今日の読書 十月は二人三脚の消去法推理/霧舎巧
私立霧舎学園ミステリ白書シリーズの7作目となる十月は体育祭の準備期間から体育祭本番にかけて起きた連続放火事件の目的と犯人捜しを消去法推理で解決するというものですね。
エラリー・クイーンの開発した消去法推理、容疑者をこの人はこういう理由から犯人では無いと消していき、だから残った人が犯人ですと指摘するというものが消去法推理というものになるのですが、それをそのまま踏襲して1人1人候補から消していくというのとは微妙に違う感じではあります。
まぁこのシリーズはタイトルで今回は本格ミステリのこのパターンですよと宣言しておきながら、そのパターンの中では変化球という感じにしているものだったりしますからね(笑)
シリーズとして毎月事件が起るからこそ、時間が経ってきているからこその展開もあったりと、楽しめる要素も詰め込んできたお話でした。

エラリー・クイーンの開発した消去法推理、容疑者をこの人はこういう理由から犯人では無いと消していき、だから残った人が犯人ですと指摘するというものが消去法推理というものになるのですが、それをそのまま踏襲して1人1人候補から消していくというのとは微妙に違う感じではあります。
まぁこのシリーズはタイトルで今回は本格ミステリのこのパターンですよと宣言しておきながら、そのパターンの中では変化球という感じにしているものだったりしますからね(笑)
シリーズとして毎月事件が起るからこそ、時間が経ってきているからこその展開もあったりと、楽しめる要素も詰め込んできたお話でした。