようなものまで、今までのMETALLICAの集大成を狙ったと言われれば納得するアルバムかなと。

そういう意味では楽しめるアルバムですが・・・曲数12曲ですし、無理に2枚組にしなくても良かったんじゃないの?という思いはありますね、現段階で2枚目の方に印象が残りにくい曲が多めだったりしますし。

1曲目のHardwiredはアルバムタイトルとほぼ同じと言う事もあり、挨拶代わりという感じ。

スラッシュメタルの早く叩きつけるようなギターリフこそ正義というMETALLICAの中でもスラッシュメタル要素が大好きな人は歓喜の曲ではないのかなと、曲もコンパクトで前作との違いもはっきりしていて個人的にも引き込まれましたね。



2曲目のAtlas, Rise!も引き続き速いザクザクしたリフこそ正義というスラッシュメタル、サビになって速さが増すのではなく、サビになるとテンポが遅くなってヘヴィーメタルなんだから重さこそ正義と変化するんだなって。でも何気に曲そのものよりもMVがレコーディング風景を編集している作りで、ドラムのラーズ・ウルリッヒが頭にバンダナを巻いてドラムを叩いてる姿が映るのですが、それがどこの魚屋だよとツッコみたく仕方がないんですよね。



4曲目のMoth Into FlameがいろいろとやってきたMETALLICAの集大成を感じさせる曲ですね、出だしのスラッシュメタルだなというリフから始まるものの、全体的にキャッチーでど真ん中なヘヴィーメタル曲でこういう曲ができるからこそ、スラッシュメタル四天王という範疇を超えてメガなバンドになったんだよなって思ってしまう曲ですね。



6曲目のHalo On Fireは Until It Sleeps系の曲で前半比較的にスラッシュ色の強い曲が並んでいた中でこのアルバムは単なるスラッシュメタル一辺倒ではないというか、何だかんだとそれ以降の作品も肯定的にのみ込んでいるという事なんでしょうね。



2枚目の6曲目、アルバムの最終曲Spit Out the Boneはラストらしく弾けまくり、アルバム全体で見ると浮いていないのに、変に2枚組にしたせいで2枚目では浮いているという(苦笑)



でもまぁMVを作りまくって配信しまくっていると、アルバムとしてのトータルってどうでもいいのかもと思わずにはいられない(苦笑)

3枚目のライブも良いのですが、Ronnie Rising Medleyという名のRainbowのカバーメドレーが頭に残りやすいですし、何だかんだと『Kill the King』がかっこいい!

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