今日の読書 横濱エトランゼ/大崎梢
横濱の関内というピンポイントなタウン誌『ハマペコ』の女子高生アルバイトが、横浜の歴史や、暮らしている人々の想いなどを中心とした日常の謎に迫るといった連作短編になります。
関東大震災で消失してしまった建物など古くからの横浜に関するネタが多めというのもあり、全体的に狙ってレトロ感満載になっています。
タイトルが『横濱エトランゼ』ですが、それぞれの短編のタイトルが『元町ロンリネス』『山手ラビリンス』『根岸メモリーズ』『関内キング』『馬車道セレナーデ』と80年代くらいのポップソングにありそうですよね。
日常の謎系のミステリという風に私は読みましたが、謎という要素を重視しないで日常の小説としても読めますし、恋愛小説として読んでも何も問題はないでしょうね、良い意味で間口の広い作品、横浜に詳しい人はもっとピンポイントに楽しめるかもしれないですね。
どうでもいいですが、関内はキングと続くよりもデビルの方が落ち着きがいいというか、耳にしまくっているというか。
関東大震災で消失してしまった建物など古くからの横浜に関するネタが多めというのもあり、全体的に狙ってレトロ感満載になっています。
タイトルが『横濱エトランゼ』ですが、それぞれの短編のタイトルが『元町ロンリネス』『山手ラビリンス』『根岸メモリーズ』『関内キング』『馬車道セレナーデ』と80年代くらいのポップソングにありそうですよね。
日常の謎系のミステリという風に私は読みましたが、謎という要素を重視しないで日常の小説としても読めますし、恋愛小説として読んでも何も問題はないでしょうね、良い意味で間口の広い作品、横浜に詳しい人はもっとピンポイントに楽しめるかもしれないですね。
どうでもいいですが、関内はキングと続くよりもデビルの方が落ち着きがいいというか、耳にしまくっているというか。